若年層の定着を支える職場は、どうつくられるのか~従業員ウェルビーイングと社会貢献活動の接点から考える(ニッセイ基礎研究所) ■要旨 ・厚生労働省の統計では、新規高卒就職者の3年以内離職率は37.9%、新規大学卒就職者では33.8%と、新卒の早期離職は依然として3割を超える水準にある。 ・若年層の離職理由としては、給与や労働時間などの処遇面が大きい一方で、「その他の...
大橋重子さん: 「組織への帰属意識」は本当に必要か? 「心理的距離」の構築がもたらす、個人と組織の新たな可能性 組織への一体感が、実は優秀な人材の可能性を狭めているとしたら。一律の理念浸透や帰属意識の強要は、組織の適応力を奪う足かせとなり得ます。「個人と組織の心理的距離」を提唱する大橋重子さんは、従業員が組織と「距離を置き保つ」ことの効用を明らかにしました。
「見えない介護」のリスクを可視化 データが導く、真の両立支援と風土改革への最適解 介護は育児と比べて見えにくく、従業員個々の状況も多様なため、制度を整えるだけでは介護離職を防ぐことは困難です。企業はどのように状況を把握し、実効性のある施策を打てばよいのでしょうか。真の風土改革と持続可能な組織づくりに向けたアプローチをひも解きます。
大企業のホワイトカラーに聞きました。「あなたの会社、職場には、どんなブルシット・ジョブがありますか?」(リクルートワークス研究所) 仕事に手応えが得られず、後ろ向きになっている人が多い理由。日本のエンゲージメントスコアが、世界に比して著しく低い理由。それは、“無意味な仕事”に蝕まれているからではないか? 書籍『ブルシット・ジョブ』にインスパイアされ、その実態を解明しようと、研究プ...
酒井 香世子さん: 2万人との対話で挑むカルチャー変革 損保ジャパンCCuOが語る「いきいき・わくわく」と社員を元気にする哲学 損害保険ジャパン株式会社で専務執行役員CCuO(チーフ・カルチャー・オフィサー)を務める酒井香世子さんは、全社員との徹底的な対話を通じたカルチャー変革をけん引してきました。営業、CSR、内閣府出向と、人事畑以外の経験を長く積んできた酒井さんだからこそ...
人事管理のリサーチ・プラクティス・ギャップ【第4回】 ギャップを埋める、ギャップを活かす 今回は人事管理における研究者と実務家のそれぞれの関心のズレに、私たちがどう向き合うべきかについて見解を述べたいと思います。
横田 太祐さん: 「多様な幸せ」に寄り添い、「最高の妥協点」を探る 巨大ベンチャー・JERAの統合を牽引したCHROの哲学 東京電力と中部電力のアライアンスにより2015年に誕生、エネルギーの安定供給を担いグローバルに事業を展開しており、いまや日本最大の発電容量と世界最大級の燃料取扱量を有する、株式会社JERA。同社の設立当初から統合プロセスをけん引し、現在CHROとして...
中川晴美さん: JR東日本の女性活躍推進をけん引し、人事担当常務へ 人事とは、日本の未来を創る仕事 「人事とは、日本の未来を創る仕事」。そう力強く語るのは、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)常務取締役の中川晴美さん。彼女が入社する4年前の会社発足時、社内の女性比率はわずか0.8%でした。そんな「男性社会」だった鉄道の職場で同社の女性活躍をけん引し...
イケア・ジャパン株式会社: 全てのポジションへの異動・昇進を公募 イケアの「ジャングルジム型キャリア」とは 社員のキャリア自律を目的として、社内公募制度を導入する企業が増えています。一方で、制度の活用に課題を感じている企業は少なくありません。家具・インテリア・生活用品などホームファニッシング分野を展開するイケア・ジャパンでは、2002年の設立当時から社内公...
株式会社トリドールホールディングス: 「従業員の幸福」が「顧客の感動」と「商売の繁盛」につながる トリドールホールディングスが実践する「心的資本経営(ハピカン経営)」とは うどん専門店「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングスは、独自の「心的資本経営(ハピカン経営)」を掲げ、注目を集めています。従業員の幸福感(ハピネス)が、顧客の感動を生み、最終的に商売繁盛につながるサイクルについて伺いました。
リスクマネジメントとしてのサクセッションプランの策定と運用(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 昨今、経営トップや役員が不適切な言動などを理由に辞任し、急な役員交代が発生する事例が増えています。コーポレートガバナンス・コードでも、最高経営責任者等のサクセッションプラン(後継者計画)の策定・運用が求められており、突然の辞任による経営の空白を防ぐと...
