出張の中日にあたる日の手当支給について
当社では社員が宿泊を伴う出張をする際、
1日あたり数千円の出張手当を支給しております。
今度、社員の者が下記のスケジュールで出張することとなりました。
土曜日 移動、午後から勤務
日曜日 休み(現地に滞在)
月曜日 朝7時頃から現地にて終日勤務
出張先が遠方のため、月曜の朝に移動が困難な場合、
日曜日の手当は発生させる必要がありますでしょうか。
終日勤務していないため発生しないものと考えておりますが、
海外出張の場合は、移動のみでも手当を支払うことがあるため
判断できずにおります。
ご回答いただきたく、よろしくお願いいたします。
投稿日:2019/06/18 12:24 ID:QA-0085129
- 館林さん
- 東京都/情報処理・ソフトウェア(企業規模 101~300人)
この相談に関連するQ&A
プロフェッショナル・人事会員からの回答
プロフェッショナルからの回答
お答えいたします
ご利用頂き有難うございます。
ご相談の件ですが、休日である以上手当の支給義務までは発生しないものといえるでしょう。
但し、当日に移動の負担が実際に発生するという事も考慮され、数千円程度の日当であれば任意で支給される取扱いが望ましいものと考えられます。
投稿日:2019/06/18 13:53 ID:QA-0085132
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2019/06/20 08:29 ID:QA-0085176大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
- 川勝 民雄
- 川勝研究所 代表者
休日には移動の有無に関わらず、勤務はしなかったとものと見做す
▼出張中は、正確労働態様、時間の把握が困難なため、所定労働時間勤務したものとして処理します。
▼ご説明では、もう一つ、事態が把握し兼ねますが、日曜日(休日)には移動の有無に関わらず、勤務はしなかったとものとします。
▼因みに、「数千円の出張手当」というのは、社会通念に照らし可なり高額ですが、この手当は、何に対して支給されるものでしょうか。
▼出張手当は出張日当と言われることが多く、一見、給与所得と思われている場合も見受けられますが、本質は、国税庁公認で、出張に伴う小口雑費を、領収書不要の看做し実費として定額支給するものです。
▼通常、¥1,500 ~ ¥3,000 程度(役員以外)の定額支給になっていますが、本質は、給与所得ではなく、旅費交通費なので、源徴の対象とはなりません。
▼勿論、その性格上、常識を超えた高額日当は、賃金と見做され課税対象になる可能性があります。因みに、税務署職員を含む国家公務員(一般職~総理大臣)に対する日当は、¥1,700 ~ ¥3,800となっています。
投稿日:2019/06/18 14:22 ID:QA-0085135
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2019/06/20 08:29 ID:QA-0085177大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
ご質問の件
出張の日当については、細かく規定しておく必要があります。
完全休日の場合には、日当は支給しないケースや、半額支給するケース、全額支給する3つのケースがあり、それは会社の出張の事情により、決めておくことになります。
移動のみについても同様です。
また、1泊いくらとするケースもあります。
投稿日:2019/06/18 16:18 ID:QA-0085141
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2019/06/20 08:29 ID:QA-0085178大変参考になった
プロフェッショナルからの回答
取り決め
貴社が任意で決めることになり、必ず支給するものではありません。
ただ仕事のために週末を潰されるのですから、日当を支給する会社は少なくないように感じます。
起こりえるケースですので、発生頻度や貴社の状況によって取り決めをしておくべきでしょう。
投稿日:2019/06/18 18:39 ID:QA-0085148
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2019/06/20 08:29 ID:QA-0085179大変参考になった
人事会員からの回答
- オフィスみらいさん
- 大阪府/その他業種
日曜日の手当を発生させるか否かは、あくまでも会社の自由判断でよろしいかと考えます。
ただし、1日現地に滞在するわけですから、社員の仕事に対するモチベーションを高めるという意味においても、何らかの手当の支給があってもいいのではないかという気もします。
これを機会に、このような日曜日を挟む遠方出張が、今後もあり得ることを想定して、就業規則を整備しておかれたらいいでしょう。
投稿日:2019/06/19 15:08 ID:QA-0085166
相談者より
ご回答ありがとうございました。
投稿日:2019/06/20 08:30 ID:QA-0085180大変参考になった
回答に記載されている情報は、念のため、各専門機関などでご確認の上、実践してください。
回答通りに実践して損害などを受けた場合も、『日本の人事部』事務局では一切の責任を負いません。
ご自身の責任により判断し、情報をご利用いただけますようお願いいたします。
問題が解決していない方はこちら
-
出張手当について 出張手当の一般的な金額と処理方法 [2019/03/22]
-
翌日に跨ぐ勤務時間について 基本的な質問になるかと思いますが... [2005/11/10]
-
固定残業手当について 固定残業制度を導入したく考えてお... [2014/05/26]
-
休日の短時間勤務について 当社では時間外勤務手当は135/... [2016/08/02]
-
出張手当か給与手当か 社内のあるグループが金曜日から月... [2018/04/10]
-
休日~平日に跨ぐ出勤 法定休日から平日にかけて出勤した... [2007/11/26]
-
自主的な残業については時間外手当を支払わなくて良いか 弊社の従業員は1日8時間×週5日... [2016/04/10]
-
資格手当は基準外手当? 現在、弊社では、公的資格手当の導... [2006/09/18]
-
深夜手当を別の手当で支払う場合について 弊社では、夜間(20:00~27... [2012/05/18]
-
法定外休日の勤務にかかる手当の名称について 何度かご相談させている障害者施設... [2018/07/19]
お気軽にご利用ください。
社労士などの専門家がお答えします。
関連する書式・テンプレート
出張用旅行行程表
出張をする際に、その訪問先や交通手段、宿泊先をまとめる行程表です。
出張届
従業員が出張を希望する時、その可否を判断し、交通手段・宿泊先などを把握するための届出です。
家族(扶養)手当申請書
家族手当(扶養手当)は家族のいる従業員に企業が支給する手当です。従業員が提出する家族(扶養)手当申請書のテンプレートを紹介します。
出張規定
従業員の出張について、可否の判断、交通手段、旅費のルールを定めた規定例です。自社に合わせて編集してください。