株式会社ロフト:「全員がロフト社員」――働き方の“壁”をなくしたら現場が元気になった! 全国で54店舗(フランチャイズ含む)を展開する大手生活雑貨専門店の「ロフト」は、2008年3月から本社員・パートタイム社員・契約社員という従来の社員区分を撤廃しました。その改革の真のねらいと成果とは――?
「解雇回避型ワークシェアリング」導入時の問題点&留意点 最近、「ワークシェアリング」の導入論が再浮上しています。今回の記事では、“雇用維持”のための利用の可能性、制度導入の手続き、将来的な意義について、詳しく紹介しています。
私傷病欠勤・休職制度の最新実態──欠勤・休職期間は勤続10年で約2年 業務上の傷病とは異なり、私傷病については法的な雇用保障はなく、健康保険法による傷病手当金の給付が規定されているだけです。とはいえ、社員が万が一私傷病で長期にわたる休みを余儀なくされても安心して療養できるよう、就業規則等において雇用や生活の保障を整備し...
宮城まり子さん 社員が笑顔で、生き生きと働くための「キャリアカウンセリング」 コミュニケーション不全に陥っている職場や個人に対して、どのように支援していけばいいのか──。今回は臨床心理士として、またカウンセラーとしても豊富な経験を持つ、法政大学キャリアデザイン学部教授の宮城まり子先生に、社員が生き生きと働くためにどのようなアプ...
裁判員制度実施に向けた企業の対応調査──休暇付与の場合は「有給」が9割占める 労務行政研究所では、2009年5月からの裁判員制度スタートに向けて、従業員が裁判に参加する場合の企業の対応に関する調査を実施しました。関係機関での制度準備が着々と進む一方、企業では裁判に参加する社員の休務に備えた社内ルールの検討・整備が急務となってい...
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社:「自主性を引き出す」人材マネジメントとは~ マニュアルがなくても人は動く~ やる気や組織へのロイヤリティをどう引き出すかは、避けて通れない重要な課題――。正社員・非正社員を問わず、「人を尊重する経営」を標榜し、実践しているスターバックス コーヒー ジャパンの取り組みについてうかがいました。
社宅管理の最新実態──3割が今後、社有社宅を減少・廃止する意向 労務行政研究所では、「社宅・寮、住宅融資制度に関する実態調査」を実施しました。本記事では、そのうち、保有の寮・社宅の動向に関する集計結果を中心に取り上げています。社宅については、隔年で調査しているものです。
燃料手当、寒冷地手当の設定内容と改定状況――支給状況、改定頻度、手当額の決定方法など 原油価格高騰に伴い灯油、ガソリンなど石油製品価格が値上がりを続けていることを受けて、労務行政研究所では、2007年12月に「灯油、ガソリン高騰下における燃料手当、マイカー通勤手当の対応アンケート」としてウェブによる調査を実施しました。本記事では、同ア...
吉越浩一郎さん 「社員改革」を実現するリーダーシップのあり方 トリンプ・インターナショナル・ジャパンの社長時代、「早朝会議」「完全ノー残業デー」「がんばるタイム」など、ユニークな仕組みを次々と打ち出し、19期連続の増収増益を達成した吉越浩一郎さん。最近では著書『「残業ゼロ」の仕事力』(日本能率協会マネジメントセ...
転勤に関する諸取り扱いの実態――回数、実施時期、本人事情の配慮など 労務行政研究所が2005年以降、2年ぶりに「国内転勤に関する実態調査」を行いました。定期異動・転勤発令の回数、内示・赴任の日程のルール化、転勤者選定における本人事情の配慮といった転勤発令をめぐる取り扱いなどについて調べています。
原田隆史さん 「生活指導」で社員を育てる~毎日の皿洗いが仕事に直結する! 原田さんは教員時代、「生活指導」をベースに置いた教育手法により、さまざまな問題を抱える公立中学校の陸上部を日本一13回の常勝チームへと変貌させたことで知られています。現在は社会人教育も行っていますが、そこで注目されるのは生活指導によって、大人も大きく...
育児休業制度の実態調査――対象となる子の上限年齢、休業期間中の賃金など 少子化が急速に進んでいる我が国では、従業員が仕事を続けながら子育てのできる環境作りが、喫緊の課題であるといえます。これに対して、国は2005年4月に改正育児・介護休業法を施行し、同時に次世代育成法に基づく一般事業主行動計画の届け出制度をスタートさせて...
内永ゆか子さん 女性が活躍できる組織作りとは?~女性の覚悟、企業の覚悟~ 「女性活用は企業戦略である」と考える経営者が増えています。ところが、初めて経験する役職に抜擢された女性たちは不安で一杯。肩に力が入るあまり、組織の中では疎まれ、部下たちからは嫌われてしまう、というケースも少なくありません。2007年春、そんな企業や女...
通勤・業務における自動車管理の最新実態 ――マイカー通勤の許可条件、社有車に関する取り扱い 公共交通機関が完備されていない地方の事業所や交替制勤務を行っている企業では、マイカー通勤に依存しているケースが少なくありません。そこで、『労政時報』ではマイカー通勤や業務上使用、社有車管理等の実態に関して「通勤と業務における自動車使用等の実態調査」を...
小室淑恵さん 社員の時間を多様化させる「ワークライフバランス」の効果とは 「ワークライフバランス」という言葉を聞いて、人事部の皆さんは何を思い浮かべますか。「残業を減らすこと」でしょうか、それとも「福利厚生の充実」でしょうか? どちらも間違いではありませんが、600社へのコンサルティング実績を持つ小室さんは、「それらはワー...
人事マネジメント「解体新書」 第八回 新しい時代における「福利厚生」のあり方 福利厚生には「法定福利」と「法定外福利」があるのをご存じだろうか?転職が当たり前となるに従い、若い人たちを中心に、働く人の意識も変わった。このような動きのもとで、福利厚生のあり方も大きく変化しつつある。新しい時代を向かえ、今後の企業内福利厚生はどのよ...
慶弔見舞金の実態 ――結婚、出産祝金の支給状況 『労政時報』が実施した「慶弔見舞金、休暇制度に関する実態調査」の結果から、慶弔見舞金、中でも結婚、出産などの祝金について、会社・共済会の給付主体別に支給状況や水準を取り上げます。