会社は社員の「資格取得」をどこまでサポートしてくれる? 働く社員の側にとっても、自己のキャリアアップにつながる資格取得に会社が何らか援助してくれることは大歓迎だと思いますが、では実際にその援助は今、どこまで進んでいるのでしょうか。企業の資格取得援助をめぐる事情について、労務行政研究所の調査をもとに探ってみ...
中谷巌さん 日本企業を変革する「40代リーダー」を育成せよ UFJ総合研究所理事長の中谷巌さんは「60代で経営トップになっても遅い。日本企業が厳しいグローバル競争を勝ち抜こうと思ったら、40代の若いリーダーが必要だ」と指摘します。これからの日本企業の変革を担うリーダーには、どのような資質が求められるのでしょう...
本田由紀さん 働く意欲のない「ニート」は10年前から増えていない 職探しも通学・職業訓練もしない若年無業者――「ニート」は今年の流行語大賞に選ばれてもおかしくないでしょう。でも、実際に「ニート」とはどんな若者なのか判然としない、とか、いろいろなデータを見せられても「ニート」像が結べないという声も少なくありません。今...
正岡 幸伸さん~定着のために「和式人材経営」へ変革せよ 労働政策研究・研修機構、社会経済生産性本部、日本経済新聞社……。成果主義の人事制度を導入する企業が相次ぐ中で、その実際の「効果」について調査を実施する機関もまた相次いでいます。
阪本順治さん 「映画監督」の現場コミュニケーション能力 大勢の俳優やスタッフをメガホン一つで思うまま動かせるのが優れた映画監督、といえますが、実際には気難しい俳優同士がぶつかったり、きついスケジュールが続いてスタッフの士気が落ちたり、撮影現場というのは企業のビジネスシーン以上に山あり谷ありでしょう。映画監...
莫邦富さん 「中国進出」の日本企業が成功する条件 今後、日本企業が中国に根を張った成功を収めるためには、課題も少なくありません。たとえば、現地の有能な人材をどうマネジメントしていくか。アメリカなど他の国の企業に比べると日本企業は、中国人の社員を経営層に抜擢したり、その能力を十分に引き出したりするケー...
山田昌弘さん 「希望格差社会」が孕むフリーターの危険 「パラサイト・シングル」という言葉を生み出した東京学芸大学教授の山田昌弘さんは、近著『希望格差社会』で、今の日本社会は将来に希望を持てる人と絶望する人に分裂していくプロセスに入っている、と指摘します。そして、一生正社員になれない若者、一生フリーターで...
下山 博志さん~企業の業績アップよりも社員の成長が優先だ 人事制度面での大改革と言われる「成果主義」。 10年後には日本でも常識になっているかもしれない。 だが、この欧米発のシステムが企業内に混乱をもたらすことはないのか。成果主義で成功する企業と失敗する企業はどこが違うのだろうか?
新人研修が新人改革へ結びつくために(後編) 人材・組織のコンサルティング会社に聞く 人材コンサルティングの「リンクアンドモチベーション」と「ウィルソン・ラーニング ワールドワイド」が提供する研修のプログラムを奇貨として、会社側は今どきの若者とどう向き合い、どんな内容を伝えたらいいのかを探っていきます。
新人研修が新人改革へ結びつくために(前編) 人材・組織のコンサルティング会社に聞く 会社の将来に必要な若手人材をしっかりとつなぎとめ、彼らの潜在的な能力を引き出すにはどうしたらいいのでしょうか。そのための「新人研修」のあり方について、前・後編に分けてリポートします。
守島基博さん 人材マネジメントの「経営」視点、「人」視点 成果主義を導入してから社員がやる気を失った、リストラで職場の雰囲気が悪くなったなどというケースは、人材マネジメントの背後にある考え方を理解していなかったからでしょう。人材マネジメントの基礎的な枠組みについて一橋大学大学院教授の守島基博さんにうかがいま...
渡辺茂一郎さん 「売れる営業」と「売れない営業」の境界線 売れる営業と売れない営業ではどこが違うのか。できる営業マンはどんな能力や方法論を持っているのか。富士ゼロックスでのコピー機販売で、新人時代の成績最下位からトップへと奇跡的に這い上がった経験を持つ渡辺茂一郎さんにうかがいました。
オバタカズユキさん 企業の「社風」はどこから生まれるのか 求職者が会社と性格の不一致を起こさないようにするためには、あらかじめ「社風」を知っておく必要がありますが、なかなか外部からはうかがい知ることができません。何かいい方法はないか? そもそも企業の「社風」はどこから生まれてくるものなのか?b企業は自分で自...
田中和彦さん 「複職時代」に自分らしい働き方を選ぶ 『週刊ビーイング』編集長から現在はキネマ旬報社代表取締役専務に転じた田中和彦さんは、現代を「複職時代」と名付け、働く人はその時々に応じて、いくつもの選択肢の中から、自分らしい生き方を主体的に選び取ってほしいと言います。新しい時代の生き方、働き方につい...
田坂広志さん よい会社とは何か ―日本型CSRに求められる7つの条件― 日本型経営の視点から「よい会社とは何か」について「7つの条件」を述べよう。そのことを通じて「日本型CSR」のめざすべき企業像、21世紀に我が国の企業がめざすべき企業像を論じよう。
大橋禅太郎さん 企業を前進させる「マネジメント・コーチ」の可能性 IT関連企業の経営者として日米で名を馳せた大橋禅太郎さんは「問題こそが企業を前進させるパワフルなツールになる」と言います。経営陣に対するコーチングから始めれば、達成困難に思えるレベルの目標もクリアできるようになる、と。米シリコンバレーでの企業経営がピ...
二宮清純さん 「プロ野球監督」に見る人材マネジメント術 プロ野球の監督は選手を適材・適所・適時に配置しなければならないという点で、一般企業の人事とよく似ています。二宮さんが語る野球監督の選手起用についての話は、企業の人材マネジメントの話に置き換えられるはずです。