有期雇用契約者の無期転換について

いつも大変参考にさせて頂いております。
表記について不明点が2点ほどありましたのでご質問させて頂きたく存じます。よろしくご教示下さいますよう、お願い申し上げます。

①初歩的な質問で恐縮です。
当社では有期雇用契約者については、原則として年度更新で契約しております。入社日が4月1日でない場合、入社年度は入社日から翌3月31日までで一旦契約し、翌年度からは4月1日～3月31日までの契約を更新していくという形です。
上記の前提で、例えば2015年5月1日付採用の有期雇用契約者が契約更新を重ねて2020年4月1日～2021年3月31日までの有期雇用契約を結んでいた場合、この者が無期転換権を行使する旨の申込みが勤続5年経過する前にあったら、従前の有期雇用契約は破棄されて、2020年5月1日より無期雇用契約に変更になるという認識でよいでしょうか？
また、勤続５年を超えていれば、契約者はどの時点からでも無期転換できるという認識でいますが、転換を希望する場合は、希望日の1か月前までに申請する旨などを規則に定めるのは違法となるのでしょうか？

②当社の有期雇用契約者の契約期間の上限については、「満65歳に達した日の年度末日」を規則で定めています。無期転換後についても契約期間の上限は、「満65歳に達した日の年度末日」を今後新たに定める方向で調整しています。
一つ気になっているのが、最終契約まで有期雇用契約を結んだ場合、その期間中で無期転換権を行使すると「満65歳に達した日の年度末日の翌日」から無期契約が締結されたとみさなされて、せっかく定めた無期転換後の定年をすり抜ける恐れがあるのでしょうか？
また、この恐れがある場合、実務上どのように対応するのが現実的でしょうか？

投稿日：2015/07/03 11:06　ID：QA-0062892