残業について
	いつも参考にさせていただいています。
 
 弊社では、残業手当の発生する場合は、会社の命じた残業であると認識しております。
 が、会社からたびたび早く退社するよう注意しているにも拘らず、タイムカードがずいぶん遅い
 時間で打刻されていたりすることがあります。本人達は残業手当は、いらないと言いますが、
 実際には社内にいれば水光熱費などの経費も発生します。
 会社としては、必要であれば残業手当を支給することも考えていますが、本人たちからの申請も
 なく、社員としては自主的にやっているのだからいいだろう、という考えのようです。
 これではよくないと思うのですが、どう対処したらいいかわかりません。
 
 よろしくお願いします。    
投稿日:2011/12/12 14:37 ID:QA-0047371
- *****さん
 - 大阪府/商社(総合)(企業規模 51~100人)
 
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
残業について
                このまま放置してもいいことはありません。
 たびたび注意しているとのことですので、
 「始末書」を書かせたり、「指導書」を作成することをお勧めします。
 会社命令を無視したり、電熱光費がかさむわけですから、
 特に中間管理職に対しても指導することが重要です。
 ケースバイケースで一斉に電源を落と方法などもあります。
 放っておいたら、会社も黙認したことになってしまいます。
 今は、残業手当はいらないと言っているようですが、
 退職した後に、掌を返して、未払い残業請求も増えていますから、
 注意が必要です。
 言った言わないは、水掛け論であり、証明責任は、時間管理が義務付けられている
 会社側にあります。
 以上                
投稿日:2011/12/12 15:42 ID:QA-0047374
相談者より
                ご回答ありがとうございました。
早速、是正できるよう検討致します。                
投稿日:2011/12/12 16:04 ID:QA-0047375大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
					- この回答者の情報は非公開になりました
 
時間をかけて、根本解決を。
                社員が「自主的にやっている」と言っていても、仕事と何の関係もないことをやっているわけではありませんから、形式的には「残業」に違いありません。現状は、何かの折に 遡って支払いを求められたり、命じられたりするリスクがあると考えるべきかと思います。
 
 このような状況は よくあり、電気を消してしまうなどの強引な方法も 一時的には有り得ますが、根本的な原因を解消するように努めないと、仕事が残っているのに帰らされたといった不満が残ったり、サービス残業が常態化してしまうといった、別のリスクが継続するだけになります。なぜ、残業が多いのかについて、丁寧に考えるべきかと思います。
 
 ・目標設定や業務量は合理的か。
 ・担当業務や業務フローや権限は、効率的か。
 ・無駄や無理やムラは、どの程度か。
 ・上司の残業に対する意識と、マネジメントはどうか。
 
 といった観点で原因を考え、様々な対策の組み合わせで問題解決を図るようにしなければ なりません。時間はかかりますが、大切なことかと思います。                
投稿日:2011/12/12 19:13 ID:QA-0047377
プロフェッショナルからの回答
強い指導の必要性
                >社員としては自主的にやっているのだからいいだろう    
 という考えは、内部統制の視点からもきわめて危険な考え方です。上司が指示して初めて残業が成立するというガバナンスが機能していない状態といえるでしょう。ご指摘の通り、精神論で残業体質を放置することは、企業にとって重大なリスクです。まず本人の上司を強く指導し、残業が何であるか、どのようにして取り組むべきかを理解させましょう。合わせて全社的にそうした悪しき風潮があるのであれば、社長の指揮の下、組織として取り組む必要があります。水光費負担だけでなく、万一健康被害が出た際に、会社が訴えられるリスクは、放置が許されるような簡単なものではありません。                
投稿日:2011/12/12 23:33 ID:QA-0047382
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2011/12/13 09:19 ID:QA-0047387大変参考になった
    回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
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