新卒採用では、面接の大まかな流れ以外は、構造化していない企業が多い 『人事白書2023』で、新卒採用の面接において、構造化面接を実施しているかを聞きました。「面接官の経験・ノウハウに基づいて進めている」と回答した企業は49.4%。構造化面接の要素を見ていくと、最も多かったのは「面接の大まかな流れ・進め方が決まっている...
変わるインターンシップ(ニッセイ基礎研究所) 2022年6月に文部科学省、厚生労働省、経済産業省は、「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」を一部改正した。これにより、今年度以降、インターンシップの在り方は変わっていく予定だ。
労働力不足に立ち向かうための「スキルベース採用」導入に必要な4つのこと(リクルートワークス研究所) 日本企業は、労働力不足に対してさまざまな角度から対策をとっている。たとえば、デジタル化による業務効率改善、これまで職場で主力とされてこなかった女性や高齢者の活用、そのような多様な人材が活躍するための長時間労働の是正といった働きやすい職場環境の整備など...
吉田崇さん(Thinkings株式会社 代表取締役社長): HRテクノロジー業界のエコシステム創造をめざす 優秀な人材の確保がすべての企業にとって最優先課題となりつつある現代。多彩な採用チャネルを一元管理し、進捗状況をわかりやすく可視化できる「採用管理システムsonar ATS」がシェアを伸ばしています。開発・提供元はThinkings株式会社。HRテクノ...
全日本空輸株式会社: “誰もが戦力”が合言葉 ANAグループの共通理念「3万6千人のスタート」をベースにした、「キャリアアップ」「働きがい」を実現する障がい者雇用 2023年1月、厚生労働省が障がい者の法定雇用率を2.3%から2.7%に引き上げると発表しました。しかし現状では、雇用率2.3%を達成している企業は約5割であり、引き上げに対して懸念の声も上がっています。このような環境の中、ANAグループでは、201...
企業のアルムナイネットワークは日本でも導入が進むのか -「去る者日々に疎し」から拡張された人的資本への再定義(ニッセイ基礎研究所) 未だに多くの企業の雇用慣行は新卒一括採用で定年まで勤めあげることが主流であり、転職で企業を離れた社員の出戻りは珍しいのではないだろうか。先進的な企業においては、アルムナイ制度の整備が進んでいる。保守的と言われる我が国金融業界における導入状況を確認し、...
すべての関係者にとって良い就活・採用を考えるための視角(リクルートワークス研究所) 新卒一括採用の見直しに関する議論が進む中、今後は就活生のメンタルヘルスにも考慮しながら、大学、企業を含むすべての関係者にとって望ましい就活・採用の姿を考えていく必要性があるだろう。そこで本コラムでは、就活生のメンタルヘルスに焦点を当てた考察を試みつつ...
酒場学習論【第33回】 御成門「PINOKO」と、新卒採用担当者の思い 「隠れ家的な酒場」という言葉はよく聞きますが、この酒場ほど本当にしっかりと隠れている酒場も珍しいでしょう。大通りを曲がったところにある雑居ビルの階段を外からのぞくと、階段の踊り場にランタンの灯が見えます。これがこの酒場の目印です。ランタンに誘われて階...
職場のモヤモヤ解決図鑑【第54回】 一方向的なオンラインインターンシップから脱却するには? 学生の企業理解や業務への関心を深めるポイント オンラインで1dayインターンシップを開催した森本さんと吉田さん。一方向的な会社説明会のような内容で、学生に自社の魅力を伝えられなかったのではないかと悩んでいます。仕事内容をより深く理解できるよう、ワークやディスカッションを盛り込んだ参加型インターン...
職場のモヤモヤ解決図鑑【第53回】 インターンシップの開催に向けて人事が準備するべきことは? 企業の受け入れノウハウ インターンシップの企画を任された吉田さん。学生の企業理解や職業体験が進む場にしようと、やる気に満ちあふれています。近年の就活市場は、学生の早期始動が定着しています。企業・学生にとって有意義なインターンシップを行えるよう、企画から受け入れまでの基本と流...
採用担当者の約6割が新卒と中途を兼務。約5割は採用と、他の人事業務も兼任 『人事白書2022』では、採用を担当している人事に、業務範囲について聞きました。「新卒採用のみ」を担当している人は13.0%、「中途採用のみ」を担当している人は24.7%、「新卒・中途採用を兼任」している人は62.3%でした。回答者の約6割が、新卒・...
鈴木智之さん: 現在の新卒採用は、応募者の活躍可能性を正しく見極められているのか? 選考のブラックボックスを解明し、「科学的な採用選抜」を実現する 多くの日本企業で実施される新卒一括採用。いまだに経験と勘を頼りに採用を行う企業や、採用基準が曖昧な企業が少なくありません。どうすれば客観的な採用を行うことができるのでしょうか。『就職選抜論』の著者である、名古屋大学の鈴木智之さんに、現在の採用選考の課...
株式会社NTTデータ: 新人には、先輩が教えられない領域に飛び込んでほしい NTTデータの「共創型OJT」に学ぶ これまでにない人材の育て方 新入社員には、組織に新風を吹かせる存在になってほしいと期待する企業は多いでしょう。しかし現実は、大部分をOJTに頼り、既存社員のコピー人材を生んでいることも。NTTデータ ITサービス・ペイメント事業本部は、「先輩社員が教えられない領域、既存事業で触...
酒場学習論【第31回】月島「マーキームーン」とよい会社 この酒場を一言で語るのはなかなか難しいのですが、強いて一言で語るとすると「よい酒場」という身も蓋もない表現になってしまうかもしれません。それほど素敵な酒場なのです。
オンライン会社説明会や面接を実施するうえで、新卒採用担当者が工夫していることとは? 新卒採用担当者に対し、採用フローでのオンライン活用状況を調査しました。さらに、オンライン会社説明会や面接などを実施するうえで工夫したことを自由記述形式で聞きました。調査結果の一部を紹介いたします。
コロナ禍で職場1~2年目の20代の仕事や職場への考え方に変化はあったか(ニッセイ基礎研究所) コロナ禍でテレワークなどが増加したが、これまでオフィスで働くことが多かった職場においては、業務にまだ慣れていない、特に若い従業員の育成が課題となり得る。本稿では、ニッセイ基礎研究所WEBアンケートの結果を使って、2021年調査における職場1~2年目の...
2022年度 新入社員の初任給調査<東証プライム上場企業165社の速報集計> 「全学歴引き上げ」は41.8%となり、過去10年で最多(労務行政研究所) 民間調査機関の一般財団法人 労務行政研究所では現在、今年4月の新卒入社者の初任給を調査している。このほど、4月13日までにデータを得られた東証プライム上場企業165社について、速報集計の結果を取りまとめたので紹介する。
オン・ボーディングを成功させるには? 支援サービスの種類と比較ポイント~全国のソリューション企業一覧~ オン・ボーディングとは、新しく職場に加わった新卒・中途採用のメンバーをいち早く組織に慣れさせるためのプロセスのことです。早期離職を防ぎ、短期間でパフォーマンスを上げられる状態を作るための取り組みとして重視されています。オン・ボーディングを支援するサー...
コロナショックで顕在化する高校卒就職システムの抜本的課題(リクルートワークス研究所) 2022年卒の高校生の就職について、求人倍率は好転しコロナ禍前の水準に戻っているが、一点だけ大きな懸念がある。以前のコラムにおいて提示した「景気後退・変動局面で、ハローワークと学校が生徒に対して就職先を紹介できなくなる」という懸念である。まず最新のデ...