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【テーマパークダンサー】
テーマパークで踊りたい!
子どもからお年寄りまで、多くの人に夢を届ける人気の職業

この10年ほどで、ダンスは私たちの身近な存在になった。中学校でダンスの授業が必修化され、ヒップホップのようなストリートダンスも今や広く知れ渡った。子どもの習い事ランキングでもダンス・バレエ・体操は毎年上位に上がっている。このようにダンス人口が増えてくると、将来はダンスを仕事にしたいと考える若者が増えるのも自然な流れだ。なかでもテーマパークで大勢の人を前に踊るダンサーは、彼らにとってひときわ輝いて見える存在なのではないだろうか。今回は、テーマパークダンサーになる方法や働き方をひも解きたい。

暑い夏も寒い冬も、笑顔で役になりきる

テーマパークのショーやパレードで、ダンスなどのパフォーマンスを通して観客を楽しませるのがテーマパークダンサーの仕事。さまざまなキャラクターに扮したり、ストーリーの一部を担ったりしながら、ダンスパフォーマンスを披露する。ダンスやバレエを習ったことがなくても、テーマパークを訪れた際に目にしたダンサーたちの笑顔や存在感に圧倒されたことをきっかけに、ダンスの道に入る人も少なくないだろう。夢の世界を創り上げるこの仕事は、目指す人がとても多く、人気の高い職業である。

テーマパークダンサーは週3~5日程度の勤務が多い。本番前にはミーティングに参加し、メイクと衣装を整えたのち、パーク内で行われるショーに3~4回出演する。扮するキャラクターによっては、電飾や華やかな飾りのついた重い衣装を身にまとわなければならないし、半屋外で行われることが多いショーは、夏は暑く冬は寒い。真夏に汗だくになりながらも、着ぐるみを着なければならないこともあれば、雪のちらつくような真冬に、裸のような格好でパフォーマンスをしなければならないこともある。控えめに言っても、過酷な世界である。それでも多くのテーマパークダンサーたちは、ショーが終わった後にたくさんの笑顔や拍手に包まれることで、自らの仕事に改めて誇りを持つのである。

女の子

子どものころに見たショーのダンサーへの
憧れからこの道を選ぶ人も多い

ダンスにはいろいろなジャンルがある。ダンススクールのホームページを開くと、クラシックバレエ、ジャズ、ヒップホップ、ハウス、ロック、ソウル、ブレイクなど、曲調やルーツ、技の種類によって細分化されている。テーマパークで用いられるダンスは、各ジャンルの型にはまらずさまざまな動きを取り入れている。そのためテーマパークダンサーは、ジャンルを超えて“表現”を楽しめるようなダンスを仕事にできることが魅力だ。しかし、パフォーマンスの内容はシーズンによって変わるため、ダンサーは日々本番を繰り返しながらも、仕事後や空き時間に次の演目や別のオーディションに向けた練習に励んでいる。テーマパークダンサーは、大勢の前で輝く存在でいるために、日夜努力しているのだ。

テーマパークダンサーに必要な、バレエとジャズダンス

テーマパークダンサーになるためには、高いダンス技術はもちろん、表現力や演技力が必要だ。ほとんどのショーは、複数のキャストと共に創り上げるもの。そのため、チームワークやコミュニケーション力も求められる。また、ダンスの高い技術をつけるためには、とにかく練習をしなければならない。テーマパークダンサーの踊りは特定のジャンルには当てはまらないが、振り付けはバレエやジャズダンスがベースになっていることが多い。実際、活躍しているテーマパークダンサーの多くは、バレエかジャズダンスのいずれかまたは両方を経験している。バレエを始めるのは大人になってからでも遅くはないが、基礎を固め、体幹を鍛えて、十分な表現力を生み出す柔軟性を習得するのは簡単ではない。人気のテーマパークともなると、劇団やショーで経験を積んだダンサーがライバルになることも多く、未経験者が同じ舞台で活躍するのは並大抵のことではない。

また、毎日のようにショーに出演していると、ケガの心配がいつも付きまとう。場合によっては華奢なピンヒールで踊らなければならないこともあるほか、アクロバティックな動きを伴う場合は負傷する危険性と隣り合わせだ。自分がケガをしたらショーに穴が開いてしまう。そのためダンサーたちは、体調や身体の自己管理を徹底して行い、柔軟体操を充分に行ってケガをしにくい状態と体調を保つ。 生活の中心をパフォーマンスの仕事に合わせ、時には自分を律する力も必要だ。

