松尾 睦さん: 部下の強みを引き出し、成長させるリーダーに求められるものは何か 「経験学習」のサイクルをまわすために重要な三つのポイント 人の成長の7割は経験によって決まる、といわれます。この「経験から学ぶ力」を体系化し、成長につながるサイクルを確立させたのが「経験学習」の考え方です。ビジネスの世界にも大きな影響を与えた「経験学習」ですが、自分だけの力で経験を成長に結びつけられる人はご...
有賀 誠さん: 人が輝き、組織が活性化して、力を発揮し続けるために 「人材ファースト」を掲げ、急成長企業のさらなる発展を実現する 日本の人事部「HRアワード2020」企業人事部門 個人の部 優秀賞に輝いた、株式会社日本M&Aセンター 常務執行役員 人材ファースト統括の有賀誠さん。人事としての豊富なノウハウはもとより、経営者として蓄積した視点と経験を踏まえ、人や組織に関わる思想や...
村瀬俊朗さん: チームが心でつながる「感情的信頼」がカギ リモートでも強いチームをつくる秘訣とは 新型コロナウイルス感染症の流行により、人々の働き方やビジネスのあり方が大きく変化しています。とくに緊急事態宣言が発出された2020年4月以降、在宅勤務をはじめとするリモートワークを導入する企業が急増しました。遠隔で勤務する社員が増えるなか、企業は、メ...
庭本佳子さん: 変化に強い組織を作る「ダイナミック・ケイパビリティ」 人事データの把握・活用がチームの競争優位性を生む 企業を取り巻く環境は不確実性の高い状況が続いています。2020年は新型コロナウイルス感染症によって経済に大きなダメージが生じましたが、急激な環境変化を前に戸惑う企業も少なくありません。企業が変化に対応していくためには、どうすればいいのでしょうか。その...
尾形真実哉さん: リアリティ・ショックの扱い方がポイントに 新入社員の組織適応を促す要素とは この4月に、新入社員を迎えた企業は多いでしょう。昨今の労働力不足を考えると、採用した人材が組織に定着し、長きにわたって活躍するしくみを整えることは、企業にとって重要な課題といえます。では、新入社員が入社初期の葛藤を乗り越えて組織に適応するために、何が...
中川功一さん: 「ダイバーシティ」と「経営理念・ビジョンの浸透」 ぶつかりあう二つの考え方を両立させるマネジメントとは 多様性のある職場は働きやすく、イノベーションを生み出すのにも効果的。もはや、企業にとってダイバーシティが重要であることを疑う人事パーソンはいないと言ってもいいでしょう。一方で多くの企業が「経営理念」や「ビジョン」の浸透に力を入れており、従業員全員が同...
石黒圭さん: そのチャットでは、本音が交わされていますか? 「非対面コミュニケーション」の時代に人事が取り組むべきこととは 2020年4月以降、多くのビジネスパーソンがオフィスを離れ、対面での会話ができなくなったことで、オンラインでのチャットのやり取りなど「テキストによるコミュニケーション」の重要性が一気に高まりました。会って話せば難なく伝わることでも、テキストだけでは齟...
本田茂樹さん: 緊急事態宣言が全面解除 次の感染ピークを想定して今から取り組んでおきたい職場の感染症対策 新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、私たちの暮らしは様変わりし、企業でも休業や自宅待機、在宅勤務などの対応に追われました。過去にも新たな感染が流行したことはありますが、ここまでの影響を受けたことはほとんどありません。平時と異なる部分も多く、事...
宍戸拓人さん: 「対立」はイノベーションの源泉 組織を前進させるコンフリクト・マネジメントとは 異なる流儀や価値観を持つ個人の集まりである以上、組織内で起きる「対立」は避けては通れないものかもしれません。組織をマネジメントする立場の人からすれば、社員同士の対立はなるべく避けたいことですが、一見すると波風の立たない穏やかな組織でも、その裏側で対立...
高橋俊介さん: 不確実性の時代に企業や人事はどう行動すべきか 「変化対応能力のある組織」をつくるダイバーシティとキャリア自律 グローバル化によるビジネス環境の急速な変化、少子高齢化にともなう人手不足、働き方改革への対応、さらには突然の大規模災害や感染症に備えての対策まで、企業はさまざまな課題に直面しています。先の見通せない時代にあって、人事は何を基準に行動すればいいのでしょ...
