東証プライム上場企業の 2022 年 年末一時金(賞与・ボーナス)の妥結水準調査(労務行政研究所) 一般財団法人 労務行政研究所では、東証プライム上場企業を対象に、主に年間協定ですでに決定している 2022 年年末一時金の妥結水準を調査し、支給水準は 184 社、支給月数では 188 社について集計した。
社員のプライベートを包含した従業員体験(EX)を再定義する(ウイリス・タワーズワトソン) 社員が会社に対して期待する要素は近年大きく変化しています。特に着目すべきは、社員は会社のみならず、仕事から離れたプライベートな領域・世界においても自分らしくありたいを望むようになっていることで、この実現をサポートする雇用主を好む傾向が強まっています。
不妊治療を取り巻く企業の実態とは? -制度導入企業は19%、治療内容や利用目的を限定しない休暇・休業制度の導入を-(ニッセイ基礎研究所) 不妊治療を取り巻く企業の実態について明らかにし、企業側に必要な制度について考察した。不妊治療と仕事の両立体制に関する企業の実態調査からは、不妊治療特有の頻回な通院に受診時期が読めずに調整が図れないことなどが、両立体制を築く上での困難要因となっている。
人的資本経営と情報開示を巡る来し方と行く末 ―ウェルビーイング時代の経営の根幹「人」へのまなざし―(パーソル総合研究所) 本コラムのテーマである「人的資本経営」に目を向けると、その立脚点としては人を「資源」ではなく、価値を創造する「資本」として捉え直そうという人材観のパラダイム転換が提唱されている。来し方の「日本的経営」の代表的な慣行は、時流にそぐわずに見直されてきてい...
リスキリングの迷子を増やさないために必要なこと(上)(リクルートワークス研究所) 「リスキリングが必要だ」との声が大きくなる一方、働く個人から見れば「何をどう学べば、自分のキャリアに役立つか」の情報はとても少ない。海外のリスキリングの議論や状況から、日本でどのように個人のリスキリングを後押しすべきかを考えたい。
ジョブ型雇用部分導入のメリット~高度専門職、シニア人材の事例~(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 近年、「ジョブ型」に関する議論が活発化しています。事業戦略に即した外部人材の採用や、職責に応じた処遇の実現を目指す企業での導入が相次ぎ、人材獲得競争にも影響を及ぼしています。本コラムでは、高度専門職(DX人材や研究職等)やシニア人材を対象に、ジョブ型...
フレキシブル・ワーキングにおける人事のあり方(マーサージャパン) 昨今、デジタル技術によって競争優位を築くことを目指す動きは留まるところを知らない。どんな会社の方針にもDXの推進が記され、人材面ではデジタル・IT人材の需要が高まっている。
改正育児・介護休業法への対応アンケート 産後パパ育休中の就業を「認める」が47.1%、「認めない」が52.9%(労務行政研究所) 一般財団法人 労務行政研究所は、2022年4月から段階的に施行されている改正育児・介護休業法への対応状況等について、2022年7月5~15日にアンケートを実施し、回答のあった364社の集計結果を取りまとめました。
なぜ今、ワーケーション制度なのか ~企業向けワーケーション導入ガイドの活用に向けて~(第一生命経済研究所) 国内潜在需要の掘り起こしのためには、「県民割」の全国拡大版である「全国旅行支援」等旅行喚起策の円滑な実施に加えて、ワーケーション等による観光の新たな価値の創造、休暇の分散化・平準化が柱となろう。以下では、改めて、ワーケーションの現状と今後の課題を整理...
テレワーク中心のチームの管理職500人と、出社中心のチームの管理職500人を対象にした「コロナ禍での部下のマネジメントに関する調査」(Adecco Group) テレワーク中心で働くチームの管理職500人と、出社中心で働くチームの管理職500人の合計1,000人を対象に、「コロナ禍での部下のマネジメントに関する調査」を実施しました。テレワーク中心のチームではパフォーマンスが向上し、上司と部下の人間関係も良好に...
