労働市場の未来を予測する~人手不足下で賃金は上昇し、日本経済の高度化が進む(リクルートワークス研究所) 現代日本において、生涯でより多くの収入を得たいと思った時、どうすればいいか。実は“賃金”は2023年だけではなく、ここ10年ほどしっかりと上昇している。足元で広がる賃金上昇が経済にとってどのような意味を持つかを考えるなかで、労働市場の未来を予測してみ...
中外製薬株式会社: 従業員を起点とした施策でキャリア自律を支援 「個を描き、磨き、輝かせる」中外製薬の人財マネジメント方針とは 日本トップクラスの医療用医薬品メーカーとして存在感を発揮し、安定成長を続ける中外製薬。2030年に向けた新たな成長戦略としてTOPI2030(2030年トップイノベーター像)を策定し、世界最高水準の創薬の実現や先進的事業モデルの構築を目指して、成長戦...
花王株式会社: 介護当事者との対話を基に「制度拡充」「風土醸成」を実現 花王が実践する「仕事と介護の両立支援」とは 仕事と介護の両立支援において、花王株式会社は「当事者の声を聞くこと」と「社員への啓発活動」が、とりわけ重要だといいます。周囲に相談しづらく、実態の見えにくい介護について、社員の声をどう拾い、支援制度の整備や認知を推進してきたのかを聞きました。
男性の育休取得の現状-「産後パパ育休」の2022年は17.13%、今後の課題は代替要員の確保や質の向上(ニッセイ基礎研究所) 「産後パパ育休」が創設された2022年の民間企業の男性の育休取得率は、過去最高の17.13%にのぼる。本稿では、2025年に男性の育休取得率30%との政府目標に向けた、今後の課題である「代替要員の確保」や「質の向上」についてまとめる。
平松浩樹さん: 変革の起点は常に「従業員の声」 HRBPとして培った現場・経営との関係性を軸に富士通の戦略的人事をリード 巨大組織・富士通に新たな働き方を根づかせる原動力となり、「HRアワード2023」企業人事部門 最優秀個人賞に輝いた、CHROの平松浩樹さん。現在は新たな中期経営計画に基づく戦略的人事をリードし、人材ポートフォリオの見直しも大胆に進めています。これまで...
米国におけるフレキシブルワークの拡大(リクルートワークス研究所) コロナ禍に入った2020年4月から12月、米国の事業所における労働者のテレワーク率は50%前後にまで上がった。コロナ禍が収束するとともにテレワークをする労働者は減ったが、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を希望する労働者は以前よりも増えている。
企業における懲戒制度の最新実態 懲戒解雇では退職金を「全く支給しない」企業が 63.2%。 横領の場合、4 社に 3 社が懲戒解雇とする(労務行政研究所) 民間調査機関の一般財団法人 労務行政研究所(理事長:猪股 宏)では、このほど各企 業の懲戒制度の内容や、30 のケース別に見た懲戒処分の適用判断などを調査しました。 回答のあった 225 社の集計結果を取りまとめましたので紹介します。
酒場学習論【第38回】 ブガンヴィッレ広尾と、組織の引き継ぎ 企業組織において、社員の退職や異動などに基づき、引き継ぎは日常的に生じます。私も何度も引き継ぎをしてきました。最初の引き継ぎは、入社7年目に、業務用小麦粉の営業から人事部に異動したときでした。
課長クラスに昇進させる際の重視事項は「これまでの実績・成果」「保有している能力」が上位に 従業員を課長クラスに昇進させる際に重視していることを聞きました。最も割合が高かったのは「これまでの実績・成果」で、86.3%。以下、「保有している能力」(67.0%)、「人柄」(53.6%)、「評判(周囲からその人物に対する)」(29.6%)、「年齢...
