退職後に本人が負担する保険料等
お世話になっております。
どのカテに該当するか不明でしたので「その他」にさせていただきました。
私傷病の療養が長引き、本人了承の上で一旦退職する形をとる方向で話し合いをしています。
その際、健康保険や厚生年金等本人の負担する保険料を最小限に抑えるにはどの方法が最適か悩んでおります。また、退職後の私傷病手当金の申請方法などご指導下さいますと助かります。
①退職後の健康保険加入は配偶者(妻)の扶養になるのがベストと思われますが、もし130万以上の見込みがあり扶養に入れなかった場合、国民健康保険、国民年金となるのが通常でしょうか?よく聞く「国保」とは国民健康保険と国民年金保険を合わせた金額を言うのですか?(自分で加入した経験が無いので、しくみがよくわかっていません)それとも健康保険は任意継続、年金は国民年金とした方が支払う保険料は低くなりますか?また、見込み年収は手当金や雇用保険も含まれますか?
②私傷病手当金の申請ですが、今現在は被保険者本人として請求しております。
退職して配偶者の扶養になったとしたら被保険者の家族として申請するのでしょうか?
それとも、本人として継続申請することになりますか?
③雇用保険ですが、私傷病手当金を申請中は雇用保険の支給がストップするとも聞きましたが、本当でしょうか?また離職するにあたって気を付けなければいけないことはありますか?
よろしくお願いいたします。
投稿日:2019/09/09 11:05 ID:QA-0086722
- ポヨポヨさん
- 北海道/その他業種(企業規模 11~30人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、①につきましては、国民健康保険を略して国保と言われる事が多いですが、通常自営業者等は国保と国民年金の双方にセットで加入することになります。但し、会社を退職の際ですと、健康保険については任意継続とされる方が一般的には保険料負担も低くなる可能性が高いですし、これまでと変わらない給付内容を受ける事が出来ますので有利になる傾向にあるといえるでしょう。また、見込み年収には傷病手当金や雇用保険の給付金等も含まれます。
②につきましては、被保険者の退職日までに継続して1年以上の被保険者期間 があり、かつ資格喪失時に傷病手当金を受けているかまたは受ける条件を満たしていれば本人が継続して申請し受給される事が可能です。
③につきましては、傷病手当金を受給中は労務不能ですので、失業の認定はなされず雇用保険の基本手当を受給する事は出来ませんし、雇用保険の傷病手当についても受給は認められません。つまり、離職の際雇用保険から手当を受給される為には、実際に求職が可能な健康状態にある事が必要ですので、この点に注意が必要です。
その他手続の詳細に関しましては、所轄の年金事務所及びハローワークにご確認されるとよいでしょう。
投稿日:2019/09/10 23:19 ID:QA-0086765
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2019/09/11 10:01 ID:QA-0086776大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
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