優良企業の人事責任者、有識者、
プロフェッショナルなど各界のリーダーが人事の未来や
人・組織・事業の成長を考える。
8月2日(金)開催の「HRカンファレンス 2024 夏」にて対面形式の会合を実施しました。
詳細はこちら経営の要となる、人・組織。日本企業がさらに成長するために、人事パーソンはどのようなアプローチで人・組織を強化すべきでしょうか。
『日本の人事部』は企業や産学の枠を超えて、社会に提言を届ける「HRラウンドテーブル」を構想しました。各HRテーマにおける有識者やHRソリューションのプロフェッショナル、そして日本を代表する企業の人事リーダーが、知見を共有し、議論を重ね、日本企業全般に資する解を探ります。3者がたどり着いた見解に『日本の人事部』が蓄積する知見を併せ、未来を見据える人事パーソンに資する情報を発信していきます。
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リスキリング
職業能力の再開発、再教育のこと。『人材版伊藤レポート』では、人的資本経営を実現する共通要素の一つとして取り上げられ、政府も「人への投資」に資金を投入する方針だ。
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採用戦略
求職者のキャリア観の変化、人材不足、メンバーシップ型からジョブ型・スキルベース型への変化などの影響で、企業の採用のあり方も変革していかなければならない。
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ウェルビーイング
身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味し、「幸福」と翻訳されることも多い。企業には、従業員のウェルビーイングを高めてパフォーマンスを向上させることが求められている。
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キャリア自律
企業や組織に依存するのではなく、個人が自身のキャリアに向き合い、主体的にキャリアを開発していくこと。個人のキャリア自律支援に取り組む企業が増えている。
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人的資本経営
従業員を資本と捉えて積極的に投資し、その価値を最大限に生かすことで、企業価値を高めていく経営手法。2023年の3月決算から、該当企業に対して人的資本情報の開示が義務化された。
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人材開発
現代では、変革や問題解決に向けて素早く適切な判断を下し、行動に移せる自律的な人材を育てなければならない。そのためには、どのようなOJTやOff-JTが必要かを考えることが重要だ。
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DE&I
D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)に、エクイティ(公平性、公正性)の概念が加わったもの。社会構造格差を是正するため、個人のスタート地点の違いに着目した取り組みが企業に求められている。
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組織開発
組織内に属する人たちの関係性を高め、組織パフォーマンスを最大限に発揮させること。個人にフォーカスした人材開発とは異なり、組織内の信頼関係を強化することを目的としている。
前身:日本の人事リーダー会
『日本の人事部』では、2011年から2014年の間、少人数開催型勉強会の『日本の人事部』「HRクラブ」を開催してきました。2014年には、HRクラブで集積された知見を基に、より経営に近い観点から、さらなる日本企業の人・組織の活性化、次世代の育成に向けた新たなアクションへとつなげていくべく、「日本の人事リーダー会」を発足。2023年までの間、人事エグゼクティブの方々同士が学び合い、情報を共有し、『日本の人事部』を通じて全国の企業へ提言を発信していく機会として、日本全国の「人事」をけん引していく役割を果たしていました。
この取り組みを拡大し、人事リーダーの皆さまに加えて、研究者・有識者、HRソリューション企業のプロフェッショナルの皆さまとも共同で、人事の未来を考え、さらなる日本企業の成長につなげるべく、2024年、HRラウンドテーブルをスタートさせるに至りました。