企業研修、採用、評価、人材開発、労務・福利厚生のナレッジコミュニティ

無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了
※登録内容はマイページで確認・変更できます

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

人はいくつになっても成長できる――
トヨタファイナンスが取り組む“本気”のシニア活用とは

昇進することにしか意義を見出せないマインドの呪縛

新事業参入などで即戦力の中途採用者が急増すると、組織の年齢別人員構成にゆがみが生じます。それが、シニア社員の活躍推進に取り組む一因にもなったのでしょうか。

藤田:それが一番大きかったですね。カード事業参入の際に大量に採用した社員がいま30代半ばから40歳後半。その年代層が突出して多いので、10年も経てば、45歳以上の社員が過半数を占める人員構成になります。当然放っておくわけにはいきません。ラインマネジャーのポストは限られていますし、しかも弊社は役職定年制を設けていますから、最終的には誰もがプレイヤーとして会社を支えていかなければならない。そうしたシニア社員たちにラインマネージャーを外れても活躍し続けてもらうにはどうすればいいのか。それが喫緊の課題です。

高齢化やバブル期採用世代の歪みなど、日本企業全般に共通する課題でもあります。

藤田:弊社は、人員構成のゆがみがいちはやく、より極端な形で現れたので、他社に先駆けて手を打っています。今日、隣にいる鈴木は、シニア社員活躍推進の良い例です。彼女は、役職定年でラインの長を外れた後、人事部で新境地を開き、こうしてシニアや女性活躍の推進に大活躍してくれている。要は、コーポレートラダーを上がることやラインの長であることにしか価値を見出せないマインドを、一人ひとりが変えていかなければだめなのです。スキルにせよ、知識や経験にせよ、シニアは他の人が持っていない強みを持っているのですから、「どんな立場でも自分を活かして楽しめるはずだ」という気持ちが大事だと思います。

とはいえ、実際に一人ひとりの価値観から変えていくとなると簡単ではありません。施策に取り組む前、現場ではシニア社員の問題をどう認識していたのですか。

矢田:所属長やグループマネジャーと話す中で、シニア社員への接し方に悩む声をかなり多く聞いていました。ただ、難しいと不満ばかりで、実際はマネジメントから逃げているような気がしたのです。これでは先に進まないと思い、1年程前、経営陣とも相談して、全所属長と意見交換の場を設けました。シニアの活躍推進について何が問題なのか、何が難しいのか、腹を割って議論をしませんか、と。すると、シニア社員に対するマネジャーの本音が大きく三つ浮かび上がってきました。

一つは、シニア社員の仕事へのモチベーションが低いので困っていること。二つ目は、自分より年上であるためマネジメントしにくいと思っていること。そして三つ目が「数年後には自分も同じ状況になると思うと、他人事ではない」「自分がその立場になったら、やはりラインを外れても自分を活かして輝いていたい」という共感の声。特に、最後の本音を聞くことができたのは、大きかったですね。そう思っているなら、本気で取り組みましょう、という雰囲気になりましたから。そこでまず役員と所属長を集めて、先ほど社長が話した価値観や働き方の基本思想を共有しあうところから始めました。


記事のオススメ、コメント投稿は会員登録が必要です
  • 参考になった0
  • 共感できる0
  • 実践したい0
  • 考えさせられる0
  • 理解しやすい0
  • その他の感想3
オススメ3
最新順 | 人気順 | 古い順
*****さんがその他の感想でオススメしました
2014/04/07

シニア層の活用については、急速に問題が顕在化している気がします。各社の取組事例は非常に参考になり、また自社でも本気で取り組むことが急務であると痛感しました。

*****さんがその他の感想でオススメしました
東京都 医療・福祉関連 2014/04/01

私は中高年対象のキャリアマネジメント研修講師をやっております。多くの大企業の中高年層にこの記事にあるように説いていますが、会社側の活用の在り方に疑問を感じていました。トヨタ自動車本体でも研修経験がありますが、今回のTF社人事部門の取り組みを知り、こうした取り組みが多くの企業に広がれば多くの「元気がない中高年」、「社内失業した中高年」が輝きを取り戻すと確信します。

