定期昇給について
お世話になっております。
定期昇給について、ご教示お願いします。
定期昇給とは、以下の3つの昇給に分類されると思います。
1.自動昇給
2.考課昇給
3.昇格昇進昇給
最近、「定期昇給の廃止」と耳にしますが、
すべて廃止した場合が「定期昇給の廃止」でしょうか、
それとも、上記3つのいずれか1つ廃止された場合でも
「定期昇給の廃止」と言われているのでしょうか?
また、最近の定期昇給有無の状況について、
上記の「定期昇給の廃止」を踏まえ、
世間動向をご教示いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
投稿日:2021/05/25 15:34 ID:QA-0103833
- たけさんさん
- 静岡県/その他メーカー(企業規模 501~1000人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
自動昇給を廃止した企業が定期昇給廃止と言っているケースが多いです
はじめまして。
人事評価総研㈱の田畑と申します。
年齢や勤続による自動昇給を止めて、人事評価に応じて昇給させることを定期昇給廃止などと言う企業が多いようです。
考課や昇格昇進の昇給もない企業は、日本の労働市場では運用は難しいと考えます。
職務給や役割給など、仕事や責任に応じて給与を固定する方法もありますが、
労働者は転職しなければ賃金アップが望めないことになる等、
運用面の課題が大きいためです。
ご参考になれば幸いです。
投稿日:2021/05/25 19:04 ID:QA-0103837
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
評価軸のシフト
▼所謂、「定昇」と言われているのは、年齢や勤続年数を基準として行う昇給方法、つまり、「仲良しクラブ」の様なものでした。物を言うのは、稼ぐ能力ではなく、単にエスカレーターに乗っている期間の長短でした。
▼これでは、能力、業績貢献といった会社成長のダイナミズムは育ちません。そこで、成果・業績を評価軸とする能力主義へのシフトが始まったのです。
▼つまり、評価が、「勤続の永い人」から「会社により多くの利益を及ぼす人」にという考え方に大きく舵を切り、能力と給料の不整合を縮小しつつあるということです。
投稿日:2021/05/25 20:05 ID:QA-0103839
相談者より
早々のご回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
投稿日:2021/05/26 11:22 ID:QA-0103866参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、文面に挙げられた昇給内容につきましては、法令上定義づけられた用語ではございません。従いまして、定期昇給の廃止につきましても挙げられた3つの分類と直接関係付けられるものではございません。
その上で申し上げますと、一般的な意味での定期昇給とは、文字通り毎年特定の時期に昇給が決定する方法を指すものといえますので、1,2,3の内容有無に関わらず、そうした特定の時期に必ず昇給するといった措置を止める事が定期昇給の廃止に当たるものといえます。
尚、定期昇給の廃止につきましては以前から成果主義賃金の導入と相俟って指摘されてはいますが、現状では未だ何らかの定期昇給を行っている会社も多いものといえます。いずれにしましても、各会社が個別の事情を考慮された上で自社に最適と思われる賃金制度を整備されていくべきといえるでしょう。
投稿日:2021/05/25 23:06 ID:QA-0103845
相談者より
早々のご回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
投稿日:2021/05/26 11:23 ID:QA-0103868参考になった
プロフェッショナルからの回答
考え方
一般名詞として使われる単語ですので、解釈はそれぞれ自由です。
一般論としては1.ではないかと思います。2.と3.は「定期」ではないはずなので。
時代すう勢は、明らかに年功序列の廃止、定昇廃止です。
単に在籍年数が多いことと会社への生産性貢献は比例しないことが明らかであり、逆に有能者と無能者を同一に近い待遇にすれば逆に不平等であることなど、定昇のメリットがないと思われているからです。
公務員のような、決算や年度成果が求められないなど、特別な企業環境によっては、競争を無くすために定昇を維持する例もあるのかも知れません。
投稿日:2021/05/26 09:58 ID:QA-0103856
相談者より
早々のご回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
投稿日:2021/05/26 11:25 ID:QA-0103869参考になった
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
ご認識のとおり定期昇給といっても広義な場合と狭義の意味の場合があります。
最近、報道がされているのは、1.自動昇給の廃止といった意味で使用しています。例えば、年齢や勤続年数です。
1.自動昇給から2.考課昇給や3.昇格昇進昇給の要素を強くした流れとなっています。
投稿日:2021/05/26 13:44 ID:QA-0103877
相談者より
ご回答ありがとうございました。
参考にさせて頂きます。
投稿日:2021/05/27 07:14 ID:QA-0103888参考になった
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