みなし残業と残業免除制度について
みなし残業を時短社員以外の全社員に30時間分支払っているのですが、今まで残業をする社員としない社員の差が激しく、(お客様都合により、社員の仕事の出来ではありません)不公平だと意見が出たので、残業をしていなかった社員にもお願いしようとしたところ、子育て中の残業免除制度を使用するとどうなるのか?と聞かれました。みなし残業代を払っているのと、残業免除制度は共存できるのでしょうか?ご教示いただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
投稿日:2023/04/10 22:12 ID:QA-0125898
- IT田中さん
- 東京都/医療・福祉関連(企業規模 101~300人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、固定残業代は原則としまして実労働時間に関係なく支払われるものですが、そもそも残業自体が免除されている場合にまで適用する義務はないものといえます。
しかしながら、こうした固定残業代の適用ルールにつきましては、就業規則にきちんと定めて運用されるべきです。
投稿日:2023/04/11 09:25 ID:QA-0125905
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
見做し残業の廃止を
▼現行のみなし残業制度を廃止、実績に基づく時間外労働に対する支払いに正常化します。
▼その上で、子育に対する免除免除を正常化しては如何ですか。
投稿日:2023/04/11 10:48 ID:QA-0125912
プロフェッショナルからの回答
対応
残業免除制度の適格者であれば残業を命じることはできません。まず残業のない社員まで全員をみなし残業の対象としていることが原因ですので、業務によって対象者を分けるなど、基本的整理が必要です。
また「不公平だから残業せよ」は逆で、顧客対応をローテーションするなど、残業を減らす業務運営を考える方が優先となります。
投稿日:2023/04/11 11:28 ID:QA-0125915
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
残業免除者は、固定残業代を支給しないというルールは不合理とはいえませんので、
その場合は、就業規則に明記しておく必要があります。
残業免除なのにみなし残業代を払うというのは、整合性がないといえます。
投稿日:2023/04/11 12:29 ID:QA-0125917
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