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目標管理シートの有効活用

目標管理シートの運用を開始したのですが、これを今後どのように有効活用しようか迷っています。
人事情報として、例えば本人の異動や上長の異動の際に引継資料としたり、
中身を分析することによって評価制度の改定に活かしたりできるのではないかと考えております。
その期間の評価の為だけではなく、各社がどのように活用されているのか、
教えて頂けませんでしょうか?

投稿日:2005/10/25 09:27 ID:QA-0002384

人事担当さん
東京都/情報サービス・インターネット関連(企業規模 5001~10000人)

この相談に関連するQ&A

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答4

プロフェッショナルからの回答

新島 哲
新島 哲
新島労務管理事務所 所長

目標管理シートの有効活用

評価以外の使い方についてお話しします。まず、本人のやるべきこと、優先順位を決めるのに有効でしょう。使える時間は限られており、その範囲内で結果を出さなければいけません。よって何を重点的にやらなければいけないか、それを示すものとして目標管理シートを活用できます。逆に言えば、本人の希望や会社の一方的な押し付けではなく、会社の方針に基づいて上司と本人が討議して作るべきでしょう。

また、教育ツールとしても目標管理シートは活用できます。目標管理と言いいますと賃金決定のツールとして論じられることが多くありますが、実は教育ツールとしても非常に有効です。評価をする際にできていること、できていないことを明らかにする、その理由を追求することにより、本人に足らない部分を知ることができます。そこを教育することにより、従業員の仕事力を向上させることができます。

折角手間をかけて目標管理ツールを作るのであれば、単に作ってみる、評価だけに使うのではなく、「仕事の進め方」「教育」というテーマでも活用し、社内を活性化させてはどうでしょうか。

投稿日:2005/10/25 09:47 ID:QA-0002386

相談者より

ご回答ありがとう御座います。
過去の人事情報の一つとして、蓄積していくことによりどのように活用できるかについてもお伺いできませんでしょうか?

投稿日:2005/10/25 10:02 ID:QA-0030951大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

斉藤紀夫
斉藤紀夫
有限会社ライフデザイン研究所 代表取締役

目標管理シートの活用

あるクレジットカード会社では、目標管理の目的を「上司と部下のコミュニケーション」においています。
年2回、上司と部下が目標管理シートをつかって、Plan-Do-Seeというマネジメントサイクルの「See、振返り」をきちんと行うことにより、コミュニケーションを向上させています。
結果だけでなく、結果に至るプロセスをきちんと話し合い、納得・信頼を感じる関係作りをしています。

投稿日:2005/10/25 10:27 ID:QA-0002391

相談者より

 

投稿日:2005/10/25 10:27 ID:QA-0030953大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

新島 哲
新島 哲
新島労務管理事務所 所長

人事情報の蓄積

ご質問に関しまして再度お答えいたします。

人事情報としては、過去の功績を昇進や懲戒の際に参考する際に活用できると思います。但し、その為には目標設定がきちんとされており、その評価内容は本人にきちんとフィードバックされているということが必要になります。上司の主観や恣意的な内容になっていますと正しい情報が残せなくなりますので要注意です。

投稿日:2005/10/25 10:48 ID:QA-0002394

相談者より

 

投稿日:2005/10/25 10:48 ID:QA-0030954大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

この回答者の情報は非公開になりました
 

目標管理の考え方

目標管理を人事制度システムとして考えるだけでなく、経営管理システムとしても考えることをお勧めしています。

目標を、全社目標→部門目標→個人目標と展開し、個人目標が経営と関わっていることを認識させます。
その上で、個人目標を達成するためにはどのような行動をしなければならないのか、どのような能力を身につけなければならないのかを考えさせます。
「能力→行動→成果」の流れを把握することが肝要と考えます。

参考になさって下さい。

投稿日:2005/11/10 15:56 ID:QA-0002647

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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