*****さんがその他の感想でオススメしました
東京都 精密機器 2014/04/01

大変参考になりました。やる気スイッチを誰がいれるのか。やはり上司の役割が大切なことと、人事部の在り方も自戒を含めて改めて考えなおしたいと思いました。

3件中 1~3件を表示
  • 1

となりの人事部のバックナンバー

サトーホールディングス株式会社:
サトーホールディングスが実践する「あくなき創造」を実現するための組織づくり
自ら考え、行動し、変化を起こす人財を生み出す「三行提報」と「タレントマネジメント」
2020年10月に創業80周年を迎えたサトーホールディングス株式会社。ラベルやラベルプリンタの製造・販売、自動認識ソリューションなどを主力事業に、国内26都道府...
2020/10/14掲載
ライオン株式会社:
人事部門が社員を「学ばせる」研修はもう終わり
自律的な学びを後押しする「ライオン・キャリアビレッジ」の効果とは
eラーニングなどの仕組みを作っても、使われなければ意味がありません。Edテックという概念もあるように、昨今は学び方が多様化していますが、ベースになるのは本人の主...
2020/08/07掲載
株式会社オカムラ:
人事部だけでなく社員全員が参加して現状を変えていく
働き方改革を自分ごと化するオカムラの「WiL-BE」
働き方改革は、誰が旗振り役を担うべきなのか? そう問われれば多くの人は「人事だ」と答えるでしょう。しかし現実には、人事が知恵を振り絞って制度を導入しても、現場で...
2020/07/22掲載

関連する記事

田中 聡さん:
労働力不足を乗り越え、人材の活性化を実現
「ミドル・シニアの躍進」を実現するために人事が行うべきこととは
人手不足が続く中、いかに生産性を維持・向上させていくかが多くの企業にとって課題となっています。そこで注目されるのが「ミドル・シニア」層。経験豊富で社内事情も熟知...
2019/12/09掲載キーパーソンが語る“人と組織”
従業員エンゲージメントを高めるヒントとソリューションサービス
企業価値の向上や良好な組織風土の形成を実現するキーワードとして、注目を集めている従業員エンゲージメントについて、「従業員エンゲージメントとは何か」をおさらいしな...
2019/04/26掲載人事支援サービスの傾向と選び方
定着率が高くても、注意が必要なワケ
採用難の状況にあって、従業員の定着は大変重要な課題です。 平成29年版パートタイマー白書によると、9割以上の企業が、パート・アルバイトに 長期継続して勤務してほ...
2019/04/17掲載新卒・パート/アルバイト調査
上司とのいい関係が部下のやる気アップに!
アルバイト・パートの定着率向上に欠かせない「部下と上司の間の信頼関係」。 部下やスタッフのモチベーションを引き出すにはどうしたらいいか、 信頼感とコミュニケーシ...
2019/01/21掲載新卒・パート/アルバイト調査
法的な要件と労使双方の要望を満たす 定年後再雇用の労働条件と賃金設計
高齢者の活用に向け、就業促進や労務管理の見直しを会社に迫る動きが広がっています。 高齢者、特に定年後再雇用された労働者の労務管理に関する最新の動向を踏まえつつ、...
2019/01/15掲載人事・労務関連コラム

最新の人事部の取り組みやオピニオンリーダーの記事をメールマガジンでお届け。

「よくわかる人事労務の法改正」ガイドブック無料ダウンロード

記事アクセスランキング

注目コンテンツ

【人事の日制定記念企画】
オピニオンリーダーからのメッセージ

HR領域のオピニオンリーダーの皆さまから全国の人事部門に向けてメッセージを頂戴しました。


人事メディア情報

人事メディア情報

人事・労務関連の代表的なメディアをご紹介いたします。


大介護時代、到来!日本の“働き方”を変えるためにICTはここまで進化した

大介護時代、到来!日本の“働き方”を変えるためにICTはここまで進化した

いわゆる団塊世代が75歳以上の後期高齢者になると、日本は「大介護時代」...