人事制度の設計について(フレックス・テレワーク制度)
平素よりお世話になっております。
現在、弊所クライアントで最終的にはIPOを目指しているベンチャー企業より人事制度の設計について初期的な相談が来ております。
現時点の状況は以下の通りです。
1. 現在は代表取締役社長1人のみ
2. 9月中旬に2名程度従業員として雇用を予定(マネジメント層を想定)
3. 当面は従業員10人を超えることは想定していない
4. 基本的に従業員側も時間連動という概念はなく、成果連動の意識、そのため、年俸制で金額も高い
(手当含め、全体で1,000万程度)
5. オフィスはコワーキングスペースを利用、そのためテレワーク制導入を想定
上記の状況において、現時点では下記のような制度設計を想定しています。
1. 労働時間制度はコアタイムありのフレックスタイム制を導入、コアタイムは[月曜10時~12時]
2. 所定労働時間は1日当たり8時間、清算期間は1か月、総労働時間は「所定労働日(土日祝日)を定め、所定労働日1日当たり○時間」とする
3. フレキシブルタイムは[朝6時~夜22時]とする
4. 原則として、深夜労働、休日労働は禁止(テレワークを行う場合には時間外労働も含む)、事前許可制を取る(安全配慮義務の観点)
5. 36協定は締結予定、時間外労働は法律上限月45時間、年間360時間、特別条項あり(年720時間、複数月平均80時間(時間外+休日)、月100時間(時間外+休日))
6. 固定時間外手当を支給([月75時間分])
7. ①所定勤務時間外勤務を超えた場合、法定外休日の勤務は「時給の125%」、②法定休日の勤務は「時給の135%」、③深夜勤務手当は①、②に加えて「時給の25%」をそれぞれ支給、ただし①、②は固定時間外手当で規定された時間([月75時間])を超える時間のみ支給
近年IPOでは労務問題について取り上げられることが多く、慎重な制度設計が必要と考えています。
一方で法令で認められている中で、クライアント、従業員双方にとって有益な制度にしたいと考えており、①すでに法令違反となっている項目はあるか?、②制度運営上のリスク、留意点、懸念点等
等ございましたら、ご指摘頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
投稿日:2019/08/18 14:51 ID:QA-0086181
- tomo1012さん
- 東京都/コンサルタント・シンクタンク(企業規模 1~5人)
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本Q&Aは法的な助言・診断を行うものではなく、専門家による一般的な情報提供を目的としています。
回答内容の正確性・完全性を保証するものではなく、本情報の利用により生じたいかなる損害についても、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
具体的な事案については、必ずご自身の責任で弁護士・社会保険労務士等の専門家にご相談ください。
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、直ちに法令違反となるような内容は見当たらないようです。
但し、6の固定残業代につきましては、法令上の制度ではございませんので、どのような時間(法定内外残業、休日、深夜等)に充当されるかを明確に示される事が必要です。
また従業員数が10名未満であれば就業規則作成義務はございませんが、フレックスや固定残業制・テレワーク等かなり複雑な人事制度を採用しておられますので、制度内容を明確にする上でも就業規則は極力作成されるのが望ましいといえるでしょう。
投稿日:2019/08/20 09:45 ID:QA-0086234
相談者より
ご回答ありがとうございます。
ご指摘の通り、かなり複雑なので先生のご意見は非常に参考になりました。
投稿日:2019/08/20 19:54 ID:QA-0086258大変参考になった
本Q&Aは法的な助言・診断を行うものではなく、専門家による一般的な情報提供を目的としています。
回答内容の正確性・完全性を保証するものではなく、本情報の利用により生じたいかなる損害についても、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
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