坂野慎二さん 「日本版デュアルシステム」はニート対策になり得るか 若者を取り巻く雇用の状況は依然として厳しく、失業率や離職率の高さ、フリーター・ニートの増加などが社会問題となっています。厚生労働省は2004年4月から、そうした問題の対策の一つとして「デュアルシステム」をスタート。今後、このシステムを企業主導にしてい...
アサヒビール株式会社: 制度改革に「血をめぐらせる」地道な方法論 2004年から管理職、2005年からは一般社員の人事制度の改革を始めた、アサヒビール。顧客のニーズが日々変化する中、それに対応するために社員自身も変わっていかなければならない。同社の人事部でプロデューサーを務める柴田氏は、仕事のやり方、物の考え方を変...
株式会社バンダイナムコホールディングス:経営統合から「融合」を目指していく人事制度づくり 2005年9月に経営統合したバンダイとナムコ。その共同持株会社として設立した、バンダイナムコホールディングスで、人事制度やグループ・カルチャー作りに携わる同社人事部の林氏。文化が違う企業同士、最初はどこで折り合いをつけたらいいのか、難しいバランスを求...
経営者・人事の視点で取材!業界の傾向と対策 内定者フォローの現状と教育ツールの選び方 『日本の人事部』編集部が取材した、人事サービス、人材ビジネスの最新製品、サービス情報。サービス選びから、導入時の注意、活用の仕方までご紹介する。
ソニー株式会社: 「自由闊達な社風」を学生に伝えていく戦略 ソニー入社以来、10年間、ずっと人事部の仕事に携わってきた日置氏。11年目の現在、採用部で新卒の採用担当を行い、学生に「ソニーの良さ、ソニーらしさ」を伝える努力をしていると言う。また人事制度についても、今後に向けての新しい施策や現場を巻き込んだ制度作...
株式会社吉野家ディー・アンド・シー:「店舗が原点」を貫いていく人材戦略 2年前に、アメリカ産牛肉の輸入禁止で、牛丼販売の中断を余儀なくされた吉野家。しかしその後、新メニュー開発を中心に全社一丸となって取り組みを進め、新しい環境へ対応しようとしている。また、「人材育成最重点主義」を掲げ、後に続く若手の採用につながるように、...
谷口真美さん 日本企業が生き残るための「ダイバシティ・マネジメント」 早稲田大学大学院助教授の谷口真美さんは、企業が「変化」と「スピード」と「人口減少」の時代を乗り切るためには、新しい人材を登用するだけでは不十分で、新しい人材を生かす経営こそが必要だと説きます。それは「ダイバシティ・マネジメント」の経営にほかならないと...
薄井ゆうじさん 「新会社法」で起業して成功する社長、失敗する社長 今年5月から新しく「新会社法」が施行され、誰でも資本金1円でも簡単に株式会社がつくれるようになります。しかし、「なぜ会社をつくるのか」「会社をつくるとはどういうことなのか」が、現在ほど問われている時代もないでしょう。薄井さんに改めて、会社をつくるとい...
玄侑宗久さん 「禅」の智慧が生きることを楽にする 雇用の不安定、生活格差なども言われ、何となく将来に不安を感じる人が多い世の中です。新年を迎えても、これからどんなふうに生きていくか、働いていくのか、何の展望も持てないという人も少なくないでしょう。芥川賞作家にして禅僧である玄侑宗久さんが、禅の考え方を...
全日本空輸株式会社:「異質」をプラスに、外の活力で企業変革 顧客が求めるニーズに、常に対応するためには社員も現状を変えていく意識を持たなくではならない──。全日空人事部で人材開発を担当する上野氏は、社員の意識を変えるためには外部からの刺激が必要だと言う。他社での社会人経験を持つ人材をキャリア採用し、異なる企業...
戸瀬信之さん 2006年から大学生の「学力低下」が劇的に進む 戸瀬教授は「ゆとり教育が日本の社会・企業に及ぼす影響はこれからますます深刻になっていく」と警鐘を鳴らしています。学力低下と教育格差の広がりが社会に及ぼす影響についてうかがいました。
原ひろみさん 2006年に「高卒採用」は復活するか 労働政策研究・研修機構研究員の原ひろみさんは「将来の人材育成や技能継承を見据えて高卒者を採用する企業と、そうでない企業に二分化してきている」と分析しています。原さんは今年春、高卒採用の現状と将来について研究した結果を報告書にまとめています。これから「...
株式会社長谷工コーポレーション:バブル清算から「適材育成」で攻める人事 バブル崩壊を乗り越え、再建を果たした長谷工コーポレーション。同社の「人事企画」チームのチーフとして、制度の企画や運用に携わる藤村氏は、これからの人事部門には「経営の一翼を担っている」という意識を持つ必要があると言う。現在取り組んでいる、人件費ポートフ...
竹田圭吾さん 小泉首相は歴史に残る「人事の天才」か 持論の「郵政民営化」を公約に掲げ、先の総選挙で大勝した小泉純一郎首相。その政治手法はさまざまなしこりも残しましたが、欧米メディアは彼こそ日本の歴史的改革者との見方を強めたようです。その理由に「古いしがらみを断ち切った」ことをあげます。「人事の天才」と...
ローソンHRステーション:「考えながら変わっていく」人事制度 ローソンに入社する前は鉄鋼メーカー、製薬企業で働いていた経歴を持つ三隅氏。仕事の業態は違えど、「人」の果たす役割の大きさを強く感じたと言う。現在は同社で人事を統括する立場として、社員教育の徹底と人事制度の改革に着手。コンビニ業界でさらなる発展をしてい...
NECラーニング:女性のための職場環境づくり 女性総合職4期生としてNECに入社した原田氏は、入社以来ずっと人事畑を歩み、現在はNECラーニングで教育研修を担当。若手への教育に対する考え方や、人事部の仕事をしていく中で、自身が向上するためにどんな意識が必要か、また、同社の「女性が働きやすい職場環...
岸宣仁さん 日本経済を支える「100年企業」の秘密 企業が世の中の移り変わりに乗り遅れず、時代を越えて生き延びていくことは並大抵ではありません。でも今の日本経済を根幹で支える企業を見てみると、その多くはメディアを賑わす六本木ヒルズ系の企業などではなく、創業1世紀以上を刻んだ「100年企業」であることに...
サッポロビール株式会社:「社員=お客様」志向 今回インタビューを受けていただいたサッポロビール人事 総務部の生方氏は、今年3月に異動してきたばかり。初めての人事業務を通して、同氏は何を考え、感じたのか。また、同社の人事部のあり方とは──?
山田真哉さん ビジネスマンなら「数字のセンス」を磨こう! 数字が苦手な人でも、すらすらと楽しんで読める「会計学」の本『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社新書)。すでに90万部(8月現在)を突破し、新書ではおそらく、今年最大のベストセラーとなる勢いです。著者の山田真哉さんは「数字のセンスを磨くことは誰に...