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出向負担金における無償ストックオプション買取権の扱いについて

弊社の株主の一つである企業から出向者を受け入れたいという調整をしており、弊社は出向先として、出向元と出向契約を結び、労務費の対価（社保含む）を全額負担する予定です。
その調整の中で、当該企業（出向元会社）が当該社員と約定している無償ストックオプション買取権分（上場出来た場合かつ自己都合で退職しない場合、勤務一年につき〇〇株購入可能／一株一円）に関しても、出向期間に該当する相当金額に関しても、上記労働の対価に含まれることから、その想定額も負担してほしいとのことです。
本件は出向元が本人に支払う労務費以上の金額を当社が負担することに違和感があるのですが、法令等の観点から、ご意見を頂戴出来ないでしょうか？

投稿日：2024/07/29 10:56　ID：QA-0141597

報酬・賃金

HrTKSさん: 東京都／農林・水産・鉱業（企業規模 6～10人）

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プロフェッショナル・人事会員からの回答

全回答2件

プロフェッショナルからの回答

服部　康一: 服部賃金労務サポートオフィス代表

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お答えいたします

ご利用頂き有難うございます。

ご相談の件ですが、こうした出向契約の際の費用負担に関しましては、人事労務の観点からしますと法的な定めはございませんので、当事者が協議し合意の上で決められるべき問題といえます。

その上で申し上げるとすれば、ストックオプションの買取権については御社業務に関係するものではございませんので、法的義務まではないとはいえ出向元が費用負担されるのが当然の措置といえるでしょう。

何故敢えて御社に負担を求められるのかは理解し難い処ですので、その辺は負担の理由も含めて出向元の担当者と協議され決められるべきといえるでしょう。

投稿日：2024/07/30 18:04　ID：QA-0141640

相談者より

ご回答ありがとうございました。法規上の論点では会社間協議によるということではありつつ、未来かつ実際に発生していないもの、直接的には労務の対価ではないものに出向負担金としてお支払いすることに合理性を感じませんが、出向元と当該社員の間においては、未来へのインセンティブとして合意しているものであるという点は一部納得せざるを得ないと考えて、再度交渉いたします。

投稿日：2024/07/30 19:18　ID：QA-0141646大変参考になった

回答が参考になった 0件

プロフェッショナルからの回答

増沢　隆太: 株式会社RMロンドンパートナーズ　人事・経営コンサルタント

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対応

あくまで貴社の方針による出向受入なので、条件含めて貴社の希望とのすり合わせになります。
一般的にストックオプションの発生するような執行役員など上位職であれば、その方の生産性など、想定できる収益などで判断するのではないでしょうか。
いずれにしても法的な問題より、出向者の希望と貴社の対価コスト計算で判断でしょう。

投稿日：2024/07/30 22:55　ID：QA-0141654

相談者より

レス遅くなってしまってすいません。ありがとうございました！

投稿日：2024/08/20 11:23　ID：QA-0142273大変参考になった

回答が参考になった 0件

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