企業の内情をどこまで公開するべきか――? 求職者への情報の伝え方 求職者から人材紹介会社に対して、「企業の内情、雰囲気などを教えてほしい」という希望が寄せられることがある。たしかに転職サイトなどの記事や求人票を見ただけでは分からない情報だ。表面的には良い会社でも実は問題があるという企業は、あらかじめ避けておきたいと...
人事マネジメント「解体新書」第42回 ベンチャー企業に学ぶ人材戦略(前編:解説) ~組織を“ベンチャー化”することで、人は成長していく バブル崩壊後、日本を牽引してきた大企業が成長戦略を描き切れなくなっている。一方、成長著しいベンチャー企業は元気だ。何より、働く人のモチベーションと行動力が段違いだ。いったい、この違いを生むものは何なのか?
転職のためのツールがいつしか目的に―― 留学で身につけた「英語力」を活かしたい求職者 キャリアアップを目指して勉強したり、資格をとったりする人は多い。そんなキャリアのための努力の中でも、一生における大きな「ターニングポイント」になるのが「留学」だろう。社会人の場合、企業からの派遣というケース以外は、会社を辞めるか休職しなくてはならない...
人事マネジメント「解体新書」第41回 「外部プロ人材(IC)」を有効活用する方法(後編:事例) ~雇用を伴わない「IC」活用のポイントとその具体例を見る リーマンショック以降、厳しい経営環境が続く中にあって、人材をいかに有効活用していくかが、企業経営の大きなカギを握るようになってきた。事実、雇用形態の多様化を進め、外部の専門性の高いプロ人材を活用するケースが増えてきている。そして近年、その一形態である...
人事マネジメント「解体新書」第40回 「外部プロ人材(IC)」を有効活用する方法(前編:解説) ~「雇われない、雇わない」働き方=「IC」への期待とその効果 リーマンショック以降、厳しい経営環境が続く中にあって、人材をいかに有効活用していくかが、企業経営の大きなカギを握るようになってきた。事実、雇用形態の多様化を進め、外部の専門性の高いプロ人材を活用するケースが増えてきている。そして近年、その一形態である...
同業他社に転職するか、自社に留まるか―― 条件によって変わる、求職者の会社選び 世界景気の先行きは不透明だが、足元では売上が伸び、業績が改善している業種もあるようだ。採用を極端に控えていた企業のなかにも、必要に迫られて増員に転じるケースが出てきている。しかし、欲しくなったからといってすぐに人材を採用できるとは限らないのが「中途採...
いつまでも「紹介」できるとは限らない 人材紹介会社と企業のシビアな関係 人材紹介会社が企業に人材の「紹介」を行うには、まず企業と契約を結ばなくてはならない。一般的には、紹介料や守秘義務などを定めた書類を取り交わすが、企業は何社もの人材紹介会社と契約することも珍しくないので、負担と感じる場合もあるようだ。人事担当者が交代し...
「嘘も方便」とは考えられない、求職者の心情 転職活動中は誰でも神経質になりがち。一生のうちにそう何度も経験することではないから、不安になったり細かいことが気になったりする。イライラしている状態、さらには普段の判断力を失った状態で転職先を決めてしまい、後で冷静になってから後悔する…というケースも...
慎重に行いたい「第二新卒」の転職相談 かつては「石の上にも三年」と言われたものだが、「第二新卒」という言葉が定着した頃から、自分に合わない環境で長く我慢するのは時間の無駄…と考える人が増えているようだ。しかし、人材紹介会社は基本的に「キャリアを活かした転職」を支援するシステム。新入社員の...
安定志向の人ばかりではない 将来の夢の実現に向けて、転職先を選ぶ人材 「定年まで同じ会社で働きたい」と考える新卒社員が多くなるなど、仕事に安定を求める人は確実に増えている。そんななか、「どうせ安定が得られないなら自分のやりたいことをやろう」と考える人が転職の現場でもみられるようになってきた。
慣れ過ぎも問題? 紹介会社のコンサルタントに逆提案する求職者 転職に際して、人材紹介会社を利用する人の割合はまだ少ない。徐々に増えつつあるが、求人サイトや転職情報誌を見て、自分で企業に履歴書を送る人の方が多いだろう。もっとも、人材紹介会社を利用して転職を何度も経験した人がいないわけではない。その多くは「紹介会社...
実は不安の裏返し? 採用条件に細かい外国人求職者 日本で働く外国人が増えているが、それに伴って、国内で転職するケースも増えてきている。転職に際しては、外国人は人材紹介会社をよく利用する。その割合は、日本人よりも高いかもしれない。もともと海外では、日本に比べて人材紹介の普及率が高く、外国人が利用するこ...
「数字」だけがすべてではない 売上目標以外で評価してもらいたい人材 会社の売上を伸ばすのが営業の仕事。もちろんそれは分かっているが、あまりにも数字のノルマが厳しいと、心身ともに疲れ果ててしまうこともある。そんな時、どういう会社への転職を考えるのだろうか――。
不況時に、あえて転職すべきか悩む人材 ~転職にはタイミングが重要~ 就職、転職には「縁が大事」とよく言われるが、「タイミング」もそのひとつだろう。仕事内容や社風など、自分と相性が良いと思われる企業でも、ちょうどよいタイミングで人材を募集していなければ、縁がなかったということになる。そして、採用にはその時の景気が大きく...
人事マネジメント「解体新書」第33回 今日的な「要員計画」の考え方と実践方法(後編) ~適正な「要員計画」の視点を持ち、一律のマネジメントから脱する 経営の多様化、グローバル化が進展する現在にあって、差別化要因としての「ヒト」の重要性が一段と重要になってきた。どのような観点から、「要員計画」をどう進めていけばいいのaだろうか。「前編」では、その前提となる「要員調査」について、解説していく。
人材紹介会社の実情は──? 本当の「キャリアチェンジ紹介」は可能か 本格的な少子高齢化社会の到来、環境を重視するエコ経済への転換…。働く人々を取り巻く社会や経済の状況は急速に変化している。当然、新しい時代に見合った仕事や勤務環境を求めて転職しよう、という人も増えていくだろう。そんな転職希望者の期待に人材紹介会社も応え...
対外的なイメージを考慮 書類選考に写真が必要な「あるポジション」 海外、特に欧米では人材採用に際して写真を求めることを禁止している国も多い。写真を見れば人種や性別、だいたいの年齢などが分かってしまうためだ。いわゆる就職差別をなくすためには写真はない方がよい、という考え方である。応募書類にも年齢(生年月日)や性別、人...
人事マネジメント「解体新書」 第30回 「タレントマネジメント」の時代(前編) ~ポストHRM・HCへ。いま、多様な人材の適切な配置・活用が求められている 人事マネジメント「解体新書」 第30回 「タレントマネジメント」の時代(前編) ~ポストHRM・HCへ。いま、多様な人材の適切な配置・活用が求められている
「損か得か」は考えない 好きな業界に関わり続けたい人材 新卒で就職活動をする際、多くの人がまずは「どんな業界で働きたいか」を中心に考えるのではないだろうか。日本の新卒採用は総合職採用が主なので、入社後に配属される部署や職種は、企業側が適性を見て判断するケースがほとんどだ。しかし、就職して一定のキャリアを積...
紹介ゼロから一転 景気回復の波に乗ったキャリア人材 薄日が射してきたかな…という感じもある世界経済。景気が本格的に回復してくると、人材紹介業界でもそれを実感できる傾向が現れる。「マネジャー、管理職を募集する企業が増える」ことだ。特に外資系企業では、不況になると年収が高い人材から人員削減の対象になったり...