タナケン教授の「プロティアン・キャリア」ゼミ【第54回】 組織と個人の持続的成長を実現するCOX(キャリアオーナーシップ・トランスフォーメーション) 富士通株式会社において20年ぶりとなる、人事制度のフルモデルチェンジの成果をまとめました。今から振り返ると、目指すべき方向性が明確であったことが大きな力となりました。
従業員が持つ最も良い部分を引き出す「ポジティブ組織開発」とは 組織マネジメントにおいては、問題を見つけて取り除くという考え方が主流ですが、従業員の最も良い部分を引き出し、効果的に活用することで、高いパフォーマンスを出す組織を構築しようとするのが「ポジティブ組織開発」です。
昇進をきっかけに コーチング研修で課長としての新たな学びを 課長に昇進したAさんは、新たに若手メンバーの育成やマネジメントを担うことへの期待を寄せられ、コーチング研修を受けることになりました。研修担当者は、世の中に数多くあるコーチング研修からどのようにAさんに合いそうな研修を選んだのか、選定理由や研修内容、受...
「何を学ぶべきか」が誰にも見通せない時代 社員がボトムアップで主体的に学ぶ組織づくり これまで、人事領域は予算や人材の投資を受けにくい状況にありました。人的資本経営は、人事部門がオペレーション従事者から大きく役割を変えるチャンスですが、人材育成領域ではどのような変革が求められるのでしょうか。株式会社グロービスの仲川さんに伺いました。
日本企業がグローバル競争を制するための「戦略人事」 実現のために必要な英語コミュニケーション力とは グローバル競争が激化する近年。企業はグローバル人材の基礎である英語コミュニケーション力をどのように伸ばしていけばいいのでしょうか。「TOEIC🄬 Program」を運営する国際ビジネスコミュニケーション協会 執行理事の永井聡一郎さんに聞きました。
テクノロジーの進化で人事はどう変わるのか 企業変革の鍵をにぎる専門人材の育成・活用とは DX人材やAI人材といった専門人材の育成を目指す企業が増えていますが、自社の事業を理解した上で、必要なスキルを持つ人材を育成することは容易ではありません。テクノロジーで人事はどう変わるのか、Ridgelinez株式会社の大久保知洋さんに聞きました。
パーソルキャリアが目指す“キャリアオーナーシップを育む社会”の実現へ 人事から始めるテクノロジードリブンへの挑戦 パーソルキャリアは、「キャリアオーナーシップを育む社会」の実現に向けて、テクノロジードリブンを実践できる企業への変革に着手。社内でテクノロジー活用の育成プログラムを開発し、人事本部から開始しています。具体的な取り組みをうかがいました。
職場のモヤモヤ解決図鑑【第84回】 忙しいなら分担しよう! チームで取り組むOJT 多くの企業で実施しているOJTですが、OJT担当者からは「指導やフォローが負担」「上手に教えられない」と悩みも。担当者だけに負担が偏らないようチームでOJTを行う方法や、新卒・中途・社内異動ごとの注意点、マネジャーがサポートする点などを解説します。
職場のモヤモヤ解決図鑑【第83回】 なんとなくは禁物! 必要不可欠なOJT計画とは 現場で新人を育てるために欠かせない、「OJT(職場内訓練)」。「何を学ばせるか」「どのような業務を通じて教えるか」「いつまでにどうなればいいか」を明確にすることで、会社と新人が共通のゴールに向かってスムーズに進んでいけます。計画のポイントや運用方法を...
早期の段階から「学ぶ習慣」を形成し、自律型人財の育成につなげる ~内定者フォローにおける、自主的・継続的な学習支援の重要性~ 「GLOBIS 学び放題」を活用し、内定者に自律的な学びの機会を提供することで、成果を上げている三菱UFJ信託銀行の取り組みにフォーカス。同社が「内定者フォロー」を重視する理由や「GLOBIS 学び放題」の導入背景、その効果などを人事部採用・キャリア...
会社員2,000人を対象にしたLGBTQ+とジェンダー・ギャップに関する意識調査(アデコ株式会社) 日本全国の正社員として働く20代から50代の会社員2,000人(各年代男女250人ずつ)を対象に、LGBTQ+(性的マイノリティ)とジェンダー・ギャップに関する意識調査を行いました。
企業の改革、成長に欠かせない「組織開発」人と人との関係性が新たな変革を生み出す 組織開発の現状と将来の展望について、企業における経営・人事課題の解決および、事業・戦略の推進を支援するリクルートマネジメントソリューションズの見解を提示する。また、2月2日に開催されたリーダーズミーティングでの議論の内容を紹介しながら、組織開発の重要...
人材開発は企業の発展に必要不可欠。時代の変化を捉え、「自律型人材」を育成する重要性とは 今回は、人材開発の現状や将来の展望について、ビジネススクールや企業向け研修を展開する株式会社グロービスの見解を紹介。また、2024年2月2日に開催されたリーダーズミーティングの議論内容をもとに、人材開発が企業と社員にとってなぜ重要であるかについて掘り...
「キャリア自律」は個人の納得感がカギに――。組織を一層強くするキャリア自律は企業変革の重要課題 社会の構造変化が著しい時代にあって、働く個人に「キャリア自律」が求められている。キャリア自律度を高めることは本人のキャリアビジョンを実現するきっかけになるだけでなく、組織の求心力強化にも直結し、業績向上にもメリットがある。 「キャリア形成を自律的に...
リスキリングは「企業の成長」と「個人の成長」をつなぐ経営戦略 経営のグローバル化、事業ドメインの再定義と事業構造の変革、AIやDXなどの新技術活用、M&Aを中心とした成長戦略など、従来のビジネスモデルは大きく変わりつつある。これらの変化に対応するため、多くの企業に経営戦略の転換が求められているが、「次代に向けた...
酒場学習論【第41回】 恵比寿「パルテノペ」とキャリアにおけるトランジション トランジション理論の代表格の一人であるアメリカの心理学者ウィリアム・ブリッジスは、「トランジション3段階説」を提唱しています。トランジションを3段階で表したもので、第1段階は「何かが終わるとき」、第2段階は「ニュートラルゾーン」、第3段階は「何かがは...
邂逅がキャリアを拓く【第5回】 アートとの邂逅 歴史をひもといていくと、アートは一つのコミュニケーション手段でした。国境を接する欧州の国々でアートが特に発展していったのは、言葉も文化も違う人々に対して自分の考えや気持ちを伝えるための表現手段であったことが理由でしょう。アートには、心に響く何かがある...
日本の人事部「HRアカデミー」開催レポート 日々ワクワクして挑戦できる働き方へ ジャパネットホールディングスが実践するアットホームでストイックな生産性向上 ジャパネットホールディングスでは「働きやすさ」と「生産性」に着目し、働き方を一新。長時間労働や離職の削減へとつなげています。「HRアカデミー2023冬期講座」では、同社の取り組みを紹介。受講者が「自社の働きやすさや生産性向上のために何ができるか」を議...
タナケン教授の「プロティアン・キャリア」ゼミ【第53回】 まず、中期キャリア計画シートを作成しよう! 企業でキャリアに関する講演を行った際に 「まず、何から始めたら良いでしょうか?」と、聞かれることがあります。そのときにお答えしているのが「中期キャリア計画の作成」です。