海外子会社との出向契約について
皆さまのお知恵を拝借したく投稿いたします。
<登場会社>
親会社A(日本)、海外子会社B、国内子会社C(SIer)
<前提>
・Bにて3年後海外でのSI事業を展開をすべく外国籍契約社員数名(情報系学部今春卒の学生)採用
・しかしBには育成するSIノウハウ、人材がないため、採用後"すぐ"Cへ出向させる(技術習得目的)
・Bでの契約期間は1年更新、出向契約も1年更新予定(語学とIT研修1年、実地研修2年の最大3年)
・Cへの出向後、半年程度採用国で日本語研修とIT基礎研修を外部で受けさせる
(ビザ申請に時間がかかる点と、語学とITの基礎は母国語で習わせたいため)
・その間の給与はBから現地給与で支給。Cは給与分を出向分担金としてBに支払う
・Cはその間に技術ビザの取得準備
・半年の研修後・ビザ取得後来日させる。
・来日後の給与は日本のC水準。給与は100%Cが負担。
・日本でC社の教育を施したのち、3年後採用国で正社員採用
・上記は採用前にしっかり説明し、了承を得てから採用
<ご相談>
上記前提で進めた場合、法的に問題ないでしょうか?
ノウハウと資本力で余裕のあるCに育成過程は任せたいと思ってますが、
採用後すぐに採用国にて拠点を持たないCに出向させる点など気にしています。
以上、よろしくお願いいたします。
投稿日:2016/01/16 18:28 ID:QA-0064880
- volvo945さん
- 海外/HRビジネス(企業規模 101~300人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、出向に関しましては法的に明確な定義はなされておりません。一般的には人事交流や研修等の目的で関係性の深い会社間で行われるものと解されています。
文面内容を拝見する限りですと、そうした目的に沿っているものといえますし、Ⅽにすぐ出向となる件に関しましても明確な理由が存在する事、3年後には出向元の採用会社への復帰が決められている事、そして事前に内容を全て説明の上当人の同意を得て採用する事からも特に問題はないものと考えられます。
投稿日:2016/01/18 23:01 ID:QA-0064898
相談者より
ご回答ありがとうございました。
客観的なご指摘をいただき、私のなかでも整理できました。
投稿日:2016/01/19 18:50 ID:QA-0064918大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
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