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人事のQ&A<解決済み>

相談数12131件   回答数25117

資格取得の奨励制度について教えてください。

会社として資格取得の奨励制度の実施を検討しています。
実施するにあたっての要件は以下のとおりです。
・ある資格試験に、一定期間(3年間)の間に、職員全員が合格するようにしたい。(義務化)
・但し、その資格は、業務を行う上で必須の資格ではない。
質問は以下のとおりです。
(1)合格を義務化する場合に、受験料は合格・不合格を問わず、会社負担であるべきか?
(2)一定期間を経過しても、一度も受験をしなかった社員に対して、制裁を与えることは可能か?
   ※例えば賞与を一部減らすなど
(3)制裁が可能な場合の要件、条件はあるのか?
(4)その他、制度を設ける上で配慮すべき点は何か?
そもそも、以上のようなことをしている会社はあるのでしょうか?
大変お手数ですが教えていただければ幸いです。

  • よい職場とのさん
  • 東京都
  • その他業種
  • 回答数:4件
  • カテゴリ:評価
  • 投稿日:2015/12/15 08:40
  • ID:QA-0064518

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専門家・人事会員からの回答
4件中 1~4件を表示
並び順:投稿日時順評価順
  • 1

専門家より
  • 投稿日:2015/12/15 09:52
  • ID:QA-0064520

オフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご質問に各々回答させて頂きますと‥

(1)受験(合格)を会社として義務化する以上、資格取得に関わる行為は会社業務として取り扱う事が必要になります。
 従いまして、合否に関わらず受験料はもとより教材費・交通費等も全て会社負担とすべきです。

(2)不合格といっても何か違反行為をしたわけではないので、制裁ではなく人事評価上でマイナスとするのが妥当といえます。特に賞与の減額であれば評価査定で対応すべき事柄といえます。

(3)制裁要件に関する法的定めは特にございませんが、先に触れました通り事の性質上評価にて反映させるのが妥当といえます。

(4)奨励制度と銘打ちますと義務化の意味合いが薄れますので、一般的な人事制度としてではなく業務上の決め事として明確に定められた方がよいでしょう。

ちなみに、業務に必須でない資格を全員取得させるというのはごく稀な例といえるでしょう。本当に費用をかけてまでそこまでやる必要性があるのか十分検討されるべきといえます。

  • 投稿日:2015/12/15 19:34
  • 相談者の評価:大変参考になった

ご回答いただき、本当にありがとうございました。受験料は社で負担し、研修の必要性と合わせて見直ししたいと思います。
お忙しいところご回答いただき、ありがとうございました。

この回答は参考になった
参考になった:0名
専門家より
  • 投稿日:2015/12/15 11:23
  • ID:QA-0064522

戦略人財コンサルタント 代表

資格取得の奨励制度における経験について

社会保険労務士で元人事部長で社内大学の立ち上げた経験から、ご回答させて戴ければと思います。

資格取得の奨励制度は多くの企業でも実施しています。
ただ、その資格が仕事に直接必要な場合、とは言っても、運転免許や弁護士と言ったその資格がないとその仕事が就けない場合は省いて、資格制度を実施するのは可能です。

具体的な資格名が記載されていないので、具体的なアドバイスができないかもしれませんが、私も外資系IT企業、外資系金融企業で企業内大学を新設しその責任者として年間200コース前後の教育研修を実施しておりました。キャリアパスに必要な必須コースと任意コース(基準を超えた専門コース)があって、年間の単位取得は義務化しており、その単位も人事考課に影響させました。

どのようなコースを習得するかは、上司とのキャリアプラン面談を新設し、向こう3年間のプランを作成します。全社員のプランは人事に集計され、さらに、人事での対策を検討します。
社内にないコースは、外部研修を検討します。その外部研修でも、個人で受ける場合は、カフェテリアプラン(福利厚生費)に応じた援助金がでているので、それで対応させます。階層別のような複数の対象者となる研修は、全額会社負担で検討しました。
たとえばTOEICはそれぞれの職務に応じた合格点があります。たとえば、英語を頻度に使用する職務の社員は750点とか決めておりました。2回までの受験費用は全額会社負担ですが、それでも合格点がとれない社員は、それ以降は全額自己負担となります。ただし、カフェテリアプランに残金があればそれを使うことも可能でした。

