部下から上司へのハラスメント
部下から上司への逆ハラスメントに該当するかどうか、のご相談です。
ある社員が3年前に上司からのハラスメント発言を受けたため、当時の社内聞き取り調査等の結果、当該上司に対しては文書にて警告を行い、本人からも今後は十分注意する、ということで署名をもらって社内的にはすでにクローズしています。
ところがこの部下は3年経った現在でも、「●●課長から受けた当時のハラスメントを思い出すと体調が優れないため会社を休みます」という内容のメールを度々複数の関係者へ送り、周囲を困惑させています。休暇を取得する時以外も事あるごとに当時のハラスメントを持ち出して、当該課長を批判するようなメールを送ってきます。
こういった、過去のハラスメントを長期間にわたって様々な場面で持ち出して、相手を批判する行為自体が逆ハラスメントに該当するのではないかと感じる社員もおり、本人への注意をすべきかどうか考えております。
何か良い対応方法等がございましたら、ご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
投稿日:2023/12/08 09:47 ID:QA-0133554
- papanchiさん
- 東京都/その他メーカー(企業規模 101~300人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
対応
ハラスメントどうこうではなく、単なる職場服務規律に反する不適切行為だと思います。貴社にはそのような懲戒規定があるのではないでしょうか。
直属上長から、休みの連絡など必要情報以外の職務妨害となるようなことを書かないよう厳重注意、直らなければ懲戒と進めればよいと思います。
投稿日:2023/12/08 11:05 ID:QA-0133557
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、過去に受けたハラスメント等によって後に心的障害等の後遺症が出る事は決して珍しい事ではないものといえます。
逆ハラ云々以前の問題としまして、まずは当人に医師の診断書提出をお願いし、状況によりましては暫く休職して回復に努めて頂く等の対応をされるべきでしょう。
投稿日:2023/12/08 11:06 ID:QA-0133558
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
なぜそのような言動をいまだにするのか、
本人へのヒアリングをして原因を調査して下さい。
フラッシュバックであれば、
医師の診断が必要ですし、
過去のハラスメントがまだ解決していないとも
いえます。
会社としてもケアや再発防止策を確認してください。
投稿日:2023/12/08 13:41 ID:QA-0133561
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
ハラスメント対応について ハラスメント事例について、双方に... [2023/06/28]
-
外国人の採用の際のハラスメントについて 外国人を採用する際、面接時に「帰... [2016/10/14]
-
ハラスメント研修終了後の誓約書について 初めて社内で管理職を対象にハラス... [2018/02/05]
-
ハラスメント対応と影響 被害者がハラスメント的な事があっ... [2023/03/20]
-
上司のハラスメントについて 今回もハラスメントに関する件でご... [2022/05/16]
-
就業規則とハラスメント防止について 日頃からQ&Aを活用させていただ... [2022/05/23]
-
ハラスメント相談窓口の名称について 現在当社では、社内(人事)に専門... [2017/05/01]
-
懲罰の内容について ハラスメント行為で懲罰委員会にか... [2021/10/14]
-
ハラスメント行為に対する減給処分について さて、ハラスメントに対する減給処... [2024/11/14]
-
ハラスメントに関する委員会設置について 従業員100数十名の医療法人です... [2023/11/17]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
ハラスメントに関する誓約書
ハラスメントを行った従業員に対し、今後一切ハラスメントを行わないことを誓約させる文書のテンプレートです。パワハラ・セクハラ・マタハラに対応しています。
新型コロナウイルスに関するハラスメントの注意喚起
新型コロナウイルスについては、感染者の発生やワクチン接種の有無によりハラスメントが発生するケースがあります。この書式は感染症をきっかけとしたハラスメントを行わないよう注意喚起するものです。
ハラスメント研修のカリキュラム
ハラスメント対策は企業の義務であり、ハラスメントのリスクを社員に理解させるための研修は必須です。自社に合わせてカリキュラムを変更し、より良い研修を目指しましょう。
ハラスメントヒアリングシート(行為者・加害者疑いのある社員向け)
ハラスメント行為をした疑いのある社員に対してヒアリングを行う際の、項目例つきシートです。事実確認を行うにあたって、最初から「ハラスメントをした」と決めつけないことが重要です。