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中堅女性社員研修について

 中堅クラス(20代後半から30代前半)の女性社員向けに、研修を検討しています。今まで、全く研修というものを受けてこなかったクラスです。
 人事部としては、現場の管理職と意思疎通を図りながら、事務職の女性たちのまとめ役(リーダー)としてきちんと立場を築いて欲しいと思っているクラスです。当社は、コース別採用はしておりませんが、実際は、男性は営業職、女性はアシスタント職というような明確な区別があります。
 このような場合、女性に特化した研修のほうが有効なのでしょうか?よく、女性リーダー養成といったような感じで、女性向けの、マナーのブラッシュアップとコミュニケーション力アップやモチベーションアップを組み合わせたような研修がありますが、女性向けに特化した研修の長所と短所などございましたら、教えていただけませんでしょうか?
 ごく一般的な、コーチング研修を受けさせたほうが有効なのか、迷っています。よろしくお願いいたします。

投稿日:2006/05/01 16:28 ID:QA-0004556

*****さん
東京都/その他金融(企業規模 301~500人)

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2

プロフェッショナルからの回答

野口 高志(本名:秀一)
野口 高志(本名:秀一)
株式会社インターディペンデンス・コーポレーション 代表取締役/人材能力開発コンサルティング事業部 プログラム開発ディレクター

中堅女性社員研修について

結論から申し上げます。
まず、「この女性をまとめるリーダーだけの研修」を実施することをお奨めします。理由は、(1)これまで男性のアシスタント的な役割で仕事をしてきたこと(2)女性特有の課題が存在する可能性が高いこと(本人および部下の両方)が考えられるからです。つまり、研修を実践的で活用度の高いものにするには、研修環境(この場合参加者とテーマ)を整える必要があると考えます。

次に女性特化型の研修の長所と短所ですが、
〔長所〕(1)課題や悩みを共有するもの同士がテーマに基づき議論したり、フィードバックしたりできることにより、仲間意識の醸成、問題解決の確度があがること。(2)ノイズ(精神的なものあるいは物理的なものを含め)が最小限に抑えられる
〔短所〕(1)コントロールが甘いと不満や文句の溜まり場になりやすい(2)思考、観点が至って感情的になりやすく、自分や取り巻く課題に対して現実的な範囲でしか考えなくなりがち等 が、考えられます。

それから、もう一点、留意すべきことは、講師です。
この年代、キャリア、志向、趣向から考えて講師とのマッチングは大変、彼女達にとって重要な問題です。同姓がいい場合もあるでしょうし、男性の方が適度な緊張感があっていいかもしれません。今後の検討に是非入れてみてください。

なお、コーチング研修がいいかどうかは現段階では判断ができません。ご承知の通り、研修は問題解決型と能力向上型に分かれます。対象者の皆さんに対して何を提供する研修としたいかによって構成したいと考えます。もう少し、具体的に教えてくださればご提案ができます。

よろしければ、ご返事ください。お待ちしております。

投稿日:2006/05/02 12:24 ID:QA-0004568

相談者より

 

投稿日:2006/05/02 12:24 ID:QA-0031883大変参考になった

回答が参考になった 0

プロフェッショナルからの回答

斉藤紀夫
斉藤紀夫
有限会社ライフデザイン研究所 代表取締役

女性リーダー研修

個人がプロフェッショナルとして仕事で成果をあげる段階からひとつ上のレベルが要求される段階にきているようです。
女性特有というよりは、男女の関係なく、キャリアとして脱皮しなければならない段階ではないでしょうか。
個人レベルの仕事からチームレベルの仕事というキャリアアップです。
チームレベルの仕事を考えるとき、「チームの仕事の成果」とともに「チーム作り」が重要になってきます。
チームづくりでは、チームビルディング研修があります。
コーチングもコミュニケーションをよくする点ではよいと思われます。
チームビルディング研修でも、チーム全体のコミュニケーションを活発にすることが重要になってきます。
コミュニケーションがよいチームは、仕事の成果もあがり、人間関係もよくなると思われます。

投稿日:2006/05/02 12:28 ID:QA-0004569

相談者より

 

投稿日:2006/05/02 12:28 ID:QA-0031884大変参考になった

回答が参考になった 0

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



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ここでは、研修テーマの設定、テーマ研修例の解説、研修の運営上の留意事項などを盛り込み整理しました。

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