国家公務員の働き方改革なるか―組織文化を変革する防衛省の挑戦(リクルートワークス研究所) 日本型組織で堅い印象がある防衛省・自衛隊が、「防衛省・自衛隊の人的基盤の強化に関する有識者検討会」をテコにして、組織文化の変革に動き出している。内部部局、陸海空の自衛隊員、合わせて約27万人を擁する大組織の脈動から、組織文化を変革するヒントを探る。
Z世代を読み解く~若手のモチベーションを高めるコミュニケーション~(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 「今どきの若手は何を考えているのか分からない」、「打たれ弱くて指導しづらい」、「訳も分からず辞めてしまう」 近年若手と接するリーダーからは、こうした意見をたびたび耳にします。若手とのコミュニケーションが重要であることは分かっているものの、具体的にどう...
人的資本経営の高度化に向けた2つの方向性(ウイリス・タワーズワトソン) 取り巻く環境の変化を受けて、人的資本経営が日本においても進展しつつある。しかし、労働力不足と人材獲得競争が今後も続くことが予想される中で、形式的な対応に留まる企業も多くみられる。本稿では、人的資本経営を実質的に高度化していくためにどのような方向性が考...
江口夏郎さん(株式会社ライトワークス 代表取締役社長): 日本の雇用は歴史的な転換点にある 働き方の変化に対応できる人材開発をICTでサポート ラーニング・マネジメント・システム(LMS)の「CAREERSHIP」を開発・提供している株式会社ライトワークスの創業メンバーであり、代表取締役社長の江口夏郎さんに、起業のきっかけ、LMSを主力事業とした経緯、現在の日本企業の「人・組織」にまつわる課...
日本ロレアル株式会社: 個を尊重するカルチャーが社員の活躍とキャリアを支える 女性管理職比率50%超の日本ロレアルが実践する、ダイバーシティマネジメント ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを推進しようと、女性管理職比率の向上などに取り組む企業は多いでしょう。日本ロレアル株式会社では女性管理職比率が50%を超えるなど、多様な社員が活躍しています。その背景にあるダイバーシティや個を尊重するカルチ...
人事施策の効果測定(マーサージャパン) 人への投資やその開示の重要性が増している中、必要とされる人事施策は、組織開発や研修など多岐にわたります。しかし、実際に組織や従業員へどのような影響を与えているか、検証している企業は多くありません。打ち手とその効果を探るための考え方をご紹介します。
邂逅がキャリアを拓く【第7回】 陶芸との邂逅 陶芸というアートフォームは、創作の行為そのものにおいて、数多(あまた)の邂逅を経験する場となり得ます。今回は、陶芸における邂逅の瞬間とその美学、そして、それが私たちの内面とどのように対話するかについて考えてみたいと思います。
酒場学習論【第42回】 昼飲みとキャリア自律について考える ひと昔前は、昼飲みといえば実に背徳的なイメージがありました。しかし、最近は休日に昼飲み客を対象にオープン時間を早める酒場も少なくなく、週末の繁華街の酒場は昼から若者でにぎわっています。今回は昼飲みとキャリア自律について考えてみたいと思います。
マネジャーの仕事の変化を「感情労働」の観点から考える(リクルートワークス研究所) マネジャーの機能不全が問題視されて久しい。筆者が認識している限り、そうした指摘がなされてからすでに20年以上の時が経過している。本稿では今日のマネジャーが置かれている状況について「感情労働」の視点から深掘りしていく。
邂逅がキャリアを拓く【第6回】 サクソフォンでの邂逅 今の会社に転職する前に、「組織改革の100日プラン」の一環として実施したOB/OGインタビューの中で、あるOBから印象深いアドバイスをいただきました。それは「ジャズセッションをするようなチームが理想ですね」という言葉でした。
向日恒喜さん: エンゲージメントや組織の一体感を高める 「組織内自尊感情」「職場の居場所マネジメント」とは 近年、従業員のエンゲージメントを向上させて組織力の強化をねらう企業が増えています。しかし、価値観の多様化が進む中では、成長を願って負荷が高い仕事に挑戦させたり、叱咤激励したりする従来の方法では、思うように力が出せない従業員も多いようです。どうすれば、...
30代前半までの人事パーソンが体験する、キャリアに関する「モヤモヤ」とは? 人事パーソンの42.1%が自身のキャリアに不安を感じていました。では、人事を生涯の仕事として幸せなキャリアを送るには、どうすればよいのでしょうか。
日揮グループ: 職務を分担することで、求められるミッションを推進 管理職の成果を高める、日揮グループの「管理職分業」 多くの企業が、管理職の負担増加に頭を悩ませています。プレーヤー業務の増加や、環境が急速に変化する中での事業戦略立案、多様な部下のマネジメントなど難易度の高いミッションを担う多忙な管理職。人事はどのように支援すればいいのか。管理職の役割を複数名で分業す...
タナケン教授の「プロティアン・キャリア」ゼミ【第54回】 組織と個人の持続的成長を実現するCOX(キャリアオーナーシップ・トランスフォーメーション) 富士通株式会社において20年ぶりとなる、人事制度のフルモデルチェンジの成果をまとめました。今から振り返ると、目指すべき方向性が明確であったことが大きな力となりました。
従業員が持つ最も良い部分を引き出す「ポジティブ組織開発」とは 組織マネジメントにおいては、問題を見つけて取り除くという考え方が主流ですが、従業員の最も良い部分を引き出し、効果的に活用することで、高いパフォーマンスを出す組織を構築しようとするのが「ポジティブ組織開発」です。
昇進をきっかけに コーチング研修で課長としての新たな学びを 課長に昇進したAさんは、新たに若手メンバーの育成やマネジメントを担うことへの期待を寄せられ、コーチング研修を受けることになりました。研修担当者は、世の中に数多くあるコーチング研修からどのようにAさんに合いそうな研修を選んだのか、選定理由や研修内容、受...
「何を学ぶべきか」が誰にも見通せない時代 社員がボトムアップで主体的に学ぶ組織づくり これまで、人事領域は予算や人材の投資を受けにくい状況にありました。人的資本経営は、人事部門がオペレーション従事者から大きく役割を変えるチャンスですが、人材育成領域ではどのような変革が求められるのでしょうか。株式会社グロービスの仲川さんに伺いました。