働き方改革の件(労働時間等設定改善委員会設置・有休5日消化)
いつも貴重な情報をいただきありがとうございます。
弊社、労働組合のある中小企業です。
2点、お伺いいたします。
①働き改革の中で、「労働時間等設定改善委員会」の設置の文言があるのですが、
・2019年4月からスタートする必要がありますか?メリットは?
・委員会の構成人数など参考になる資料をご紹介いただけませんでしょうか?
②有給休暇5日以上消化義務につきまして、
・時間有休を新しく設定する予定ですが、それを否定する見解もあるようです。
時間有休の導入で問題ないでしょうか?
投稿日:2019/01/03 12:11 ID:QA-0081329
- くしゃみさん
- 岡山県/運輸・倉庫・輸送(企業規模 301~500人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
①について
労働時間等設定改善委員会につきましては、働き方改革以前から、労働時間等設定改善法により、国が努力義務として推奨しているものです。
構成人員につきましては、半数以上が過半数労働組合の人員ということになっています。
労使で時短の方法について、話し合う場を設けるといった趣旨ですが義務ではありません。
②について
時間単位の有休は、消化義務の対象外となっています。
これは、時間単位有休は、労働者の便宜のため法制化されましたが、本来有休はリフレッシュが目的であり、5日消化義務にあたっては、本来のリフレッシュを目的としているためとのことです。なお、半日単位の有休は対象となっています。
投稿日:2019/01/07 14:29 ID:QA-0081361
プロフェッショナルからの回答
対応
①開始時期の明示はありません。メリットは就業環境が改善されるのですから、従業員にメリットがあり、従業員がメリットを感じる職場は採用やリテンションに優位となる企業のメリットとなります。
構成は委員の半数が(労働者の過半数で組織する)労働組合か、それがない時は労働者の過半数を代表する者の推薦に基づいて指名されていることが必要です。
②時間有休は法の趣旨に反しますので、正規の有給休暇を日単位で取得できるように促進して下さい。
投稿日:2019/01/07 22:12 ID:QA-0081398
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