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退職金の額について

小さな町の小さなガソリンスタンドを経営しておりました父が突然亡くなりました。従業員は一人。残された母は赤字続きのガソリンスタンドですので、来春には閉めたいと思っています。金融機関には一切借金はしていないのですが、石油の仕入れ先へは、父が自分の給料や年金から工面していました。
30年勤めてくれた従業員は退職金を欲しいと言っていますが、払えるだけのものが無い状態です。退職金について、文書も無く、父の死も突然だったため遺言もありません。株式会社ではありますが、父の兄弟姉妹で作った配当金の無い株式会社です。加えて取締役である伯父伯母も父の死の前後一カ月に二人とも亡くなり、株式会社としての形態も維持出来ない状況です。小さな町なので、残された母と従業員は同じ町内。規定が無いから払わないでは、母が町に居づらくなるので、寸志程度でも工面したいと思っていますが、金額が判断できませんので、どのように交渉すれば宜しいでしょうか。

投稿日:2005/10/16 18:23 ID:QA-0002270

*****さん
東京都/石油・ゴム・ガラス・セメント・セラミック(企業規模 1~5人)

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2

プロフェッショナルからの回答

新島 哲
新島 哲
新島労務管理事務所 所長

退職金の額について

まず一番大事なのは情報の開示でしょう。ご質問に書かれたように多額の退職金を支払える状態ではないということを理解してもらうように努めるべきではないでしょうか。そして会社として精一杯努力した金額だということで、提示されてはいかがですか。

退職金規程がない、特に社長も約束していないということであれば本来支払義務はありません。そのことを言う必要はありませんが、このような状況で決まりもないのであれば、払える限度内で支払えば良いのではないでしょうか。

このような問題の解決では理屈より感情が優先されることが多いので、まず経営状況を理解してもらえるよう努めて下さい。繰り返しになりますが、精一杯頑張ったが、この金額しか出せないということを理解してもらえるようにすべきでしょう。

金額の程度に関しては寸志という金額がどれ位を指しているのかわかりませんので、回答を控えさせて頂きます。

投稿日:2005/10/16 18:38 ID:QA-0002271

相談者より

早速の回答有難うございました。改めて補足させて頂きます。従業員への「情報の開示」は致しました。そのうえで、退職金を出せる状況では無い事、仕事を続けたいのであれば退職金の代わりに会社を譲るので代表取締役にという話もしたのですが、一度は了承し、数日後「取締役にはならない。退職金を貰いたい」と言われてしまい、困っています。会社の状況は理解してくれているようなのですが、退職金は貰う権利があると言っています。文書が無いうえ、父との口約束もあったかどうかは判りません。母には支払うことができませんので、娘である私が工面する他にないと思っております。退職金の算定方法も判らない素人ですので、勤続30年の従業員に対し、最低限度がどのくらいなのか、または目安となる算定方法を教えて頂きたく、改めて回答をお願い致します。

投稿日:2005/10/16 21:59 ID:QA-0030910あまり参考にならなかった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

新島 哲
新島 哲
新島労務管理事務所 所長

Re:退職金の額について

退職金の算定で一番多いのは勤続年数比例方式です。特別な計算式があるわけではなく、勤続年数別に退職金額が決まっています。零細企業はほとんどこの方式です。また、良く使われいている退職金制度に中退共があります。こちらですと最低掛金が5000円で、勤続30年ですと、210万弱です。小規模の企業ですと特定退職金共済(商工会議所が実施)に加入して退職金を支払っている場合があります。こちらは最低で掛金1000円、30年勤続で39万弱の退職金です。

退職金計算では他にも退職時の基本給に一定の係数を掛ける方式もありますが、規定があったわけではありませんので、複雑な計算方法を用いる必要はないでしょう。

いずれにせよ退職金の支払額は企業によって様々ですのですから、何とも言えません。特に零細企業は多種多様です。それに何と言ってもお金の問題は「いくらもらえば満足」ということはありませんので、難しいですね。

また、従業員がもらう権利があると言っているようですが、退職金の支払は法律で義務付けられていません。よって支払の約束をしていなければ支払う必要はありません。実際に零細企業では退職金を支払わない例も多くあります。但し、社長が支払を示唆するような発言をしていたとすればそれは考慮する必要があります。いずれにせよ、常識で考えれば会社対従業員の話ですから、会社の支払える限度で良いと考えます。あまり揉めるようであれば労働局に斡旋を頼むという方法もあります。

あと本人の事情も聞いてみるといいかもしれません。これから働き先がなくて不安を感じ、当面の生活資金として退職金を欲しているのかもしれません。それであれば若干の生活費と再就職先の斡旋で話がまとまるかもしれません。あるいは、これからの賃金や退職金をあてにしてローンを組んでいたのかもしれません。そうなるとどうしても資金が必要でしょうから何が何でも退職金をもらおうとするでしょう。何を求めているのか聞いて見るのも1つの手ですね。

投稿日:2005/10/16 23:00 ID:QA-0002273

相談者より

丁寧な回答を有難うございました。参考にさせて頂き、従業員との話し合いを重ねていきます。
ただ、従業員の個人的な事情を聞いてしまうと、相応の金額を期待させてしまうかもしれません。その事情にみあう金額が用意出来るかどうか判りませんので、直接的に尋ねるのは控えたいと思います。

投稿日:2005/10/17 21:09 ID:QA-0030911大変参考になった

回答が参考になった 0

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
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