制度構築で最も注意した点をご紹介します。
学習する組織作り、学習に対する抵抗をなくすため、学ぶ喜び、スキルを得て仕事で成果が出せる仕組み作りを徹底して制度化しました。

そこには、マイナス思考ではなくプラス思考による加算評価の仕組み作りを心がけ、1年間の実施で成功ともいえる制度ができました。
目標単位取得に足らないからといって、手当や賞与を減額するマイナス的アプローチは、いいずれ文化になりやすくなるため取り入れませんでした。つまり、目標単位・資格を取得できれば、その分の人事評価(スキル・資格評価)がアップできる仕組みと制度を作りました。制裁の思考は企業文化に影響しますので、取り入れませんでした。つまり、合格していない、達していない、受けていないからと言う理由での減額処置をすると、労働組合からも社員からもクレームの対象となります。しかも、モチベーション・マネジメントの上ではよろしくないですね。
そのため、目標とする単位・資格を取得すれば、プラス評価する文化を形成していきました。ただ、暇な人ほど沢山の単位を取って、忙しい人や本当に参加してほしい人が全然単位が取れないような仕組みも排除しました。

仕事に直結するコース、資格からスタートされては如何でしょうか。
仕事に直結しないコースは、まず、直結するコースが定着してからもでもいいと思います。
限られた予算で人材開発の優先順位で、最終決定になるかと思いますが、受ける社員の心理も合わせてご検討されてはいかがでしょうか。

  • 投稿日:2015/12/15 19:54
  • 相談者の評価:大変参考になった

ご経験に基づいた大変参考になる回答をありがとうございました。制裁という言葉は適当ではありませんでした。本質問を投げたことを恥ずかしく思っております。
ご指摘のとおり、組織全体のモチベーション、マネジメントを上げていくことが何よりも大事だと思いますので、改めて研修のあり方も含め検討したいと思います。
ありがとうございました。

この回答は参考になった
参考になった:0名
専門家より
  • 投稿日:2015/12/15 13:24
  • ID:QA-0064527

代表者

業務上必須でない資格取得を強制、罰則化するのは妥当ではない

「業務を行う上で必須の資格ではない(公的?)資格試験合格」を「職員全員に義務付ける」という制度の具体的趣旨、狙いが分りません。必須、義務化、罰則といったキーワードのある制度は、奨励制度ではなく、強制制度です。そう言った意味での他社事例は存じ上げませんが・・・。

  • 投稿日:2015/12/15 19:45
  • 相談者の評価:大変参考になった

お忙しいところご回答いただきありがとうございました。制裁という言葉は適当ではありませんでした。
ご指摘はそのとおりです。
きちんと整理し再考するようにいたします。
ありがとうございました。

この回答は参考になった
参考になった:0名
専門家より
  • 投稿日:2015/12/15 17:15
  • ID:QA-0064530

東 社会保険労務士事務所 代表(特定社会保険労務士) 

ご質問の件

資格取得の奨励制度というのは、会社として、どれだけ、その資格取得を奨励するのか、すなわち、業務とどれだけ密接にかかわってくるかによります。

業務上、必須ではないにしても、その資格保有が会社としてメリットがあるのであれば、会社のメッセージとして、それなりの援助をすべきです。
ただし、義務化する以上は、試験時間は労働時間となります。

受験料についても、会社の考え方ですので、どのようにルール化してもかまいませんが、取得をあっせんするのでしたら、負担しないにしても、合格者には、お祝い一時金を出したり、資格手当を検討するべきでしょう。

試験内容にもよりますが、試験ですから、受験は義務化できますが、合格は義務化できません。受験しなかった方を、評価を下げることは可能ですが、制裁というのは、考え物です。

資格を取得したことにより、生産性が向上するようであれば、そのことにより、評価すべきであり、逆に言えば、資格取得できないために生産性が低いようであれば、そのことで評価は悪くすべきでしょう。

  • 投稿日:2015/12/15 19:48
  • 相談者の評価:大変参考になった

お忙しいところご回答いただきありがとうございました。制裁という言葉は適当ではありませんでした。
きちんと整理し再考するようにいたします。また、本研修の必要性も改めて見直ししたいと思います。
ありがとうございました。

この回答は参考になった
参考になった:0名
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