邂逅がキャリアを拓く【第3回】 データサイエンティストとの邂逅 人事にとって「データサイエンティスト」は、採用における鬼門と言っても過言ではないでしょう。そもそも母集団が少ないところに、高額の報酬を打ち出す大手企業が相次ぎ、争奪戦の様相を呈しています。
酒場学習論【第40回】 焼酎割り材文化と、人事部の進化 今回は人事という組織について考えてみます。会社創業の瞬間から人事部がある企業はまずありません。しかし、会社ができるとすぐに採用と給与という業務が発生します。特に会社創業期の採用は重要なテーマですから、経営者が専管事項として進めることになります。
松元健二さん: 脳科学の視点から考える、社員の「主体性」の育み方 活躍する人材の要件の一つとして挙げられる「主体性」とは、そもそもどんなものなのでしょうか。また、社員の主体性を引き出したり、組織の中で主体性を持つ人材を増やしたりすることは可能なのでしょうか。玉川大学 脳科学研究所教授の松元健二さんにうかがいました。
職場のモヤモヤ解決図鑑【第81回】 上司に振り回されないための「ボスマネジメント」とは? 上司に振り回される状況を部下が改善するために有効な「ボスマネジメント」。言葉の意味や、メリット・デメリット、部下が知っておくべき上司の「七つの役割」について解説します。
「パーパス経営」の肝どころ――インボルブメントをいかに高めるか(パーソル総合研究所) 近年の企業経営の重要なキーワードとして「パーパス経営」が浮上している。パーパスとは、「企業の存在意義」ともいえる指針であり、企業が何のために事業を営んでいるのかを示すものだ。パーパスと銘打たずとも、企業理念やミッションといった経営の大目的に改めて向か...
キャリアの相談には、もっと「提案」機能が必要ではないか(リクルートワークス研究所) 「なぜキャリアコンサルタントに相談が来ないのか」、人事の方からこうした質問をされることがあります。キャリア自律が標榜されて久しく、職業生活において個人で考えなくてはならないことが増えました。こうしたなかで、キャリアの相談対応にはもっと「提案する」機能...
吉田満梨さん: 優れた起業家が実践する「エフェクチュエーション」 不確実性の高い時代にイノベーションを起こすための仕組みとは ビジネスの現場では、目標を設定し、そこから逆算して必要な手段を取ることが一般的です。しかしなかなか目標が定まらない、市場にどの程度ニーズがあるのかを正確に把握するの困難、というケースもあります。そこで注目したいのが、「エフェクチュエーション」です。
タナケン教授の「プロティアン・キャリア」ゼミ【第51回】 2024年は、キャリアオーナーシップ経営で生産性と競争力を向上させる! 2023年は、人的資本経営、キャリア自律、リスキリングが注目された1年でした。2024年は、これらに企業現場でより具体的に取り組んでいく実践の1年となります。人的資本経営、キャリア自律、リスキリングをつなぐのが、「キャリアオーナーシップ経営」です。
人事ケーススタディ(その4):人材育成の思想に適用した、精緻なロジック! 有賀 誠のHRシャウト! 人事部長は“Rock & Roll”【第47回】 愛と情熱をもってお客さまや社員や任務にあたる“Warm Heart”。冷静かつ論理的な思考によって戦略を構築し、施策を実行することを指す“Cool Head”。対極にあると考えられる二つのリーダーシップ要素をいかに両立させるのか――。
三菱重工業株式会社: 「HRから変わって、HRが変えていく」が合言葉 経営戦略と人事施策を連動させた、三菱重工業のHR部門大改革 「管理」主体の人事から「戦略」主体の人事へ。三菱重工業(MHI)も、経営戦略・事業戦略と連動したHR戦略の立案と実践が求められていました。そのためには、まず「HR部門の変革が必要ではないか」と考えた同社では、HR部門の大改革を推進しています。
人材戦略におけるリスキルのポイントと実践例(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 人的資本経営を世に広めた「2020年公表の人材版伊藤レポート」において、人的資本経営の実現に向け、経営陣に期待される役割・アクションとして「経営戦略と連動した人材戦略の策定・実行」が挙げられています。同レポートは人材戦略に求められる「3つの視点と5つ...
若手社員研修のテーマ・種類・選び方~全国のソリューション企業一覧~ 若手社員研修は、一般的に入社3年目くらいまでの社員を対象に行う研修のことをいいます。新入社員の時期に基本的なビジネスマナーやコミュニケーションスキルを学んだうえで、より高度なスキルや知識を身につけるために行われます。それぞれの企業が必要とするスキルは...
邂逅がキャリアを拓く【第2回】 日本の人材開発列島化構想 一部の地方が元気です。島根県隠岐の島の海士町、そして、北海道十勝の浦幌町。共通するのは、離島、過疎の町という条件を逆手にとって、大自然の恵みや一次産業に懸命に向き合う地元民のたくましい生命力を活かした、人材開発プログラムを展開している点です。
原 昌登さん: いま人事が押さえておくべき「ハラスメント」に関する法律とその対処方法 近年整備が進むハラスメント関連法規の現状、企業が対処すべきポイント、ハラスメントが起きてしまった場合にどう動くべきなのかなどについて、労働法やハラスメントの問題に詳しい、成蹊大学 法学部 教授の原 昌登さんにうかがいました。
リスキリングを促進するために企業が考えるべき視点(マーサージャパン) 多くの企業はリスキリングの必要性を認識し始めているものの、その取り組みはまだ緒に就いたばかりである。本稿では、企業がリスキリングを促進するにあたり乗り越えなければならない課題とその対応として考えるべき視点について述べていきたい。
研修教材生成AIの衝撃~AIが教える未来! 企業における研修教材生成の新時代が到来~(第一生命経済研究所) 近年、生成AIを用いて研修教材の草案を作成できるようになってきている。研修の目的や内容に合わせた教材の草案をAIは短時間で作成することが可能だが、完璧な教材をAIのみで完結させることはまだ難しい。研修教材生成AIの現状を概観し、その価値について述べる...
タナケン教授の「プロティアン・キャリア」ゼミ【第50回】 管理職から「グロース・マネジャー」へ:人的資本経営時代の役割転換 人的資本経営時代に求められる管理職の役割「グロース・マネジャー」を取り上げる理由は、人的資本経営の実現にとって管理職の役割を明確にすることが重要だからです。しかし、管理職の方々にこれからの役割を伝え、理解・実践してもらうことは容易ではありません。
味の素株式会社: 従業員のWell-beingに寄り添い、志の実現へ 味の素が取り組む「人を大切にする」包括的支援 働きやすい環境や福利厚生の充実は、従業員が安心して働く上で大変重要ですが、方向性を誤ると、働き手の積極性や主体性を損ね、組織への依存を招く可能性があります。どうすれば従業員のチャレンジを後押しし、キャリア自律や働きがいの実現につなげられるのでしょうか...
労働市場の未来を予測する~人手不足下で賃金は上昇し、日本経済の高度化が進む(リクルートワークス研究所) 現代日本において、生涯でより多くの収入を得たいと思った時、どうすればいいか。実は“賃金”は2023年だけではなく、ここ10年ほどしっかりと上昇している。足元で広がる賃金上昇が経済にとってどのような意味を持つかを考えるなかで、労働市場の未来を予測してみ...