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退職者への賞与について

当社の冬の賞与は、４～９月分を１２月に支給します。また組合とは、１１月に交渉しています。そこで質問ですが、
Ａ氏・Ｂ氏は、１０月に定年を迎え、Ａ氏は完全退職、Ｂ氏は嘱託社員として継続勤務をしております。両氏とも４～９月は正社員として勤めております。
　このような場合、Ａ氏の退職時に何らかの賞与相当分を退職金等に上乗せすべきでしょうか。なおこの時点では冬の賞与はまだ組合と交渉できておりません。
またＢ氏には正社員としての賞与を満額支給しなければならないでしょうか。支給日に嘱託になっているのであれば抑制しても良いとは思いますが。各社の取り決め次第とは思いますが、一般的に他社はどのような取扱いをしているのでしょうか。ご教示願います。

投稿日：2008/12/16 18:49　ID：QA-0014601

報酬・賃金

あーさん: 愛知県／機械（企業規模 1001～3000人）

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服部　康一: 服部賃金労務サポートオフィス代表

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御利用頂き有難うございます。

退職者や継続勤務者への賞与支給の件ですが、他社の取り扱いではなく、就業規則上の賞与規定に照らし合わせて判断しなければなりません。（＊但し、該当者が組合員でありかつ組合との労働協約に定めがある場合にはその内容が優先します。）

最も重要な点は、御社賞与規定におきまして「支給日在籍要件」の明記がなされているか否かです。

この明記がなされている場合に限り、退職者への賞与支給を行なわないことが認められますし、また正社員としての在籍要件も示されていれば併せて嘱託継続雇用者への賞与も不支給とする事が可能です。

ちなみに、退職者であっても法令上早期に賞与を支給する義務は無く、あくまで通常の支給日に支払う事で足りますので、組合との交渉・決定後の支給で問題ございません。

投稿日：2008/12/16 22:33　ID：QA-0014604

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