原ひろみさん 2006年に「高卒採用」は復活するか 労働政策研究・研修機構研究員の原ひろみさんは「将来の人材育成や技能継承を見据えて高卒者を採用する企業と、そうでない企業に二分化してきている」と分析しています。原さんは今年春、高卒採用の現状と将来について研究した結果を報告書にまとめています。これから「...
株式会社長谷工コーポレーション:バブル清算から「適材育成」で攻める人事 バブル崩壊を乗り越え、再建を果たした長谷工コーポレーション。同社の「人事企画」チームのチーフとして、制度の企画や運用に携わる藤村氏は、これからの人事部門には「経営の一翼を担っている」という意識を持つ必要があると言う。現在取り組んでいる、人件費ポートフ...
竹田圭吾さん 小泉首相は歴史に残る「人事の天才」か 持論の「郵政民営化」を公約に掲げ、先の総選挙で大勝した小泉純一郎首相。その政治手法はさまざまなしこりも残しましたが、欧米メディアは彼こそ日本の歴史的改革者との見方を強めたようです。その理由に「古いしがらみを断ち切った」ことをあげます。「人事の天才」と...
ローソンHRステーション:「考えながら変わっていく」人事制度 ローソンに入社する前は鉄鋼メーカー、製薬企業で働いていた経歴を持つ三隅氏。仕事の業態は違えど、「人」の果たす役割の大きさを強く感じたと言う。現在は同社で人事を統括する立場として、社員教育の徹底と人事制度の改革に着手。コンビニ業界でさらなる発展をしてい...
NECラーニング:女性のための職場環境づくり 女性総合職4期生としてNECに入社した原田氏は、入社以来ずっと人事畑を歩み、現在はNECラーニングで教育研修を担当。若手への教育に対する考え方や、人事部の仕事をしていく中で、自身が向上するためにどんな意識が必要か、また、同社の「女性が働きやすい職場環...
岸宣仁さん 日本経済を支える「100年企業」の秘密 企業が世の中の移り変わりに乗り遅れず、時代を越えて生き延びていくことは並大抵ではありません。でも今の日本経済を根幹で支える企業を見てみると、その多くはメディアを賑わす六本木ヒルズ系の企業などではなく、創業1世紀以上を刻んだ「100年企業」であることに...
サッポロビール株式会社:「社員=お客様」志向 今回インタビューを受けていただいたサッポロビール人事 総務部の生方氏は、今年3月に異動してきたばかり。初めての人事業務を通して、同氏は何を考え、感じたのか。また、同社の人事部のあり方とは──?
山田真哉さん ビジネスマンなら「数字のセンス」を磨こう! 数字が苦手な人でも、すらすらと楽しんで読める「会計学」の本『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社新書)。すでに90万部(8月現在)を突破し、新書ではおそらく、今年最大のベストセラーとなる勢いです。著者の山田真哉さんは「数字のセンスを磨くことは誰に...
会社は社員の「資格取得」をどこまでサポートしてくれる? 働く社員の側にとっても、自己のキャリアアップにつながる資格取得に会社が何らか援助してくれることは大歓迎だと思いますが、では実際にその援助は今、どこまで進んでいるのでしょうか。企業の資格取得援助をめぐる事情について、労務行政研究所の調査をもとに探ってみ...
中谷巌さん 日本企業を変革する「40代リーダー」を育成せよ UFJ総合研究所理事長の中谷巌さんは「60代で経営トップになっても遅い。日本企業が厳しいグローバル競争を勝ち抜こうと思ったら、40代の若いリーダーが必要だ」と指摘します。これからの日本企業の変革を担うリーダーには、どのような資質が求められるのでしょう...
本田由紀さん 働く意欲のない「ニート」は10年前から増えていない 職探しも通学・職業訓練もしない若年無業者――「ニート」は今年の流行語大賞に選ばれてもおかしくないでしょう。でも、実際に「ニート」とはどんな若者なのか判然としない、とか、いろいろなデータを見せられても「ニート」像が結べないという声も少なくありません。今...
正岡 幸伸さん~定着のために「和式人材経営」へ変革せよ 労働政策研究・研修機構、社会経済生産性本部、日本経済新聞社……。成果主義の人事制度を導入する企業が相次ぐ中で、その実際の「効果」について調査を実施する機関もまた相次いでいます。
阪本順治さん 「映画監督」の現場コミュニケーション能力 大勢の俳優やスタッフをメガホン一つで思うまま動かせるのが優れた映画監督、といえますが、実際には気難しい俳優同士がぶつかったり、きついスケジュールが続いてスタッフの士気が落ちたり、撮影現場というのは企業のビジネスシーン以上に山あり谷ありでしょう。映画監...
莫邦富さん 「中国進出」の日本企業が成功する条件 今後、日本企業が中国に根を張った成功を収めるためには、課題も少なくありません。たとえば、現地の有能な人材をどうマネジメントしていくか。アメリカなど他の国の企業に比べると日本企業は、中国人の社員を経営層に抜擢したり、その能力を十分に引き出したりするケー...
山田昌弘さん 「希望格差社会」が孕むフリーターの危険 「パラサイト・シングル」という言葉を生み出した東京学芸大学教授の山田昌弘さんは、近著『希望格差社会』で、今の日本社会は将来に希望を持てる人と絶望する人に分裂していくプロセスに入っている、と指摘します。そして、一生正社員になれない若者、一生フリーターで...
下山 博志さん~企業の業績アップよりも社員の成長が優先だ 人事制度面での大改革と言われる「成果主義」。 10年後には日本でも常識になっているかもしれない。 だが、この欧米発のシステムが企業内に混乱をもたらすことはないのか。成果主義で成功する企業と失敗する企業はどこが違うのだろうか?
新人研修が新人改革へ結びつくために(後編) 人材・組織のコンサルティング会社に聞く 人材コンサルティングの「リンクアンドモチベーション」と「ウィルソン・ラーニング ワールドワイド」が提供する研修のプログラムを奇貨として、会社側は今どきの若者とどう向き合い、どんな内容を伝えたらいいのかを探っていきます。
新人研修が新人改革へ結びつくために(前編) 人材・組織のコンサルティング会社に聞く 会社の将来に必要な若手人材をしっかりとつなぎとめ、彼らの潜在的な能力を引き出すにはどうしたらいいのでしょうか。そのための「新人研修」のあり方について、前・後編に分けてリポートします。