森永卓郎さん 人事部主導の「成果主義」は暴走する 成果主義を導入して「失敗した」という企業の舞台裏を描いた本がベストセラーになったり、これまで成果主義を肯定的に報道してきたのに反対する方向へ変わったメディアもあったり……ともかく、この新しい雇用システムに対する見方はいまだ定まっていません。社員の動機...
有給?無給?賞与は?「育児」「介護」休業中の最新事情 仕事と家庭生活の両立を支援するために法律で義務化された「育児休業」(1992年4月)と「介護休業」(1999年4月)。いずれも、制度を利用する社員は会社を長く休むことになりますが、気になるのは休んでいる間の待遇です。給料はもらえるのかどうか。ボーナス...
荻原博子さん 「日本版401k」のための正しい投資教育 日本の401kはどのような方向に向かうのか。人事・労務担当者が留意すべき点は何か? 経済ジャーナリストの荻原博子さんが従業員の側の視点に立って分析・提言します。
玄田有史さん 「人事・労務に求められる姿勢、要らない戦略」 人事・労務担当者が流行りの戦略や理論ばかりに目を向けて、社員の気持ちを汲むことを忘れてしまったら、どうなるでしょうか。東京大学助教授の玄田有史さんは「人事とは突き詰めれば直接的に他人の人生を左右する仕事だ」と指摘します。
どこまで進んだ?「成果主義」制度の傾向と対策 日本企業の最大の特徴だった「年功序列」「終身雇用」のシステムは、平成不況の深刻化とともに崩れ去ろうとしています。それに代わり、注目されているのが「成果主義」――好業績の社員には高給で報いる、というシステムです。外資系企業では定説のシステムですが、いま...