評価方法の変更について
お世話になります。
現在、社員の評価は実績評価で半期毎に賞与、年1回に能力評価で昇給額を決定しております。(基本給ランク表は社員全員が閲覧可能)評価のやり方としては社員のモチベーションを上げる狙いもあり絶対評価で実施しておりますが、各部署の責任者の考課者訓練不足もあるせいか、全体的に給与が上がる傾向にあり 相対評価へ変更したいと考えております。(設立してまだ数年)
この場合は社員への告知期間や相対評価への移行に際しての決め事などあるのでしょうか?
(従業員代表とは話合い承認は取り付けます)ちなみに親会社は相対評価です。
投稿日:2006/05/08 18:45 ID:QA-0004615
- *****さん
- 東京都/電機(企業規模 101~300人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
相対評価への移行
理論的には絶対評価が望ましいけど、現実にはうまくいかないので、相対評価にしたい。
社員への告知期間、決め事は?
とのことですね。
評価の基本にもどって、考えてみましょうか。
評価は、なんらかの「評価基準」があって、その評価基準より上ならば○、下ならば×ということです。
絶対評価であれ、相対評価であれ、評価をする場合には、この「評価基準」が重要です。
絶対評価をして「賃金の上昇」の割に「業績」があがってこないのは、評価基準に問題があると思われます。
相対評価にする場合は、順番ずけの根拠が「評価基準」になります。
評価基準について、経営者・管理者・社員が研究し、「思い込み(主観)」による評価が薄まっていくようにしたいですね。
評価基準についての研究は一般的には「評価者研修」で行われています。
こういったことの研究会をして、社員の方々の理解が得られれば、一年後くらいに相対評価に移行できると思います。
理解が得られないまま、移行を急ぐと、モチベーションが下がることが懸念されます。
投稿日:2006/05/09 09:40 ID:QA-0004619
相談者より
投稿日:2006/05/09 09:40 ID:QA-0031906参考になった
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