激戦をくぐり抜けてダンサーの座を
勝ち取っても1年で契約が切れる場合も

テーマパークダンサーになるためには、各テーマパークが行うオーディションに合格しなくてはならない。定期採用を行うテーマパークは少なく、新規のダンサーが必要な際に、その都度ホームページなどでダンサー募集が告知される。また、現役のテーマパークダンサーを見ていると、大切なのはダンスのスキルだけではないことに気付くはずだ。暑い夏も寒い冬も、キャラクターの世界に入り切って世界観を全うするための表現力が大切である。そのため、休日にはミュージカルや演劇などを観に行くことで表現のインプットを行ったり、実際にテーマパークに出かけてダンサーの表情に着目したりするのがよいだろう。テーマパークによって求められる素養も多少変わってくるが、いずれにせよオーディションは難関だ。昨今はテーマパークダンサー養成学校のような機関もあるが、オーディション情報を得たり、テーマパークダンサーに必要な総合力を身に付けたりするには良い場所かもしれない。

過酷な割に収入は高くないが、幸せがすぐそばにある仕事

テーマパークダンサーのほとんどは、テーマパークを運営する会社の契約社員・契約アルバイトだ。雇用形態はさまざまだが、月給制または時給制で、アクロバットのような特別なスキルを持つ場合には手当がついたり、1回のショーごとの契約になったりすることもある。そのほか、テーマパークダンサーとしてプロダクションに所属して、プロダクションからの要請で稼働するような働き方もあるが、現在のところさほど一般的ではないようだ。ただし、どのテーマパークも欲しがるような特殊技能を持つダンサーはプロダクションに所属していることも多く、テーマパーク側から「こんなアクロバットができる人が欲しい」と出演依頼がくることもある。仕事の報酬は、難易度や内容によっても異なるが、トップレベルのキャストで1ステージ約3万円が平均的なギャラと言われている。バックダンサーの場合は、日給6,000円から1万円ほどが平均額のようだ。難関のオーディションに勝ち、体力も神経も使うことが求められる環境の割には、収入はあまり高くないと言えそうだ。

また、テーマパークダンサーの仕事を生涯続けることは難しい。ケガをしてしまったら、そこで一旦キャリアが途切れることになってしまうし、結婚して子どもができた後も、家庭と両立しながらダンサーの仕事を続けるにはまだ障害が多いのが現状だろう。しかし、難関のオーディションをくぐり抜けてテーマパークダンサーになった経歴を活かし、スクールの講師になったり、またはスクールを開いたりする道もある。最前線から退いた後は、次の世代のダンサーを育成することで、間接的にでも多くの人に夢を与える仕事を続けられるのだ。

テーマパークダンサーは夢の世界で、小さな子どもからお年寄りまで多くの人に感動を与えられる職業。過酷ではあるが、人に幸せを与えようとすることで、自分も幸せな気持ちになることができる。その素晴らしさを知る人にとって、最高の仕事といえるだろう。

この仕事のポイント

やりがいテーマパークに来ている人たちから多くの笑顔や拍手をもらえたときが、最もやりがいを感じる瞬間。ダンスの練習に励んだり、何度もオーディションを受けたりするなど、簡単には就けない仕事だからこそ、本番に得られる喜びもひとしおだ。
就く方法テーマパークが不定期にダンサーを募るオーディションを開催する。難関だが、それに勝ち抜かなければテーマパークでパフォーマンスはできない。テーマパークでの踊りはバレエやジャズダンスが基礎になっていることが多いため、学んでおくのがベター。
必要な適性・能力半屋外でパフォーマンスをすることが多いため、夏は暑く冬は寒く、過酷な環境で踊らなければならない。そのため、風邪をひいたりケガをしたりしないよう、自己管理能力が求められる。また、世界観を創り上げるための表現力も不可欠。演劇やミュージカルを観て、表現力を養いたい。
収入トップクラスのダンサーでも1ステージ3万円ほど。バックダンサーになると、日給6,000円から1万円程度で高収入とは言いづらい。アクロバットなどの特別なスキルを持っていれば、特別な手当がつくことも。

企画・編集:『日本の人事部』編集部

Webサイト『日本の人事部』の「インタビューコラム」「HRペディア「人事辞典」」「調査レポート」などの記事の企画・編集を手がけるほか、「HRカンファレンス」「HRアカデミー」「HRコンソーシアム」などの講演の企画を担当し、HRのオピニオンリーダーとのネットワークを構築している。

あの仕事の「ヒト」と「カネ」

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