人的資本経営を強化するサクセッションプランの進め方 ~各社の策定・運用の実態から見えてきた難所と押さえるべき論点~ 本講演では、多くの企業で経営人材育成や組織開発の支援を手掛けてきた株式会社グロービスの井上佳氏が登壇。日本企業の現在地をデータを交えてひもときながら、サクセッションプラン推進における「10の難所」と克服に向けた具体的かつ実践的なアプローチを語った。
人事管理のリサーチ・プラクティス・ギャップ【第3回】 研究者と実務家の関心の推移 同じ人事管理という領域に対峙しているにもかかわらず、研究者と実務家の関心になぜギャップが生じるのか。今回は、研究と実務が「どうズレてきたのか」を考えてみるために、実際のデータの分析結果を紹介します。
5年以内に4割が介護当事者に?「仕事と介護の両立」は待ったなしの経営課題 両輪で進める「制度整備」と「組織風土改革」 少子高齢化が加速する日本において、「介護離職」は無視できない重要な経営課題です。いわゆる「団塊ジュニア」の世代が介護に直面しやすくなり、介護に直面した30~40代の世代においては、介護と育児が同時期に発生する「ダブルケア」の問題も顕在化しています。育...
社員の自律と成長が、企業価値を押し上げる。 NECが推進する「ファイナンシャル・ウェルビーイング」とは 2018年以降、社員一人ひとりが主体的に挑戦し続ける「人が主役」の組織文化を目指し、人的資本経営に注力しているNEC。その人事戦略において重点領域の一つに掲げているのが「ファイナンシャル・ウェルビーイング」の向上です。同社では、社員の「ファイナンシャ...
嘉納亜紀子さん: 人事未経験からCHROへ ビジネス部門の経験を生かして、ひとの力を業績と企業価値に転換する 株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、店舗へ足を運ぶ顧客を待つマス向けの従来のビジネスモデル「館業(やかたぎょう)」から、データを介して三越伊勢丹とつながった顧客一人ひとりに合わせてさまざまな価値提供を行い長期的な関係を築く「個客業(こきゃくぎょう)...
鈴木慶太さん(株式会社Kaien 代表取締役): 「福祉」の枠を超え、資本主義の論理で挑む 元NHKアナがMBAを経てたどり着いた、発達障害者の就労支援事業 NHKアナウンサーからMBA留学を経て、発達障害者の就労支援事業を立ち上げたKaien代表の鈴木慶太さん。「福祉」の枠組みで語られがちな領域に、「資本主義の論理」を持ち込んだ異色の経営者です。現代の「ダイバーシティ推進」が陥るわなとは何か。AI時代に...
NOKが挑む、「グローバル タレントマネジメント プロジェクト」 個人情報保護法対応・コミュニケーションの壁への挑戦 あらゆる産業分野に技術・製品を提供するNOK株式会社は、グローバルマトリクス体制を確立し、国内外93社のグループ企業における従業員データの一元管理と活用を目指す「グローバルタレントマネジメントプロジェクト」をスタートしました。
中堅企業が踏み出すべき人的資本経営の第一歩(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 労働人口減少や転職市場の活況など、人材獲得競争が激化しています。そのような中、人材への積極的な投資を通じて企業価値を高め、結果として「魅力あふれ、選ばれる企業」となる「人的資本経営」が不可欠です。しかし、大企業を除く日本企業の多くでは「人」に投下でき...
スズキ株式会社: 30年ぶりの人事制度改革――「個の成長」と「稼ぐ力」の向上を図りながら人財育成を進める、対話と覚悟のストーリー 100年に一度の大変革期にある自動車業界で、スズキ株式会社は2024年4月、約30年ぶりとなる人事制度の全面刷新を断行しました。長年続いてきた年功的な要素を見直し、「個の成長」と「稼ぐ力」にフォーカスした新制度への移行は、カリスマ経営からの脱却とチー...