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部署異動に伴う年間休日数の変更について

いつも大変参考にさせていただいております。
部署異動に伴う年間休日数の変更についてです。

部署異動に伴って年間休日数が変更(減少)になる社員がいます。
これは不利益変更にあたると思いますが、現実問題としてその社員だけもとの部署と同じ休日にするのも難しいと思われます。

会社としては異動に伴い休日数も変更することを本人に伝えようと思いますが、これを本人が拒絶した場合はどうなるのでしょうか。
例えば、極端な話ですがそれが原因で退職して、「不当な異動を迫られ退職に追い込まれた」となってしまうことがあったら会社としての正当性を示すことができるのでしょうか。
(もちろん本人も納得できるような話し合いをもつべきであり、お互いの合意が一番だと思っていますが)

休日数の減少以外、職務内容にはほぼ本人も納得しており、通勤も現在より近くなるため不利益は生じません。

以上、どうぞ宜しくお願いいたします。

投稿日:2010/10/01 13:32 ID:QA-0023208

*****さん
東京都/美容・理容(企業規模 301~500人)

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2

プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

年間休日減に関しましては労働条件の不利益変更になりますが、極端な日数減にならないならば本人が断固拒絶する可能性は低いものと思われます。

異動があること自体は就業規則に明示されていれば問題ございませんし、異動場所によって多少の変動がある事は理解してもらえるのではないでしょうか‥

ポイントとしましては異動の必要性を十分に説明し、代替措置としまして1,2年の間特別に休暇を付与するか休日手当を支給する等の配慮を行えば同意は得られる可能性が高いでしょう。

それでも尚話がこじれるようであれば、社労士等身近な人事の専門家に直接御相談される事で対応されるとよいでしょう。

投稿日:2010/10/01 13:51 ID:QA-0023209

相談者より

 

投稿日:2010/10/01 13:51 ID:QA-0041346大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

不均衡な2重構造の労働条件が存在するのでは・・・

.
■ 職務内容は、「 略、同一 」 として、元部署と移動先部署の間における、休日日数と賃金の関係はどうなっているのでしょうか ? この2つの主要条件を掛け合わせた上で、バランスが取れているのではありませんか? そうでないと、不均衡な2重構造の労働条件が存在することになりますね。

■ つまり、移動先の休日数が、移動元より少ない代わりに、賃金が休日数に見合うだけ高く、それが、業務上の正当な事由による場合には、大きな問題にはならないということです。会社自身が、「不利益変更にあたる」と認識されているのは、休日数の差だけあって、賃金差はないということになりますね。

■ そうなると、申し上げたように、「 不均衡な2重構造の労働条件が存在 」 する訳ですから、今回のケースだけの問題ではないことになります。いずれから、いずれへ異動するかによって、利益変更になったり、不利益変更になったりしますので、根元から正常化しなければ、常に発生する問題です。正常化しない限り、会社としての正当性を示すことは困難だと思います。

投稿日:2010/10/01 20:17 ID:QA-0023216

相談者より

 

投稿日:2010/10/01 20:17 ID:QA-0041349大変参考になった

回答が参考になった 0

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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