ワーク・エンゲイジメントと生産性のパネル分析~ワーク・エンゲイジメントと生産性(ニッセイ基礎研究所) 経済産業省では、健康経営度調査で、これまで収集していなかったワーク・エンゲイジメント等従業員の業務パフォーマンスについても現状の把握と向上に向けた取り組みの推進をはじめている。本稿では個人の特性を考慮するため、2020~2022年の3回にわたって「被...
人的資本経営の実現に向けた日本企業のあるべき姿 ~人的資本の歴史的変遷から考察する~(パーソル総合研究所) 昨今の人的資本経営に関する動向は、日本型経営の在り方に揺さぶりをかけているかの様相である。しかし、本質を見逃しすと市場からは魅力的な投資対象とみなされなくなるリスクをはらむ。本コラムでは人的資本に関する歴史的変遷、海外との比較やESG、SDGsとの位...
大人は自主的には学ばない。―学習を阻害する組織の現状(リクルートワークス研究所) 変化する時代に個人の学びは欠かせません。しかし、リクルートワークス研究所の調査では、社会人の18.1%が「仕事や学びのやる気を下げるような周囲からの働きかけ(発言や介入行動)がある」と感じていました。個人のやる気を下げる職場の要因は何なのか、データか...
経営戦略としての「ウェルビーイング経営」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 昨今、「ウェルビーイング経営」という言葉を耳にする機会が増えてきています。ウェルビーイング(Well-Being)とは、世界保健機関(WHO)憲章前文で、「身体・精神・社会的に満たされた状態」と定義されています。本稿では、ウェルビーイング経営を推進す...
見直される管理職研修 今、管理職に求められる新たなスキルとは?(マーサージャパン) デジタル化、グローバル化、リモート勤務に代表される働き方の変化やジョブ型人事。トップからはアジャイルな事業・組織運営を求められ、年上や外国人の部下もいればZ世代もいる我がチーム。管理職を取り巻く環境は、かつてないスピードで変化し、それが管理職のマネジ...
副業・兼業と多様な働き方の推進 ~副業・兼業の促進と併せて求められる、働き方の選択肢の多様化~(第一生命経済研究所) 副業・兼業に対する社会の関心が高まっている。背景には、日本の生産性をいかに向上させるかが課題となる中で、労働者のモチベーションの向上やデジタル・グリーンなどの成長分野への円滑な労働移動の推進が求められていることがある。
バーンアウトがウェルビーイングとエンプロイー・エクスペリエンス(従業員体験)に与える影響(ウイリス・タワーズワトソン) 労働環境が目まぐるしく変わる中、従業員のバーンアウト(燃え尽き症候群)についての懸念が高まっています。福利厚生とエンプロイー・エクスペリエンスに関する本記事では、このような環境において従業員をサポートする方法についてご紹介します。
ワーク・エンゲイジメントと生産性の単年分析~ワーク・エンゲイジメントと生産性(ニッセイ基礎研究所) 経済産業省では、健康経営度調査で、これまで収集していなかったワーク・エンゲイジメント等従業員の業務パフォーマンスについても現状の把握と向上に向けた取り組みの推進をはじめている。ニッセイ基礎研究所が2019年から実施している「被用者の働き方と健康に関す...
「キャリア自律」促進は、従業員の離職につながるのか?(パーソル総合研究所) 近年「キャリア自律」が再び注目を浴びている。キャリア自律が重要であるといわれて長い期間が経つが、いまだにうまくいっているとは言い難いのが現状だ。 その原因の1つとして、企業が従業員のキャリア自律を促すと離職につながるのではないかと考えていることがあげ...
Z世代は何が同じで何が違うのか(リクルートワークス研究所) 「世代」はいつの時代にも議論の的とされてきた。現在も「Z世代は〇〇だ」という言説が盛んである。今回はこの言説の、特に仕事やキャリア選択に関わる価値観の部分について、リクルートワークス研究所が収集したデータを使って検証してみたい。