貸付金返済額について
社員に100万円を年率2%で貸し付けを行い、給与から108ヶ月控除という形で返済を受けていました。
その社員が、返済回数を残して退職をしました。
退職時点
支払回数 92回/108回
残金 159,756円
返済108回を基に残金が出ており、その残金を返金するように求めたのですが、
一括で返金する場合は利息は払う必要がなくなるのでしょうか?
社員からは92万返済したのだから、残りは8万ではないのかと問い合わせがありました。
ご教示頂きます様お願いいたします。
投稿日:2015/09/29 17:46 ID:QA-0063727
- かながわさん
- 神奈川県/保安・警備・清掃(企業規模 301~500人)
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プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂きまして有難うございます。
ご相談の件ですが、当然ながら退職されても文面のような金銭貸借契約は有効ですし、契約内容に基づく債務は残ります。
従いまして、一括返済される場合でも特約が無ければ完済日まで日割にて年2パーセントで計算された利息支払の請求が可能です。まして、「92万返済したのだから、残りは8万ではないのか」といった無利息を求めるかのような主張は全く通りません。
投稿日:2015/09/30 12:20 ID:QA-0063740
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2015/10/22 07:58 ID:QA-0063941大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
金銭消費貸借契約書に利息の取扱いは・・?
貸付に際しては、 金銭消費貸借契約書を締結されているものと思います。 貸付元本残 (148,148円) はハッキリしていますが、 期中一括返済の場合の利息の取扱いが分りませんので、 如何とも言えません。 明確な定めがあれば、 解釈で揉めることはないと思いますが・・・。 住宅ローンなど長期商品は、 金利収入が命ですから、 繰上げ返済でも、 予定収益の一定部分の支払いを要求される場合があります。 今回のご質問は、 営業的事案ではありませんが、 繰上げ返済時の取扱いも定めておくべきだと思います。
投稿日:2015/09/30 21:40 ID:QA-0063760
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2015/10/22 07:58 ID:QA-0063942大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
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