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人事評価結果の説明

人事評価制度を初めて導入します。
当然人事評価結果について、納得しない社員が出てくると思います。
上司の評価レベル(評価者研修は当然行いますがそれをもって評価目線が一定になることは不可能)、評価が低い部分について本人の自覚欠如など理由は色々あると思います。
納得しない社員への対応はどのようにしたら良いでしょうか?

投稿日:2022/12/13 05:04 ID:QA-0121750

LATTEさん
山梨県/コンサルタント・シンクタンク(企業規模 1~5人)

この相談に関連するQ&A

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答5

プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、人事評価につきましては、会社が有する人事裁量権に属する事柄になります。

従いまして、法令違反になるような内容が含まれていない限り、会社側の評価に対し納得が行かなくとも有効となりえます。当人が納得しなければ認められないような人事評価であれば制度自体が成り立ちませんので、勿論丁寧な説明は重要ですが、公正と判断出来る評価内容で有る限り何を言われても納得しない社員に対して譲歩する等の弱腰は無用といえます。

投稿日:2022/12/13 09:47 ID:QA-0121757

相談者より

いつもありがとうございます。
アドバイスのとおりの覚悟を持って運用出来るように努力します。

投稿日:2022/12/14 04:34 ID:QA-0121802大変参考になった

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プロフェッショナルからの回答

小高 東
小高 東
東 社会保険労務士事務所 代表(特定社会保険労務士) 

ご質問の件

評価制度が、具体的に何にどのようにリンクしているのかにもよりますが、
評価に対して不満がある場合、モチベーション低下や離職にもつながりますので、
会社としても常に評価制度、運用を見直す必要があります。

不満の原因につきましては、
制度そのものに問題、上司の評価に問題、本人の評価に問題があるケースがあります。

上司の評価を公平にするためには、全社的に比較、分析、調整も必要です。

本人が納得しない場合は、その理由について聞く耳を持つことが大事です。
そのうえで、今回の評価の理由をフィードバックしてください。
このときに、言ったもん勝ちにしないことと、感情的にならないことです。

本人の気持ちを汲み取ったうえで、次回評価では、より頑張ってもらえるよう、
期待を込めて、具体的に指導することでしょう。

投稿日:2022/12/13 10:32 ID:QA-0121766

相談者より

今回初めて評価制度を導入するので社員の中でも不安に思っている方が大勢いるようです。評価者研修も行うのでが、人を評価すると言う経験も必要と考えます。

投稿日:2022/12/14 04:36 ID:QA-0121803大変参考になった

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プロフェッショナルからの回答

増沢 隆太
増沢 隆太
株式会社RMロンドンパートナーズ 人事・経営コンサルタント

人事政策

正に人事政策はそうした齟齬を平準にするためにあるといえます。
また人間が人間を評価し、点数化する以上、100%納得ということは通常あり得ません。完璧な人事制度など存在しないからです。

上司とその上の上司の複数評価を入れ、客観性を高める。異議申し立て窓口を設けるなどで対応していくくらいでしょうか。

評価制度はご提示の通り、「評価者の能力」で成否が決まります。残念ながら管理能力ではなく、プレイヤーとしての成果で管理職に就いている者などが不適合となっていきます。評価能力もこの先管理職登用において重大な基準となるでしょう。
特に評価の土台となる目標設定が非現実的だったり、目標達成度とは異なる評価を後出しで持ち出す(目標値に無かった部課全体のパフォーマンス未達など)ような評価者を出さないよう、経営陣の強い意識改革が必要です。

投稿日:2022/12/13 10:34 ID:QA-0121767

相談者より

「人間が人間を評価し、点数化する以上、100%納得ということは通常あり得ません。完璧な人事制度など存在しない」ということは私自身は理解しています。但し、評価される側はその事実を受入れることが難しいということです。そこを補完する努力をしていきたいと思います。

投稿日:2022/12/14 04:39 ID:QA-0121804大変参考になった

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プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

ボタンの掛違いはないか

▼社員は全員それぞれ遂行すべき仕事が与えられています。仕事は、種類・質・量か成り立っており、夫々の側面から結果評価されます。人事評価制度のベースで、スキルセットと呼ばれます。
▼評価は、する方、される方、双方が、同じ土俵で行わないと、納得性を欠くことになり、不要な不満を醸成します。言い換えれば、ボタンの掛け違いのままの状態で、納得しない社員が増えることになります。
▼最終的には、会社裁量となりますが、評価制度自体に瑕疵の有無を総点検されることもお薦めします。

投稿日:2022/12/13 11:26 ID:QA-0121768

相談者より

いつもありがとうございます。
人事評価は信頼関係を構築する、これにつきると思っています。

投稿日:2022/12/14 04:41 ID:QA-0121805大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

山本 陽亮
山本 陽亮
株式会社ヒューマンファースト 代表取締役

納得感を高める運用がカギ

法的な部分については、既に記載のある通りです。

ただ、重要なのは、強制力よりも納得感を高める運用と、
その様な運用をすることによる社員の成長や組織の目標・目的の達成にあります。

納得感を高める運用としては、下記をご参考ください。
・期初:事前に評価項目や目標について、上司・部下で確認しておくこと
・期中:日々のマネジメント・指導において、評価項目を活用すること
    また、行動やプロセスが芳しくない場合は、都度の支援を行うこと
・期末:上記の運用があって初めて、期末の評価の納得感が高まります。

その為、評価結果を単体で捉えるのではなく、より納得感につながる運用とセットで役職者=評価者にも捉えてもらうことが、今後において重要だと考えます。

投稿日:2022/12/13 13:07 ID:QA-0121774

相談者より

ありがとうございました。このプロセスについては評価者研修等でしっかり説明していきたいと考えます。

投稿日:2022/12/14 04:42 ID:QA-0121806大変参考になった

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回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
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システムを導入することで、人事評価制度が円滑に運用されるわけではありません。人事評価システムは、単純にパソコンレベルで、評価を行うだけのシステムではありません。人事評価制度が制度レベル、運用レベル(ユーザ利用レベルと管理者利用レベル)でしっかりと確立(イメージ)されていて、初めてシステム導入のメリットが具現化されます。 システムを導入する前に、人事評価制度の運用イメージをご確認ください。

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