社員の定着
いつもこちらのサイトでは、大変お世話になっております。
中小企業で人事をしている者です。
社内事情により詳しくはお伝えできず恐縮ですが、
当社では「社員が定着しない」という課題を常に抱えております。
正社員採用をしても1ヶ月以内に退職をすることが多く、
今年だけでも入社後3ヶ月以内の退職者が20名以上もいるという実情です。
改善をしなければならない部分が多々あることは承知しているのですが、
なかなか改善に向けて変わらない状況です。
来年度の採用計画を立てようにも、
人が定着しないが為に結局は随時中途募集が続く…というのが
現時点で予測がついております。
まだ私自身が、人事として未熟な為にどのような案を提出したら
経営陣を改善に向け動かすことができるのか…
それを見いだせずに日々頭を抱えております。
できる限り、社内でなんとか改善したいというのが希望ですが、
コンサルタント等、外部に委託することも有効なのでしょうか。
ただし、あまり予算をかけることはできないように感じます。
※採用活動費で予算をかけているので、その分にペイできれば
問題はないかと思いますが…
良いアドバイスをいただけたらと思います。
宜しくお願い致します。
投稿日:2014/10/21 19:07 ID:QA-0060582
- popojinさん
- 東京都/その他業種(企業規模 31~50人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、定着しない理由は会社事情によって異なりますし様々といえます。
以下、考えられる主な理由を挙げてみますと、
・採用選考の仕方や決定過程等に問題がある
・入社前の説明と入社後の現実に大きなギャップがある
・過重労働やハラスメントの発生等、職場環境が劣悪である
・人間関係(上司と部下、同僚間)がうまくいっていない
といったところになりますし、これら以外でもありえるでしょう。
いずれにしましても、理由が明確でなければ、いくらお金をかけても無駄な出費に終わります。
逆に理由が把握出来ており、直接その原因を取り除く事に集中出来ますと、大抵の場合殆どコストをかけることなく改善可能といえます。
従いまして、ただ漠然と考えるのではなく、これだけ多くの早期退職者が出るわけですから、都度退職理由や現場で起こっている事態の詳細を確認し的確な状況分析に努めるべきといえます。また、平素から退職者が多い職場について先に挙げたような問題が発生していないかチェックされる事も重要です。
その上でどうしても原因分析が出来なかったり、或は対応が困難であったりする場合には、人材紹介会社等の採用コンサルタントにご相談されてみることをお勧めいたします。
投稿日:2014/10/21 20:09 ID:QA-0060583
相談者より
早速、ご回答いただきありがとうございます。
早期退職者の退職理由として多いのは、
労働環境や人間関係(上下)に対する不満と感じております。
若い社員が多い為、人材マネジメント能力に長けた役職者は少ないですし、労働環境についても数名で会社を動かしていた時代のまま変わっていないということも問題点であると感じております。
投稿日:2014/10/22 10:19 ID:QA-0060587大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
人材ではなく「人事コンサルタント」
異常な退職状態が恒常化しており、現在も続いているのであれば、バケツに穴の開いた状態と同じですから、いくらコストと労力と時間をかけて採用をしたところで解決にならないと思います。元来経営の一環で直ちに対策を取るべきですが、社内での調査が無理であれば、外部に依頼するしかありません。人事コンサルタントはそのためにおりますので、当然内部で対応できない分のコストを計上して依頼するべきでしょう。その場合、人材紹介会社などの「コンサルタント」ではなく、人事コンサルタントに依頼する必要があります。人材紹介料とは別に、きちんと有料でコンサルティングができる程度の力量がなければ、依頼する意味がないと思いますので、きちんと見積りなど取った上で、依頼を検討されてはいかがでしょうか。
投稿日:2014/10/21 22:18 ID:QA-0060584
相談者より
ご回答をいただき、ありがとうございます。
おっしゃるとおり、コストと労力が常に消費されるばかりになっており、すぐにでも対策を取りたいと考えております。
人事コンサルタントへの依頼について、経営陣に納得していただけるよう提案をしてみます。
投稿日:2014/10/23 12:09 ID:QA-0060603大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
まずは原因究明を!
(手法としてはカウンセリング、マネジメント教育、メンター制度導入も要検討!)
お世話になります。
人材育成のコンサルをしております
オフィスたはらの田原洋樹と申します。
社員が定着しないということ、人事のご担当者様としては
頭が痛い悩みですね。
一般的に3年で3割以上離職をすると、いわゆる「ブラック企業」の可能性ありと
考えますので、採用総数はわかりませんが、数か月でまとまった離職者が出るということは
状況としては厳しいですね。
離職に至る背景など、現場の詳しい状況がわからないので
一概に「原因はこれ」とは言えませんが、
まずは、離職者に個々にヒアリングをすることが必要だと思います。
その場合、社内の人間に対しては、本音を出しにくいという
ことも考えられます。
キャリアカウンセラーなど、外部のコンサルタントを招へいし
離職に至った経緯を詳しく、丁寧に聞き取ることも一案だと思います。
あとは、上司のマネジメント(特に部下育成)のあり方・施し方を改めて
習得させる、あるいはメンター制度を取り入れるなどの手法も検討すれば
いかがでしょう?
あまり、コストをかけず、賢く外部のコンサルを活用する。
これをお勧めしたいと思います。
投稿日:2014/10/21 22:24 ID:QA-0060585
プロフェッショナルからの回答
社員の定着について
中小企業にとって、
優秀な社員の採用、育成、定着は一番重要であるといっても過言ではありません。
そして1~3ヵ月以内の退職が多いということは、
長時間労働や過重労働など何かしらの原因があるはずです。
ご自身で原因や解決策が浮かばないようであれば、
社労士やコンサルタントに相談することが有効です。
投稿日:2014/10/21 22:47 ID:QA-0060586
相談者より
ご回答いただき、ありがとうございます。
長時間労働、過重労働については、
会社としては所定労働以上は行わせない方針でおりますが
各部署長の判断によって強いられている現状もあるかもしれません。
外部への委託も含め、検討をしていきたいと思います。
投稿日:2014/10/23 12:15 ID:QA-0060605大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
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