職位組織と職種組織の混同で混乱する医療現場
通常、病院(医療業)の経営・運営組織のあり方に多くの疑問を持っています。人の命を預かる医療を業としており、多職種の集合体で、中でも業務そのものが法律で業務制限されているものが多く存在します。しかも業務の発生は医行為と言う医師にしか与えられていない行為からスタートします。従って、日々の主業務は医行為であるため、常に医師が頂点に立ち、そこから仕事の発生が生じる形態は現実問題として変わることはありません。
しかし、病院と言え責任の所在は明確な経営・運営組織(図)が存在します。しかしながら、多くの病院での日々の実態は、医療行為以外の全てと言える広い範囲まで、医師(経営者医師はもちろん新入職医師も同様)が医行為以外でもトップである運用がされ、利害の多い業者関係はもちろん、職場周囲のほとんどが、何事も医師優先を容認して過ごす環境が当然のような時代が長く続いている為、本来の一般企業的な人事管理手法が全くといっていいほど通用しない世界だと痛感しております。また仕事の対象(患者)者がどうしても弱者になりますので、患者さんも医師の影響を大きく受けます。職位組織が敷かれていながら、現実は重要性の高い全てのことが職種組織でしか動かないため、管理職機能も形骸化しているのが、多くの病院の現実ではないでしょうか・・・職位組織を機能させる効果的な手法をアドバイスいただけると嬉しく思います。よろしくお願いいたします。
投稿日:2005/12/07 17:58 ID:QA-0002999
- *****さん
- 兵庫県/医療・福祉関連(企業規模 51~100人)
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