無料会員登録

日本の人事部への登録は45秒で完了!
※登録内容はマイページで確認・変更できます。

※「@jinjibu.jp」からのメールが受信できるようにしてください。

既に会員の方はこちら

または各SNSで登録

日本の人事部があなたの許可無く投稿することはありません

既に会員の方は
こちらからログイン

ログイン

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・ログイン

ありがとうございます。会員登録が完了しました。
メールにてお送りしたパスワードでログインし、
引続きコンテンツをお楽しみください。

無料会員登録

不正な操作が行われました。
お手数ですが再度操作を行ってください。

会員登録完了・自動ログイン

会員登録とログインが完了しました。
引続きコンテンツをご利用ください。

マイページ

会員登録済み


選択したSNSアカウントは既に会員登録済みです。

年収同額で「賞与あり」と「賞与なし」の手取り額はどうなるか

初めてご相談させていただきます。

■相談内容
年収同額で「賞与あり」と「賞与なし」の手取りに変化はあるのでしょうか?

■背景
弊社がここ数年、業績悪化に伴い赤字が続いております。
そのような中、従業員の処遇維持という観点から赤字でも賞与を支給しておりましたが、従業員の健全な危機感が醸成されておらず「赤字でも賞与が出て当然である」と認識されております。
この状況は労使共に強い危機感を持っていたため、賞与固定分を月給に割り戻しながら、今後賞与は利益が出た際に従業員へ還元するものとしたいと考えております。

■具体的な内容
例えば下記のケースで税金を差し引いた手取り年収は変わるのでしょうか?

・月給30万円、賞与年間140万円(年2回支給)
→年収500万円

・月収41.7万円、賞与なし
→年収約500万円
※年収から12カ月で割り月収を算出

■気になる点
様々調べた結果、
所得税住民税は前年の年収をベースに算出するためどちらのケースも同額
社会保険料の乗率は月給も賞与も変わらない
というところまで分かりました。

ただ、いくつか疑問点がございます。
・月給の所得税と賞与の所得税は乗率が異なる?
 →特に賞与は「源泉徴収税額の算出率の表」が関係すると認識しております
・仮に上記の所得税が変わらないのであれば、基本的に手取り年収は変わらない?

ご教授頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

投稿日:2025/01/29 19:10 ID:QA-0147878

労組担当者さん
東京都/繊維製品・アパレル・服飾(企業規模 1001~3000人)

この相談に関連するQ&A

プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答1

プロフェッショナルからの回答

米倉 徹雄
米倉 徹雄
KIZASHIリスキリング社会保険労務士法人 代表社員

回答いたします

お調べいただいた通り、所得税と住民税は前年の年収(正確には所得)をベースに算出する為、結果的には、同額となります。
所得税は年末調整で清算されますし、住民税は前年の所得が確定した後、決定される為です。

しかしながら、疑問点に記載されております、月給の所得税と賞与の所得税の税率は、異なります。ご記載の通り、毎月の給与と、賞与では、所得税を計算する際の所得税計算のベースになる、課税対象額の算出方法自体が異なる為でございます。

また、仮に上記の所得税が変わらないのであれば、基本的に手取り年収は変わらないにつきましては、結論、手取り年収にも差異は生じます。
主の原因は毎月の給与から控除する社会保険料にあります。

毎月の給与から控除する社会保険料につきましては、毎月の固定給与額を、社会保険料の標準報酬月額表にあてはめて、料率が決定されます。
その為、毎月の固定給与額が増減することにより、社会保険料率も変更され、結果、社会保険料も変わってくるケースが生じます。

一方、賞与に対する社会保険料は、原則、賞与額に対して、一律、同じ社会保険料率が適用されます。
勿論、社会保険料の負担が大きくなれば、その分、給与所得は減りますので、所得税・住民税の額も下がります。

トータル的に手取りが大きく変動するものではないと思いますが、あくまで主観の概念ではございますので、具体的なシュミレーション計算をしてみても良いかと思います。

なお、賞与固定分を月給に割り戻すとのことでございますが、一度、賞与の一部を毎月の固定給に組み入れますと、再度、固定給から賞与分を外すことは労務対応的にも難しくなりますので、慎重にご判断をいただければと存じます。

投稿日:2025/01/30 09:49 ID:QA-0147890

相談者より

ご丁寧にご回答いただきありがとうございます。

・所得税の計算方法は月給と賞与では違う
・固定給与額が増減することで社会保険料が変わる
・社会保険料の負担が大きくなれば給与所得が減るため所得税・住民税の額も下がる

よく理解ができました。
一度具体的な金額でシミレーションをしながら労使で協議を進めたいと思います。
ありがとうございました。

投稿日:2025/01/30 13:32 ID:QA-0147908大変参考になった

回答が参考になった 1

回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。



問題が解決していない方はこちら
関連する書式・テンプレート
賞与査定表

賞与の査定表です。査定に必要と考えられる項目をリストアップしています。業種・職種に合わせて編集し、ご利用ください。

ダウンロード
賞与計算規定

一般的な賞与(ボーナス)計算式を記載した規定例です。計算要素として人事考課と出勤率を組み込んでいます。自社の賞与計算要素に合わせて編集し、ご利用ください。

ダウンロード

この相談に関連するコラム

注目の相談テーマ