小串 記代さん(株式会社富士ゼロックス総合教育研究所 代表取締役社長): 「営業革新」「リーダー革新」の二つの軸で社会に貢献 変化の激しい時代に必要な「野心」と「挑戦」 富士ゼロックス総合教育研究所は、複写機やプリンターの代表的メーカーである富士ゼロックスの関連会社で、富士ゼロックスに新規事業として発足した教育事業部門が独立し、1989年に設立されました。同社を2016年から率いているのが、代表取締役社長の小串記代さ...
人事マネジメント「解体新書」第109回 若手社員のやる気を引き出し、自律を促す「メンター制度」 “人を育てる組織”をどう実現するのか 「メンター制度」を導入することで、若手社員の定着・育成を図ろうとする企業は多い。さらには、メンター制度を運用していく中で、新入社員の定着・育成だけでなく、「メンター」としての先輩若手社員の成長にもつなげようとする企業が増えている。職場全体で人を育てて...
新しいエクスペリエンスの時代へ- タレントデータの活用と働き方の未来 - タレントデータの一元管理や活用はもとより、いま、企業人事にも、社員一人ひとりに合った最適化されたエクスペリエンスを体感できる基盤が求められている。今回、『日本の人事部』ではコーナーストーンオンデマンドジャパンが主催するイベントを取材。アサヒグループホ...
加島禎二さん(株式会社セルム 代表取締役社長): 経営者は「会社の所有者」ではない 良い人材を集め、会社のポテンシャルを最大化することが使命 多くの企業が抱える「次世代の経営人材をどうつくるか」という課題。企業ごとに事業内容や歴史、組織風土が異なるため、画一的なソリューションで対応することが難しいテーマです。こうした課題の解決を得意とし、大企業を中心に毎年多くの「次世代経営人材開発プログラ...
従業員の評価の結果を「人材開発・育成」に活用している企業は31.0%、「キャリア開発」に活用している企業は17.0%にとどまる 従業員に対する評価結果を何に活用しているのかを複数選択形式で聞いたところ、最も多かったのが「昇進・昇格」(84.0%)で、2番目は、「基本給」(80.4%)、3番目は「賞与」(78.4%)だった。一方、「人材開発・育成」(31.0%)、「キャリア開発...
育成の「効果検証」を「行っていない」企業が過半数 人材育成の「効果検証」を「行っている」企業は35.8%にとどまっており、「行っていない」は53.8%、「わからない」は10.4%。「行っている」企業に自由記述形式で「効果検証の方法」について聞いたところ、「受講後アンケートに加え、事務局の定点定時観測...
「グローバル人材」育成のポイントがわかる記事9選 現在、日本企業の多くがグローバル展開を進めています。人材の面からそれらの事業を支えるのが人事の役割ですが、社員の語学力向上や、グローバルに通じるマインドセットなど、取り組むべき課題は尽きません。企業がグローバル化を進めていくうえで、人事に求められるも...
社員の「モチベーションアップ」のポイントがわかる記事7選 社員の「モチベーション」は、個人のパフォーマンスはもちろん、組織の状態にも影響を与える、非常に重要な要素の一つです。モチベーションをいかに高めるかが、企業の成長を左右する、と言っても過言ではありません。しかし、モチベーションは目に見えづらく、測定が難...
社員の「キャリア開発」を支援するときに読んでおきたい記事8選 経営環境の変化がますます激しくなる中、従業員の「キャリア開発支援」は企業にとって重要課題となっています。企業が継続的に成長していくには、社員の能力を高めることが不可欠だからです。しかし、「キャリア開発」は対象範囲が広く、その手法もさまざま。「大切なこ...
「学習する能力」を科学する「ニューロサイエンス(神経科学)」とは ~脳の学び方を知り、職場のパフォーマンスを高める~ 2016年11月に東京で開催された世界最大級の人材開発会議「ATD 2016 JAPAN SUMMIT」の特別講演で初来日した、この分野の第一人者であるNeuro-Link社CEOのアンドレ・バーミューレン氏に、ニューロサイエンスの概要や神経科学的ア...
