企業研修、採用、評価、人材開発、労務・福利厚生のナレッジコミュニティ

人事のQ&A

相談数12141件   回答数25141

ノーレイティングの人事評価について

お世話になります。
最近、米国企業を中心に年間の人事評価を行わない「ノーレイティング」について
相談させてください。
この「ノーレイティング」の考え方を人事制度改定時に取り入れることができるかを検討しております。
具体的には年間の人事評価は継続しながら、以下の考え方に基づく施策についてご意見をいただきたいと
思います。

「ノーレイティング」の背景:
 ・社員の実績値(達成度)や過去の実績に対する処遇決定に多くの時間を使うことは合理的ではない
 ・社員をレイティング(特に相対評価)することによって社員のモチベーションを下げている。
 ・将来の社員の成長や会社業績の向上につながる施策に時間を振り向ける
 ・年1回や2回のフィードバックは評価対象期間が長いので有効ではない
「ノーレイティング」の考え方に基づく施策
 ・目標管理は行うが、目標達成度の評価をしない。立てた目標の達成内容とその業務の成果を
  踏まえてマネージャーが総合的に評価する。
 ・目標シートにウェイトや難易度を設けない。
 ・フィードバックを毎月行い、1つの目標を達成すると次の新たな目標へアップデートする。

よろしくお願いします。

  • 次郎555さん
  • 東京都
  • 運輸・倉庫・輸送
  • 回答数:2件
  • カテゴリ:評価
  • 投稿日:2017/06/21 15:43
  • ID:QA-0071196

この相談に関連するQ&A

専門家・人事会員からの回答
2件中 1~2件を表示
並び順:投稿日時順評価順
  • 1

専門家より
  • 投稿日:2017/06/22 18:34
  • ID:QA-0071210

代表者

ノーレイティング・システムが社員全体のモチベーションを上げるかどうか疑問

▼ ご承知と思いますが、フィードバックとは、元来は、制御工学の用語で、システムの目的を追求するために、そのアウトプット情報を使用し、最適のアウトプットが可能になるよう、インプットを再制御することを意味します。人事制度面におけるフィードバックの最適期間は、業種・職種・経営環境変化の遅速、それに経営方針等、定量化し難い要素に依って大きく変わります。
▼ 米国企業を中心に広がりをみせる、「ノーレイティング」自体は、目標の設定や管理あるいは人事評価自体を、否定するものではありませんが、実際に導入している企業は、超激変するIOT社会に命運を賭ける巨大企業が中心で、年単位でフィードバックする時点では、既に陳腐化しており、レイティングでは、中間に多く、守りに回る社員が増えるだけと考えている様です。
▼ ご質問では、「ノーレイティング」をコンパクトに整理されていますが、「VUCA」(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)が、加速度的に増大する経営環境に対応するには、レイティングを廃止し、より頻繁な目標設定とフィードバックによって、成果を挙げるというトレンドが、日本という土壌に適しているか否かは、正直、判断し兼ねます。

  • 投稿日:2017/06/23 10:46
  • 相談者の評価:大変参考になった

フィードバックの時期や方法については企業の業者や仕事の進め方で決めるべきということは理解できました。
ありがとうございます。

この回答は参考になった
参考になった:0名
専門家より
  • 投稿日:2017/06/22 20:04
  • ID:QA-0071213

オフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、「ノーレイティング」といえども、人事評価をしないわけではございませんので、何か特別な手法というわけではなく、評価の在り方を変更されるに過ぎないものといえます。

業務事情によりましては、数値目標や厳格なウエイト等のランク付けを行わず、より柔軟な形で評価を行う方が適している場合もないとはいえませんので、御社におきましても文面に挙げられたような問題を感じているということでしたら、掲げられた施策を検討されてもよいといえるでしょう。

但し、当然ながら数値に基づく結果を示されない分、客観的な評価という観点からは結果の妥当性が分かりづらくなるという面もございます。それ故、評価結果の根拠をマネージャーがきちんと説明出来るようでなければなりません。

これまで以上に評価者の教育や関係者同士の意思疎通といったものが重要になってきますので、そうした運用面での課題への対応も含めまして十分に検討されることが不可欠といえるでしょう。

  • 投稿日:2017/06/23 10:52
  • 相談者の評価:大変参考になった

ご回答いただきましてありがとうございます。
最終的にはマネージャーの評価スキルの問題であるということは理解できました。
ただ、客観的な説明を求めるあまり、達成度を点数化している側面もあると思います。本当は目標のレベル、達成度を決めるには相当な評価スキルが必要なはずでそれがない中で点数化している場合に問題が生じているのだと思います。
ありがとうございました。

