無期転換について(パートタイマー)
無期パートについてお尋ねいたします。
わが社では、無期転換になったパートタイマーについては、65歳定年を設けることにしたいと思っておりますが、他方、清掃業務を請負う従業員については、「特業パートタイマー(無期)」にして、70歳定年にしたいと思っています。その理由としましては、特に清掃業務については、募集をかけても応募が難しい状況であり、雇用の確保の観点から現従業員の雇用延長を考えております。
なお、運用にあたり2種のパートタイマーの位置づけを会社で明確にしたいと思います。つきましては、同じ会社で、このようなパートタイマーを存在させることについて問題はありませんでしょうか。それとも同じ労働条件にする必要があるのでしょうか。
ご教示のほど宜しくお願いいたします。
以 上
投稿日:2017/11/01 10:46 ID:QA-0073235
- りんごのおいしい季節さん
- 神奈川県/電気・ガス・水道・エネルギー(企業規模 101~300人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、職種がはっきり異なっている場合ですと、個別に労働条件を設定することが可能です。
従いまして、定年の有無・到達年齢が異なって設定されていても特に差し支えはございません。
投稿日:2017/11/01 11:09 ID:QA-0073237
相談者より
早速、ご回答賜わり、ありがとうございました。
投稿日:2017/11/01 11:38 ID:QA-0073240大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
パート種別の考え方
同じ社員でも営業と事務の給与体系が違うように、パートも内容・条件で当然待遇は異なります。
事務作業、IT操作、清掃、運転など、明確に異なる業務が随時あてがわれたりするような(通常考えられませんが)ことでもない限り、職務が違えば労働条件も異なるのが普通です。
投稿日:2017/11/01 12:02 ID:QA-0073243
相談者より
返信が遅くなり恐縮でございます。
理解できました。
明快な回答ありがとうございました。
投稿日:2017/11/06 08:31 ID:QA-0073289大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
「第二次定年」なる副次制度を導入しても、法的問題は生じない
▼ 定年とは、「労働者が一定の年齢に達したことを退職の理由とする制度」(厚労省)と定義されていますので、無期転換のみを事由として、個人別に定年を設ける訳にはいきません。
▼ 然し、求められる労働力の多様性、長期化へ対応する為には、従来のガチンコ制度に拘らず、特定職種に関する「第二次定年」なる副次制度を導入しても、法的問題は生じないと思います。尚、原則として転換直前の有期労働契約と同一条件でOKです。
投稿日:2017/11/01 12:21 ID:QA-0073244
相談者より
返信が遅くなり恐縮でございます。
回答ありがとうございました。
投稿日:2017/11/06 08:34 ID:QA-0073290大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
障害者の雇用 障害者を雇用する際の留意点を教え... [2006/12/05]
-
定年再雇用の勤務時間について [2015/02/02]
-
再雇用後の退職金水準について 統計データがあるかどうか分かりま... [2006/02/24]
-
外国人労働者の雇用について 外国人の方を雇い入れる際の注意事... [2005/08/23]
-
再雇用者の無期転換 いつも利用させていただいておりま... [2016/01/05]
-
雇用契約の更新について 2009年3月1日から2009年... [2009/09/11]
-
再雇用者の契約打ち切りについて 弊社では、雇用延長でなく再雇用の... [2008/06/23]
-
パートタイマーの雇用契約期間に関して② 以下のようなパートタイマー規程を... [2010/10/05]
-
定年延長、再雇用制度 今後の展望について [2004/12/03]
-
65歳超の雇用期間について このたび66歳の方を正社員で雇用... [2017/05/26]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
業務の週報
週次で業務を報告するためのテンプレートです。