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会社所有の携帯電話の時間外使用および休日使用の残業問題

いつもお世話になっています。
さて、当社では、営業社員に会社の携帯電話を持たせていますが、帰社後の時間外および当人の休日に
顧客や外注先からの電話があるようです。
この場合に会社は残業(または休日)手当を支払う必要があるのでしょうか?
電話に出なくても罰則はないものとして、お聞きします。

投稿日:2011/09/28 11:28 ID:QA-0046260

からすみさん
東京都/通信(企業規模 5001~10000人)

この相談に関連するQ&A

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答5

プロフェッショナルからの回答

服部 康一
服部 康一
服部賃金労務サポートオフィス代表

お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

御相談の件ですが、特に会社の指示の下で対応しているのではなく個人的な判断で電話に出ているのであれば労働時間とは認められませんので、一般的には賃金支払義務もないものといえます。但し、会社としましては業務内外の区別をきちんとつけておく事が求められますので、帰宅後や休日は会社携帯を持たないようにするか、そうでなければ常に電源0FFまたは留守録対応にしておくよう運用指導を徹底されるべきというのが私共の見解になります。

投稿日:2011/09/28 12:22 ID:QA-0046264

相談者より

ご回答ありがとうございました。

投稿日:2011/10/21 10:30 ID:QA-0046623参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

ベストな選択は、「 持ち帰らない 」、「 持ち帰らせない 」

いずれの場合も、業務に関係する状況には違いありませんが、手当支給だ、罰則だといったレベルで議論しても、生産的な結論は期待できるものではないでしょう。客先からの電話への、たった、5分や10分間の対応といった些細な事象が、労働か否かの論争レベルに高めても、非生産的な結論しかでないでしょう。客先対応は最重要事項ですが、割り切って、会社支給の携帯は、原則として ( 直行、直帰など場合を除くという意味 )、「 持ち帰らない 」、「 持ち帰らせない 」 とするのが、結果的にはベストな選択だという感じがします。

投稿日:2011/09/28 12:50 ID:QA-0046270

相談者より

ご回答ありがとうございました。私もそう思いますが、営業サイドはCS上必要とか売上げに関係するとして持ち帰りをさせたがっているので、頭が痛いところです。

投稿日:2011/09/28 13:06 ID:QA-0046271大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

藤田 敏克
藤田 敏克
社会保険労務士法人SRグループ 代表

労務管理上のトラブル防止の為、就業時間外の会社携帯電話の取り扱いをルール化してはいかがでしょうか?

  今回のご相談の場合、就業時間外に電話に出ることは、会社の指揮命令下に無いと考えられるので、手当を支払う必要はありませんが、労務管理上のトラブル防止の為に、就業時間外の会社携帯電話の取り扱いについてルールを定めた方が良いでしょう。
  例えば就業時間外は電源を切ったり、留守番電話サービスに切り替えたり、会社携帯電話は出社時に貸与し、帰りがけに置いてから帰るなどのルールを定めておく事で、例えば留守番電話サービスへの切替え忘れなどで時間外に電話に出ざるを得なくなったとしても、会社の指揮命令下にないことが明確になります。
  以上のようなルールを該当する社員の方に伝える時は、
一、就業時間外に電話に出る必要はないこと。
二、例え電話に出たとしても会社の指揮命令下にはないこと。
三、会社の指揮命令下にはないので賃金発生の対象外であること。
を正確に伝えるべきです。

  尚、顧客からの緊急要請による電話連絡がある可能性を鑑み、その場合は会社へ連絡頂き、担当者不在であっても代替者または本人への連絡等、柔軟な対応策も併せて定めるとよろしいかと思います。

投稿日:2011/09/28 14:34 ID:QA-0046281

相談者より

ご回答ありがとうございました。このルールで問題ないかを監督署にも問合せてみます。

投稿日:2011/09/28 15:30 ID:QA-0046284参考になった

回答が参考になった 2

プロフェッショナルからの回答

川勝 民雄
川勝 民雄
川勝研究所 代表者

ベストな選択は、「持ち帰らない」「持ち帰らせない」 P2

多少無責任かも知れませんが、「あるからかける」のは、「なければかけない」の裏返しで、当初は、本当に緊急度の高いもにから、次第に、そうでないもの拡大していくものです。それに、慣らされてしまうと、すべてが、「MUST」になるのが、日常、殆んど無限にあります。
とは言っても、営業には、必ず、出くわす競合相手がいるのもですから、こんな、物知り顔の理由を言っても、反論は避けられないでしょう。時間外の顧客や外注先からの電話の重要度は、なければ、ないで済むものか、翌朝、留守電確認後、即時対応すればものではないのか、何らの形で、本音を知る方法はないものかと思います。この辺は、営業責任者の方のご意見を仰いでみてはいかがですか。

投稿日:2011/09/28 14:44 ID:QA-0046282

相談者より

ご丁寧な回答ありがとうございました。営業とも相談します。

投稿日:2011/09/28 15:28 ID:QA-0046283参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

増沢 隆太
増沢 隆太
株式会社RMロンドンパートナーズ 人事・経営コンサルタント

営業政策と管理政策

「営業が持たせたい」というのは理解できます。一方で労務管理上は非常にリスキーな行為ですので、そのリスクを上回る利益があると、判断できるのであれば、手当てやアウトソース等、別の措置でリスク軽減の道はあります。しかし「なんとなく持たせたい」程度では、合理的経営判断とは言えません。その辺りを確認していただき、数字、利益で判断されるのがよろしいかと存じます。

投稿日:2011/09/28 23:05 ID:QA-0046296

相談者より

ご回答ありがとうございました。

投稿日:2011/10/21 10:29 ID:QA-0046622参考になった

回答が参考になった 0

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