富永京子さん: 多様化の時代だからこそ大事にしたい 職場における「わがまま」の効用 会社組織は、いろいろな人の集まりです。雇用形態の違いに加え、近年は女性の管理職登用やグローバル化、障がい者雇用にLGBTQなどへの配慮もあり、多様化が進んでいます。社員の特性やバックグラウンドが異なると、これまでは当たり前と認識されていた慣習や価値観...
守屋実さん: 新規事業を50以上立ち上げたフリーランサーが語る 企業と「“解像度の高い”仕事のプロ」とのいい関係づくり 戦後長らく続いてきた日本の雇用制度が、見直しを迫られています。特に争点となるのが、終身雇用の是非です。人生100年時代の到来と労働力人口の減少が重なり、企業の生存競争は増すばかり。定年制度自体が成り立たなくなると、示唆する人もいます。こうした背景もあ...
中原 淳さん: 日本企業の課題を解決する特効薬 多様な人材が活躍する時代に欠かせない「組織開発」の学び方と実践方法 人事分野において注目を集めている「組織開発」。なぜ今、組織開発がブームなのでしょうか。また、企業やチームは、いかにして組織開発を学び、実践していけばいいのでしょうか。書籍『組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす』(「HRアワード2019」書籍部門 ...
源田泰之さん: 人事の常識や社内の慣行にとらわれない! 人と事業をつなぐミッションに挑み続ける“ソフトバンク流”人事改革 日本の人事部「HRアワード2019」企業人事部門 個人の部 最優秀賞に輝いた、ソフトバンク株式会社 人事本部 副本部長の源田泰之さん。ソフトバンクの採用・人材開発の責任者として、ソフトバンクグループの後継者育成機関「ソフトバンクアカデミア」や新規事業...
田中 聡さん: 労働力不足を乗り越え、人材の活性化を実現 「ミドル・シニアの躍進」を実現するために人事が行うべきこととは 人手不足が続く中、いかに生産性を維持・向上させていくかが多くの企業にとって課題となっています。そこで注目されるのが「ミドル・シニア」層。経験豊富で社内事情も熟知した人材層ですが、その一方で「働かないオジサン」といったイメージがあるように、企業の中で十...
宇田川元一さん: 組織のわかりあえない対立を読み解く ナラティヴ・アプローチで人事が果たしうる支援とは 組織にはいろいろな関係が存在しています。上司と部下、経営と現場、営業と企画、製造と開発など、実に多様です。互いの考えが合致し、持ち味を発揮したなら、仕事は円滑に回っていくでしょう。けれども現実は、各所で起こる対立に、現場の社員だけでなく人事も頭を悩ま...
黒田祥子さん: 生産性向上につながる鍵は「週単位」「日単位」の余暇時間 休み方への意識を変えるために人事が取るべき施策とは 2019年は、多くの企業にとって「休み方」を考え直す契機となるのではないでしょうか。平成から令和への改元に伴い、ゴールデンウィークが過去に例のない大型連休となった企業も少なくありません。労働基準法の改正により、4月から年10日以上の年次有給休暇が付与...
川島 薫さん: 社会人として働くことに健常者も障がい者もない “当たり前”を取り入れた、これからの障がい者雇用とは 楽天グループの特例子会社である、楽天ソシオビジネス株式会社。同社は、設立時より積極的に障がい者採用を行い、高い雇用率と定着率を実現しています。また、特例子会社でありながら独立採算制を採用。長年にわたり、通年黒字を維持し続けています。なぜそのような経営...
稲水伸行さん: カギは「トップと現場の共創」と「仕掛けづくり」にあり クリエイティビティが高まるオフィス空間づくりとは 近年、快適なオフィス空間への関心が高まっていますが、ワークスペースとクリエイティビティにはどのような関係性があるのでしょうか。日本の職場環境に詳しい東京大学大学院 准教授の稲水伸行先生に、最近話題の「ABW」を中心に、次世代型オフィスにより期待できる...
諸富祥彦さん: 一人の時間がイノベーティブな発想を生む あえて「孤独」を選ぶ社員が、企業にもたらす効果とは 「孤独」と聞くと、よくないイメージを持つ方は多いかもしれません。しかし、書籍『孤独の達人』の著者であり、明治大学教授の諸富先生は、「孤独は、働く上でも大きな意味を持つ」と言います。新たなアイデアを生む「孤独」について、同氏にじっくりとうかがいました。