厚生年金保険料の負担について
いつも参考にさせていただいております。
お聞きしたいのは、厚生年金保険料の従業員と事業主の負担についてです。
今般、弊社では、福利厚生の一環として、厚生年金保険料を事業主が多めに負担することを考えています。
例えば、個人1万円+事業主1万円=納付2万円のところ、個人8千円+事業主1万2千円=納付2万円という具合です。
お聞きしたいのは、
①こうしたことは、法的に許されるのでしょうか?(健康保険料では可能と聞いています)
②許されないとしたら、「多めに負担する」という考え自体おかしいことなのでしょうか?
③法的には許されないが、おかしいことではないとすれば、どういう方法をとられているのでしょうか?
よろしくお願いします。
投稿日:2010/10/06 12:26 ID:QA-0023279
- *****さん
- 京都府/化学(企業規模 501~1000人)
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プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
回答いたします。
毎回ご利用いただきありがとうございます。
ご質問の厚生年金保険料の負担について回答いたします。
保険料は折半という企業が多いと思いますが、事業主の負担を多くする事に関しては問題ありません。
結果として社員の負担が軽減されますので個人に不利益にならないのであればOKです。福利厚生の一環として実施されるのは社員にとっては歓迎すべき事と思います。
投稿日:2010/10/06 13:49 ID:QA-0023282
相談者より
投稿日:2010/10/06 13:49 ID:QA-0041386参考になった
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
社会保険料につきまして、事業主負担を多めにする事自体は労働者にとっても利益となりますので問題ございません。
但し、そうした負担分に関しましては法令上賃金とみなされますので、他の給与・手当等と同様の取り扱いをしなければならない点に注意が必要です。
投稿日:2010/10/06 22:22 ID:QA-0023289
相談者より
投稿日:2010/10/06 22:22 ID:QA-0041387参考になった
プロフェッショナルからの回答
- この回答者の情報は非公開になりました
福利厚生
法的には当人への課税の問題にご留意いただければと存じますが、社保の会社負担については、一般的に社員の意識と知識は十分ではありません。
社保や税金を会社が全額負担してくれている、というような誤解をしている者も見かけますので、御社の福利厚生政策として取り組まれる場合、「人知れず会社が負担している」となってしまっては、あまり意味がないと思います。導入するのであれば、社員のモチベーション向上になるような意識付け、教育など並行されると良いのではと感じました。
投稿日:2010/10/06 22:35 ID:QA-0023291
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
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