賃金交渉の基準資料について
当社の決算は6月となっており人事異動その他は7月1日に発令していますが、賃金改定の労使交渉は3月に行っています。
賃金を決める基準としましては、会社の業績推移、見通し、現在の賃金レベル、過去からの交渉実績、物価、世間水準、同業他社水準などがありますが、労使交渉をできる限り円滑に進めるため、物価、世間水準に関してはできる限り労使が納得できる共通のデーターを使えないものかと考えております。推奨すべき資料がございましたらご教授願います。またこれ以外に基準を決める要素として加えた方がよいものがありましたら合わせて教えていただけますでしょうか。
投稿日:2023/03/16 02:43 ID:QA-0125009
- goto1982さん
- 愛知県/電機
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
毎年8月に、厚生労働省で、一般労働者の賃金水準を発表しています。
賃金構造基本統計調査からのものと、ハローワーク求人賃金からの2種類発表しています。
職種別、経験年数別等で出していますので、参考値となります。
投稿日:2023/03/16 17:41 ID:QA-0125029
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、やはり公的な資料であれば信憑性が高いですので、物価であれば総務省が公表する消費者物価指数、賃金の世間水準であれば厚生労働省が公表する賃金構造基本統計調査が挙げられるでしょう。
但し、大手企業と労組間での交渉に依らない個別の賃金交渉に関しましては、個々の会社の事情を踏まえた上でなされるべきですので、外部資料につきましてはあくまで参考程度と考えられるべきといえます。
投稿日:2023/03/16 23:24 ID:QA-0125042
プロフェッショナルからの回答
対応
貴社条件が相対的に高い場合は有効ですが、その逆の場合、他社他業界、産業界全体的などの数値は逆効果になり得ます。例えば金融業界と飲食業界では、比較する意味がありません。
むしろ同業界のデータなどを加盟している業界団体などから得た方が現実的かと思います。さらに、地域差も極めて大きく作用しますので、一番わかりやすい資料は業界団体の自社地域データとなります。
投稿日:2023/03/17 12:16 ID:QA-0125072
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
お気軽にご相談ください。
人事・労務のプロフェッショナルが親切・丁寧にお答えします。
関連する書式・テンプレート
人事担当者が使う主要賃金関連データ
人事担当者が使う主要賃金関連データのリストです。
賃金制度や賃金テーブルの策定や見直しの際は、社会全体の賃金相場を把握し、反映することが不可欠です。
ここでは知っておくべき各省庁や団体が発表してる賃金調査をまとめました。
人事異動社内通知(見本2)
社内向けに人事異動のあった社員を一覧で知らせる通知です。
関連する資料
賃金プロット図
従業員の賃金をプロットして、自社の賃金バランスを把握するためのツールです。
一度、活用いただき、賃金の改善にお役立てください。