春闘において組合側に処遇見直しの提案はできるか。
春闘は、毎年春に賃金の引上げや労働時間の短縮などといった労働条件の改善の要求を受けて、団体交渉を行うことと認識しております。
今回、組合側から要求案を頂戴し、その回答書を作成するのにあたり、以前から検討中の職員の評価方法の変更を加味した昇格昇給の見直しを含めたものにしたいと思っております。
本来は、春闘とは切り離して処遇の見直しをするのが筋だと思っておりますが、効率的に組織の体質改善を図りたいため、要求書に記載の無い職員の処遇の見直しについて踏み込んだ内容で、回答しても問題は無いのかお教え下さいますようお願い致します。
投稿日:2015/04/21 15:15 ID:QA-0062259
- *****さん
- 東京都/公共団体・政府機関(企業規模 101~300人)
この相談に関連するQ&A
本Q&Aは法的な助言・診断を行うものではなく、専門家による一般的な情報提供を目的としています。
回答内容の正確性・完全性を保証するものではなく、本情報の利用により生じたいかなる損害についても、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
具体的な事案については、必ずご自身の責任で弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
「信義誠実の原則」に反する可能性
組合要求にない処遇体系の見直しを同時回答することが、 法的には問題がなくても、 要求された 「 水準の変更 」 に、 要求されていない 「 体系の変更 」 を、 同時に提案することは、 交渉を複雑にさせ、 組合側に不信感を与えることになると思います。 会社の意図、 進め方次第では、 労使間の信頼関係に水を差し、 「 信義則 」 違反に問われる可能性があります。 「 体系の変更 」 が、 どのような内容なのか分かりませんが、 理解のし易さ、 透明度の高さを確保する観点からも、「 水準の変更 」 と切り離して取り扱うのが妥当だと考えます。
投稿日:2015/04/21 21:33 ID:QA-0062267
相談者より
法的に問題は無くとも、信義誠実の原則に反する恐れがあるということは理解できました。今回の「水準の変更」と「体系の変更」を合わせた提案は、丁寧に説明を行った結果、無事に組合側の理解を得て合意の運びとなりました。次回以降は注意して対応したいと思います。
投稿日:2015/04/26 18:23 ID:QA-0062319大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、組合から要求された内容でなくとも提案する事は自由ですので、特に差し支えはございません。
当然ながら、形式よりも実質がより重要になりますし、むしろ踏み込んで会社側の考え方を示される方が相互理解が進みますので望ましいものといえるでしょう。
投稿日:2015/04/21 22:16 ID:QA-0062269
相談者より
今回は、誠意を持って対応した結果、処遇についても合意できました。次回からは混乱を招かないように案件は分けていきたいと思います。
投稿日:2015/04/26 18:07 ID:QA-0062318大変参考になった
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