人事担当者412人に聞く
人事の問題への対応、課題、求められる能力に関するアンケート
会社が直面している人事課題
「従業員のモチベーション向上」が49.8%と、最も高い
今回の調査で人事担当者自身に直面している人事課題(複数回答)で聞いたところ[図表2]、最も高かったのは「従業員 のモチベーション向上」で49.8%となりました。以下、30%以上の割合を示した項目をみると、「優秀な人材の確保・定着」47.8%、「従業員の能力 開発・キャリア開発」36.9%、「従業員のメンタルヘルス対策」32.8%、「管理職層のマネジメント力の向上」32.5%の順となっています。
全体的に賃金や評価といった制度設計というよりも、人材の確保・育成・働き方といった面の課題が高いことが分かります。
規模別にみると、300~999人と300人未満では項目に変動はあるものの、全体の傾向とほぼ変わらない項目が上位を占めていますが、1,000 人以上の場合は、「グローバル人材の登用・育成」32.8%、「仕事と家庭の両立支援(ワーク・ライフ・バランス)」29.6%、「女性の活用」 28.0%が他の規模よりも高い割合を示しています。
人事の専門メディアやシンクタンクが発表した調査・研究の中から、いま人事として知っておきたい情報をピックアップしました。