変化が求められる時代に不可欠な「経済知力」 ~膨大な情報からビジネスの未来を読み解く力をつけるには~ グローバル化やIT化が加速するなか、ビジネスを取り巻く環境が今大きく変わりつつあります。これまで想定すらしなかったことが、明日にでも起こり得る状況にあります。そんな不透明感漂う時代を生き抜くための「コンパス」として注目を集めているのが、「経済知力」(...
尻込み、指示待ち、評論家…… ひそかに進行する20代社員の“ゆでガエル化”現象とは ゆっくりと進行する危機や環境の変化に対応する難しさを戒めた、いわゆる「ゆでガエル」のたとえ話は現状に警鐘を鳴らす一つの教訓として定着しています。実は今、人材・組織開発の現場でも新卒から入社7年目ぐらいまでの20代社員に、こうした“ゆでガエル化”のまん...
國分秀世さん(株式会社メイテック 代表取締役社長) 「プロフェッショナルなエンジニア」という働き方を実現 転職を伴わない人材の流動化を促し、日本経済の発展に寄与する 日本の製造業にとって欠かせないパートナーである、エンジニアのアウトソーシング企業の草分けといえる存在が株式会社メイテックです。同社の代表取締役社長・國分秀世さんに、エンジニアを育成する秘訣や、多くの理工系学生から注目されている現状、「人と技術で社会に...
異文化対応と自己表現を重視した「英語教育」が 真のグローバル人材を生み出す 多くの日本企業がビジネスをグローバルに展開していますが、海外での日本企業の人材に対する評価は決して高いものではありません。真のグローバル人材を生み出すために、日本企業はどうすればいいのでしょうか。また、それをサポートする研修企業には何が求められ、実際...
眞﨑大輔さん(株式会社ラーニングエージェンシー 代表取締役社長) これからの人材育成業界に大切なのはマーケティング的発想 リーダー自らも新たなサービス・商品を生み出す「事業家」であるべき 中小企業の場合、予算的な制約、あるいは人材育成のノウハウそのものがないなどの理由で、外部研修の導入などに踏み出せずにいるケースも少なくありません。そんな中小企業に、一定の会費を払えばいくらでも研修やセミナーを受講できる「定額制」のプランを提案し、持続...
学び慣れていない人に“考えるチカラ”を サービスの現場にも転用できるアスリート向け教育プログラムとは “自分で考える力”や“自立・自律性”の不足は、人の能力に依存するサービス産業の生産性の底上げを妨げてもいます。こうした状況について、慶應義塾大学大学院特任教授の岩本隆さんと、アスリート向けの研修をはじめユニークな教育サービスを開発・提供している株式会...
帝人株式会社: 「One Teijin」の旗印の下、大胆な人事改革に着手 帝人が取り組む人財育成の要諦とは(後編) 風土改革を実現するために行った「One Teijin」の取り組みにより、帝人グループのコミュニケーションは活性化し、グループダイナミクスが向上しました。その背後には、経営トップの想いを実現する、人事部の献身的な対応が見え隠れします。
日向野幹也さん: 権限、役職、カリスマ性がなくても発揮できる 職場と学校をつなぐ「リーダーシップ教育」の新しい潮流(後編) 金融論の研究者から、リーダーシップ教育の第一人者へ――日向野幹也・早稲田大学教授の思いがけないキャリアチェンジの物語は、そのまま日本の大学におけるリーダーシップ教育の歩みと重なります。インタビュー後編では、過去11年間にわたる大学でのリーダーシップ教...
日向野幹也さん: 権限、役職、カリスマ性がなくても発揮できる 職場と学校をつなぐ「リーダーシップ教育」の新しい潮流(前編) 「リーダーと聞いてどんな人を思い浮かべますか?」リーダーシップという言葉の意味するところが、いま、大きく変わりつつあります。リーダーシップの新しい世界標準とは何か。それは身につけることができるのか。できるとすればどうすればいいのか――。前職の立教大学...
「採用」「労務・給与・人件費」以外の分野では、人事部門はデータ分析に取り組めていない 全国4,036社の人事実態調査『人事白書2016』レポート。近年、HRテクノロジー、とりわけデータによる分析(アナリティクス)の重要性が高まっている。そうした中、人事におけるさまざまな領域で、データがどのように分析・活用されているのかを聞いたところ、...