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無断欠勤社員の退職願について

標題の件につきまして、お伺い致したく、投稿致しました。
８月中旬より無断欠勤しているパート社員がおり、会社の対応として数次にわたり本人への電話連絡および出勤督促の通知を郵送（配達証明付郵便）にて行った結果、無断欠勤５日目に本人の所在が判明致しました。翌日身元保証人（雇用契約締結時に契約書に記載されている身元保証人です）の代筆にて退職願が提出されました。身元保証人いわく、本人了承のうえで退職願を代筆し提出したとの事ですが、この退職願は有効なのか（本人の退職意志として受理してよいか）、その他今回の退職手続きに関して留意すべき点があればご指摘頂きたく、お願い申し上げます。なお無断欠勤していたパート社員は未成年で、現在も出勤しておらず実家で親と同居しております。親も退職手続き（退職願の提出・会社貸与物の返却など）に関しては身元保証人に一任している状況です。

投稿日：2007/09/03 10:37　ID：QA-0009570

人事管理

*****さん: 東京都／販売・小売（企業規模 10001人以上）

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2件

プロフェッショナルからの回答

服部　康一: 服部賃金労務サポートオフィス代表

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お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

未成年者の労働契約解除、つまり退職につきましては、労働契約が本人の不利益になる場合にのみ親権者や後見人による契約解除が認められています。

本件の場合ですと、労働契約自体が本人の不利益になるとはいえませんので、未成年者本人による退職届の提出を求めるべきといえます。

本人の所在も確認されているわけですから、まずは本人と直接と話をして退職の意思をきちんと確認し、その上で出社が難しいようであれば郵送等で退職届を提出してもらうように依頼する事で対処すればよいでしょう。

投稿日：2007/09/03 11:32　ID：QA-0009573

相談者より

投稿日：2007/09/03 11:32　ID：QA-0033826大変参考になった

回答が参考になった 0件

プロフェッショナルからの回答

川勝　民雄: 川勝研究所　代表者

未成年者の法律行為

■身元保証人は「身元保証に関する法律」に定められているように、保証を取る目的として、労働者が、もし会社に損害を与えた時にその賠償責任を問うものです。また、その人物自体の身元を確認する目的もあります。然し、未成年者の法律行為を代理することはできません。
■雇用契約の解消という法律行為は、法定代理人（通常は親権者、いない場合には未成年後見人）だけが行うことができます。今回のご相談では、本人は「実家で親と同居」しているとのことなので、親権者としての両親による退職依頼行為が必要です。身元保証人は代理ではなく、単なる仲介人（メッセンジャー）としての役割にとどめておくべきです。

投稿日：2007/09/03 12:31　ID：QA-0009575

相談者より

投稿日：2007/09/03 12:31　ID：QA-0033827大変参考になった

回答が参考になった 0件

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回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。

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