外国人の採用の際のハラスメントについて
外国人を採用する際、面接時に「帰化する気があるかどうか」を聞くのはハラスメント行為に当たりますでしょうか?
また、外国人に対してのハラスメント行為になり得るような質問内容などがあれば教えていただけると大変助かります。
投稿日:2016/10/14 14:49 ID:QA-0067813
- フクチャンさん
- 東京都/広告・デザイン・イベント(企業規模 6~10人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、将来的な当人の意思として確認されるだけであれば差し支えございません。
基本的に外国人であっても、日本人の場合と同様に考えればよいものといえますし、やはり宗教・人種といった点に関わる質問は避けるのが妥当といえるでしょう。
投稿日:2016/10/14 22:38 ID:QA-0067822
相談者より
ご回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
投稿日:2016/10/17 20:14 ID:QA-0067838参考になった
プロフェッショナルからの回答
質問の要否とともに慎重な判断を
ハラスメント行為かどうかという判断は相手の受けとめ方による部分も大きいので難しいところですが、国によっては採用にあたって国籍や出身国を聞くことが差別とされることがありますので、その方が生まれ育ってきた環境や文化によってはハラスメント行為と受けとめられてもおかしくないと考えます。
ところで採用にあたって帰化の意思を聞くのはどのような理由によるものでしょうか?
仮に国籍が採用上の重要な要件になるのであれば、募集要項に理由とともにそれを記し、面接時に改めて確認することでリスクを軽減することが考えられます。
なお、ハラスメントになりうる質問を全てあげることは現実的ではありませんが、国籍、出身国、人種、宗教、既婚・未婚、家族関係等採用しようする仕事のスキルや経験以外のものはその可能性があると考えた方が適切でしょう。
投稿日:2016/10/21 18:13 ID:QA-0067908
相談者より
ご回答ありがとうございます。
帰化の意志を聞く理由ですが、技術職のため長く会社に残ってもらい技術の蓄積ができるかどうかを採用の基準に設けているためです。
ハラスメントになりうる質問についても参考になりました。
ありがとうございます。
投稿日:2016/10/25 14:57 ID:QA-0067944大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
採用時面接について 採用試験時の面接について、その手... [2006/02/21]
-
ハラスメント対応について ハラスメント事例について、双方に... [2023/06/28]
-
【2010年度入社】 新卒の採用単価について [2009/09/17]
-
採用の秘訣 専門商社ですが採用の質量ともに苦... [2021/10/18]
-
採用アウトソーシングについて 採用のアウトソーシングを受託した... [2008/11/12]
-
裁量労働制を採用されている人材をダブルワークにて採用に関して 採用に関してのご質問になります。... [2023/06/07]
-
新卒採用を行うメリットとは 当社では現在中途採用のみ行ってお... [2004/10/28]
-
募集人数と採用人数について 新卒採用活動中です。募集人数を5... [2006/02/22]
-
勤務前の不採用通知について 今回ある営業所で起きた採用に関す... [2013/06/27]
-
採用時の薬物テストについて 採用時にドラッグ使用者であるかど... [2006/02/20]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
採用稟議書(採用決定時)
社内の関係者に、選考の進んだ応募者について、採用をするかどうかを諮るための稟議書です。
ハラスメントに関する誓約書
ハラスメントを行った従業員に対し、今後一切ハラスメントを行わないことを誓約させる文書のテンプレートです。パワハラ・セクハラ・マタハラに対応しています。
新型コロナウイルスに関するハラスメントの注意喚起
新型コロナウイルスについては、感染者の発生やワクチン接種の有無によりハラスメントが発生するケースがあります。この書式は感染症をきっかけとしたハラスメントを行わないよう注意喚起するものです。
ハラスメント研修のカリキュラム
ハラスメント対策は企業の義務であり、ハラスメントのリスクを社員に理解させるための研修は必須です。自社に合わせてカリキュラムを変更し、より良い研修を目指しましょう。