この回答は参考になった
参考になった:0名
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。

問題が解決していない方はこちら
キーワードで相談を探す
この相談に関連するQ&Aを見る
絶対評価と相対評価の活用例
人事評価には絶対評価と相対評価の二種類があると言われますが、それぞれの活用先(賞与評価、昇給評価、昇格評価)とその理由につきまして、一般論で結構ですので、ご指導願います。
人事評価制度 二次評価者について
人事評価制度で二次評価者が存在します。そもそも「二次評価者の目的と役割」は何でしょうか。そして、二次評価者の取り組み方として何が重要なんでしょうか。皆様お忙しいと存じますが、理解を深めたいと思いますので、詳細に教えて頂けますでしょうか(長文でも大丈夫です)。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
出向者の人事評価について
出向者の人事評価の方法について教えてください。 当社150名程の企業ですが、今期に入り急に出向者の人数が増えてしまい、社員の半分程度がグループ会社に出向となっています。 これまでは評価者と、被評価者が同じチームに出向されていたので、そのまま当社の上長が、当社の基準で評価を行っておりましたが、今期よ...
新たに相談する
相談する(無料)
業務に関するちょっとした疑問から重要な人事戦略まで、
お気軽にご相談ください。
人事・労務の専門家が親切・丁寧にお答えします。

この相談に関連する記事

定番のQ&Aをチェック

26業務と自由化業務(一般派遣)の違いについて
いまいち26業務と自由化業務の区別がピンときませんので教えて頂きたく存じます。 両者とも派遣期間が3年ということは分かっているのですが、3年を超えた場合は26業務も自由化業務も両方とも派遣労働者へ「雇用契約の申込みをする義務」が発生するのでしょうか? また、自由化業務は絶対に正式雇用にしなければ...
会社都合の退職と退職勧奨による退職について
いつも参考にさせております。 この度、従業員の勤務成績・態度に改善が見られない場合、退職勧奨を進めることは出来ないかという検討以来が経営層から出ました。 今まで、このような対応をしたことがなく、色々と調べておりますが、ストレートに公的機関に聞くのもどうかと思い、なかなか思うように進みません。 ...
会社の緊急連絡網の作成について
総務では現在、従業員の連絡先(自宅、又は自宅+携帯電話)を把握している状態です。 他は、各従業員の意思により個人、又は上長に連絡先を教えあっている状態で、 会社としての連絡網は作成していません。 新任の部門中の発案で、会社としての緊急連絡網を作成して配布するよう指示がきたのですが、 総務で把握して...
受けさせたいスキルアップ系講座特集

会員として登録すると、多くの便利なサービスを利用することができます。

社宅でもUR賃貸住宅
相談する
業務に関するちょっとした疑問から重要な人事戦略まで、お気軽にご相談ください。
人事・労務の専門家が親切・丁寧にお答えします。

専門家回答ランキング

集計期間:11/01~11/20
服部 康一 服部 康一
オフィス代表
得意分野:モチベーション・組織活性化、法改正対策・助成金、労務・賃金、...
川勝 民雄 川勝 民雄
代表者
得意分野:労務・賃金、福利厚生、人材採用、人事考課・目標管理
小高 東 小高 東
東 社会保険労務士事務所 代表(特定社会保険労務士) 
得意分野:経営戦略・経営管理、モチベーション・組織活性化、法改正対策・...
<アンケートのお願い>採用マーケットの構造変化に関する意識調査

注目コンテンツ


「健康経営特集」
従業員の健康づくりを通じて生産性向上を目指す!

健康経営の推進に役立つ多彩なプログラムをご紹介。資料請求のお申込みや資料のダウンロードも可能です。



『日本の人事部』受けさせたいスキルアップ系講座特集

コミュニケーションや英語力、個人の生産性やPCスキルなど、ビジネス上必須となる多彩なプログラムをご紹介


【人事の日制定記念企画】
オピニオンリーダーからのメッセージ

HR領域のオピニオンリーダーの皆さまから全国の人事部門に向けてメッセージを頂戴しました。


人事メディア情報

人事メディア情報

人事・労務関連の代表的なメディアをご紹介いたします。


「採用」×「AI」で、採用成果を実現する これからの人事に必要なもの

「採用」×「AI」で、採用成果を実現する これからの人事に必要なもの

HRの領域ではその時々、トレンドとなるワードがあります。最近は「AI」...


強い企業ではなく、変化できる企業が生き残る。<br />
2020年以降を見据えたグローバル人材マネジメントの実現に向けて

強い企業ではなく、変化できる企業が生き残る。
2020年以降を見据えたグローバル人材マネジメントの実現に向けて

日本企業の海外売上比率が高まっているが、一方でグローバル人材の育成やマ...