小島明子さん: これから増える「女性の定年」 シニア活用・セカンドキャリア支援のために企業は何ができるのか 1986年の男女雇用機会均等法の施行から37年。第一世代の大卒女性たちが60歳の定年を迎えようとしています。これまで定年は男性のものという認識が強く、企業による支援が十分ではない印象があります。企業は定年を迎える女性をどう支援すればいいのでしょうか。
「Employee Experience」(従業員体験)に関する施策を行っている企業は約1割 「Employee Experienceという考え方自体を知らなかった」人は約3割 「Employee Experience」とは、従業員が企業や組織の中で行われる活動や人事施策などにより体験する経験価値を意味します。「Employee Experience」に関する施策を行っているかどうかを聞いたところ、「行っている」は11.6%...
「昇進・昇格・選抜」が「人件費の適正化」に対して悪い影響を与えている割合は、他項目と比べて高い 「昇進・昇格・選抜」が、「従業員の仕事に取り組む意欲」「従業員同士の健全な競争意識」「人件費の適正化」にどのような影響を与えているかをたずねました。
タナケン教授の「プロティアン・キャリア」ゼミ【第46回】 「Employee Experience(従業員体験)」施策の現在地とこれから 今回のプロティアン・ゼミは、『日本の人事部 人事白書2023』で取り上げられていた「Employee Experience(従業員体験)」について皆さんと一緒に考えていきます。というのも、人的資本経営を促進していく上で、「Employee Exper...
新規事業開発におけるアジャイル型アプローチの活用(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) アジャイル型新規事業開発アプローチにおいて、単に開発→検証→改善のサイクルを迅速に進めるだけではうまくいかない。 本レポートでは、企業を取り巻く環境が大きく早く変化しつつある中、新規事業を推進する手法として「アジャイル型新規事業開発アプローチ」を活...
酒場学習論【第37回】 テレワークの普及とワーケーション、住むように呑む 新型コロナウイルス感染症は、多くの人の人生にさまざまな影響を与えました。過去に経験したことがない事態に直面し、困惑しつつも誰もが自分の仕事と生活を必死に守ってきました。そんなつらく厳しい数年間を私たちに強いた新型コロナウイルス感染症ですが、プラスの置...
新型コロナ5類変更後 「ハイブリッドワーク」移行予定が8割 コロナ禍で経済活動への制限が緩和される中で、「ハイブリッドワーク」が広がっています。3月時点の本調査では、「5類」に見直された後の企業におけるリモートワークに関する方針について聞いたところ、最も回答が多かったのは「オフィス出社とリモートワークを併用(...
職場のモヤモヤ解決図鑑【第72回】 女性の健康課題、他社の管理職はどのように支援している? 管理職の山下さんは、部下が月経痛で早退した様子を見たことから、女性が必要とするサポートについて気になっています。月経痛や子宮がん健診など、女性特有の健康課題において管理職として配慮するべきことや、企業ができる支援策を見ていきます。
シスコシステムズ合同会社: コロナ禍でも高い働きがいをキープ パーパスとカルチャーをつなげる、シスコシステムズの「働きがい」戦略 「働きがいのある会社」として知られるシスコシステムズ。コロナ禍で環境が大きく変わってからも、高い働きがいを維持しています。同社では社員の働きがいを成長戦略の礎として、組織カルチャーの醸成から勤務制度、評価制度や1on1施策に至るまで、細部にわたり社員...
大海太郎さん(タワーズワトソン株式会社 代表取締役社長): 変化を恐れず、グローバルで勝負し続けるコンサルタントの生き様 人事・財務領域に特化したプロフェッショナルファームとして、日本企業のグローバル戦略を支援するタワーズワトソン。その日本代表を務める大海太郎さんにインタビュー。「キャリアにおいて無駄なことは何一つない」と語る大海さんの挑戦と成長を続ける強いマインドセッ...
吉野直人さん: 規則やマニュアルが組織のレジリエンスを高める? 従業員の自発的な行動や提案を促す、ルール設計・運用のポイント 一般的に「行動を縛るもの」として捉えられがちな「ルール」。しかし、吉野直人さん(西南学院大学商学部経営学科 教授)は、「ルールは柔軟性や多様性を生み出すもの」と話します。誤解も多い「ルール」について、人事はどのように捉え、設計・運用していくべきなのか...