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メンタル不全者の処遇について

当社の間接部門の管理職で成果が出ないため一念発起を期待して子会社に出向させましたが、慣れない営業職をすることになりかえって意欲が保てずやる気を失った者がおります。本人の意識改革を期待して面接を行いハッパをかけましたが効果なく、業務に支障をきたすようになりました。そして新年度の年俸更改ではこの状況を評価せざるを得ず3ランクダウン(約10%)の提示をいたしました。これに対し本人は希望した異動ではなく、慣れない仕事で苦悶していることに対し面接でさらにプレッシャーをかけられ、また連日に及ぶ長時間勤務(平均残業80時間)でうつ状態になり精神科の治療を受けている状態である。メンタル不全の責任は適切に対処しなかった会社にあり、10%にも及ぶ年俸ダウンは不当であると主張しております。子会社での長時間勤務は彼だけでなく他の社員も同様に頑張っておりますがメンタル不全者は出ておりません。年俸更改で10%のダウンはあまりありませんが(通常は1ランク、3%程度)彼の仕事の成果からして妥当であると判断しております。彼のメンタル不全に気がつかなかったこと。精神科通院をつかんでいなかったことは会社としても反省すべき点はあるかと考えますが、この様にメンタル不全者に対してその成果をもとに厳し評価をすることの妥当性についてご意見をいただきたくよろしくお願いいたします。

投稿日:2008/05/13 23:16 ID:QA-0012336

トントンさん
兵庫県/公共団体・政府機関(企業規模 6~10人)

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答1

プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、異動の件に始まり、長時間労働メンタルヘルスの悪化・低評価による減給と複数の問題が重なり合い大変込み入った事情が伺えます。

従いまして、限られた情報の下で具体的な結論を安易には出せませんが、問題を考える上で重要なポイントを挙げさせて頂きますと‥

・まず、異動に関しましては会社の人事裁量権が広く認められてはいますが、文面から見ますと明らかにミスマッチの配置であったように伺えます。間接部門と営業職では業務内容に大きな差がありますので、一念発起を期待するといった程度の理由で異動させたことは法的問題が無いとしても適切では無かったと受け止められても仕方ない面があるでしょう。こういったケースでは成果が出なかった理由を探る為にも本人との面談で十分話し合った上で状況により同部署内に配属のままで評価を下げる等の対応をすべきだったというのが私共の見解です。
・急の異動や長時間勤務の常態化(平均残業80時間)がうつ病発症に影響している可能性は高いものと思われます。そうなりますと医師の診断書を提出して貰い労災申請等適切な措置を採るべきです。評価が低いから十分なケアをしないというのは通りません。業務災害の認定は労基署が判断しますので現段階では何とも申し上げられませんが、仮に会社が何ら対応しなければ本人感情を悪化させ、今後の病状如何によっては会社の安全配慮義務違反を理由に損害賠償請求の訴えを起こされる事もありえます。
・成果への評価を下すのは基本的に会社の任意事項といえますが、成果が下がった原因が文面のような職場環境の悪化にあるとすれば、評価自体の妥当性に疑問が生じることは避けられないでしょう。業務起因によると思われる体調不良があるにもかかわらず、改善策を採らずに勤務を続けさせ、パフォーマンスが上がらない・評価が良くないから減給やむなしというのは相当無理のある主張といえます。

今の状況でまず会社が行なうべきことは、評価の妥当性云々を考える以前に何よりも本人の健康回復を支援することです。

当面の対応としましては、まずはメンタルヘルス状況を把握した上で誠意を持って本人と話し合いを行ない、医師の意見等を踏まえ休職や勤務負担の軽減等も視野に入れながら善処していくべきです。

投稿日:2008/05/14 01:24 ID:QA-0012337

相談者より

丁寧な回答ありがとうございました。質問ですべてを述べられない裏側の状況もあるのですが、幹部社員であるが故会社として厳しすぎる対応をしてしまったのではないかとも感じております。ご指摘のように本人の回復を前提に医師の意見も聞き(この点会社としてもメンタルヘルス対応の仕組みが不十分と反省しております)誠意をもって対処させていただきます。ありがとうございました。

投稿日:2008/05/14 22:27 ID:QA-0034939大変参考になった

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回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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