採用適性試験を海外で実施したい
海外赴任できる人材の中途採用を考えています。
採用試験の一環として、現地に1~2週間行かせ、現地との適合性と駐在員としての基礎能力を判断したい、と考えています。
現地には、単に社員の「同行者」として行かせ、特に労働をさせるわけではなく、試験的な「訪問」として行かせたいと考えています。
(ちょっとしたお手伝いや様子見の作業などは発生する可能性はあります)
会社としては出張同行者として行かせたい(=友人を一緒に連れて行く感覚?)のですが、何か法的に、または諸問題等ありますでしょうか?
早急にご回答いただけますと幸甚です。
投稿日:2009/08/10 13:50 ID:QA-0017079
- *****さん
- 東京都/運輸・倉庫・輸送(企業規模 31~50人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
海外駐在適性を海外で判断するには
■ 雇用関係にある相手ではないので労働法上の問題はなく、採用関係の諸法(機会均等法・雇用対策法・職安法など)にも抵触する点はないと思いますが、採用を目的として、通常とは異なった、非日常的な状況に拘束することになるので、傷害・疾病・賠償・携行品などに関する十分な保護補填措置は欠かすべきではないでしょう。
■ 問題は、ご相談の海外での適正査定企画そのものです。ご発想は新鮮、奇抜ですが、実際の効果となると、大いに疑問ありだと思います。別の出張目的を有する社員に、鞄持ちとも、友人同行ともつかない、第三者の(いずれの国か分かりませんが)駐在員適正と基礎能力を判断させるとことに就いては、実態面でのイメージが湧きませんので、お奨め致しかねます。
■ むしろ、国内における最善の判定方法で採用可否を決定し、特約的に、試用期間を海外での適正判断機会として活用する方向でのご検討が望ましいと考えます。
投稿日:2009/08/11 11:09 ID:QA-0017098
相談者より
投稿日:2009/08/11 11:09 ID:QA-0036687参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
【2010年度入社】 新卒の採用単価について [2009/09/17]
-
裁量労働制を採用されている人材をダブルワークにて採用に関して 採用に関してのご質問になります。... [2023/06/07]
-
新卒採用を行うメリットとは 当社では現在中途採用のみ行ってお... [2004/10/28]
-
採用の秘訣 専門商社ですが採用の質量ともに苦... [2021/10/18]
-
募集人数と採用人数について 新卒採用活動中です。募集人数を5... [2006/02/22]
-
高卒採用試験での不採用理由の伝え方について 会社において、高卒対象の採用試験... [2016/09/27]
-
採用アウトソーシングについて 採用のアウトソーシングを受託した... [2008/11/12]
-
中途採用の採用ポイント IT系採用担当になって、まだ4ヶ... [2007/05/21]
-
採用時面接について 採用試験時の面接について、その手... [2006/02/21]
-
嘱託社員の採用について 現在、役員運転手がおりますが、退... [2017/01/12]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
採用稟議書(採用決定時)
社内の関係者に、選考の進んだ応募者について、採用をするかどうかを諮るための稟議書です。
採用稟議書(募集開始時)
採用活動を開始する際に、採用条件について稟議するためのテンプレートです。
採用ジャーニーマップシート(中途採用版)
中途採用時に便利な採用ジャーニーマップシートです。人材要件の整理などに役立ちます。
採用内定通知
採用内定通知書です。
最後の一文がポイントです。是非ご利用ください。